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めでたくない誕生日なんか一生来ない

◯代になると誕生日なんてうれしくない、という風潮、◯に入る数字は人それぞれかと思いますが、女性だと30を入れる人が多そうですね。

というかコレ、よく考えたらそもそも男性の言葉としてあまり聞きませんね。女は若いほうがいい、という長く長く日本人に刷り込まれた価値観からでしょうか。

会社の同僚の女性で頑なに年齢を教えてくれない人がいました。わたしより少し上かな、という方でしたが、いつもヒールを履いてふんわりしたスカート、パンツは履きませんがスタイルが悪いわけではなく、中年太りなんてことはありません。髪はいつもきちんとアイロンで巻いて、綺麗な方でした。

でも少し顔と雰囲気にギャップがあると感じていたのはわたしだけではなかったようで、彼女と同じ部署だったわたしに「あの人いくつなの?」と他部署の人から聞かれた回数は割と多かったです。


まあ、わたしも女は若いほうがいいなと思うこともあります。でも男も若いほうがいいなと思うこともあります。

でも若く見られたいとも思わず、若く見られたとてわたしが44年生きてきたことはひとつも減らないし、むしろ減らしたくない。


健康で100歳まで生きたら誕生日をあんなに盛大に、下手したら知らない市長とかからもお言葉を頂戴したりするのに

そりゃそこまで生きる人が多くないから貴重ということでしょうが、そこに向かう途中の年だって毎年貴重ではないのかなぁ。

いま生きていること、どれだけ素晴らしいことでしょうか。

誕生日おめでとうの言葉をいつまでも素直にありがとうと言えるひとでいたいと思うのでした。


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