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75年生まれ やまだ・はなこ

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40代。日本に生きる女の日々。雑多な暮らしを書くだけのものです。 ※タイトルは何かをオマージュしておりますがそういうものではありません
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#40代

結婚する理由としない理由

職場にいる50代くらいの女性が官公庁でやっている婚活サービスのボランティアをしていると話していた。 あまり親しくはないけれど、たまたま職場の飲み会で近くに座りその話を耳にした。具体的にはマッチングした男女のお顔合わせの最初に同席するということだった。 わたしは個人的になぜそのボランティアを始めたのかが気になりいろいろ聞いた。 するとその人はわたしに 「興味ある? 登録してみたら?」 と言った。 登録は断ったが、その女性はわたしにパートナーの有無も聞かずにそれを言ったのである

「ママに見えない」と言われてうれしいって言う人が考えている"ママ"ってどんな"ママ"なのかなって話

某ファッション誌のコピーで数年前話題になったのが "ママに見えない"が最高の褒め言葉♡ まあこの話題なんて今さらなんですが、先ほどつけっぱなしのテレビを見ていたら街頭インタビューに出ていた綺麗な女性を見てスタジオの方が 「お子さんがいるとは思えない」 「ママとは驚き」 のコメントを連呼していたので、思い出したのでした。 ママに見えない、という言葉の裏には、明確な"ママ"像が隠れているわけで、ママに見えない、が褒め言葉として用いられているとしたら、その人たちが想像す

40代未婚でブライダルチェックを受けたいと話したら…

無知を晒してお恥ずかしい限りなのですが、不妊治療補助金に年齢制限があるのを数年前に知りました。 それは自身がその年齢、42歳になる一年ほど前でした。いまのパートナーとお付き合いを始めたのは40歳。彼はわたしの6つ上です。彼も子供に関して前向きな発言をしていました。 そこでふと、妊娠できるのか?と不安になりました。毎月、生理はそれなりに来ています。でも把握しているのは生理日くらいで基礎体温はもう何年もつけていませんでした。 付き合って半年が経った頃、することはしているにも

女は常に人体実験をしているようなもの

血液クレンジングの話が話題になりました。ステマかどうかはさておき、わたしは常々、女は効くかどうかは分からなくてもいろんなことを試す、小さな人体実験を延々としているようなもんだなぁ、と思っていました。女は、というのは語弊があるかもしれません、自分自身が、ですね。 まあ人体実験といっても小さなことです。Aのメイク下地が人気と言えば試し、Bのチークが良いと聞けば試し…いろんなものを日々試しています。 もちろん時には肌荒れすることもあります。傷つきながらも実験をやめないのです。な