英語に劣等感不要!そこそこ話せれば十分。グローバルな仕事できます!

大学で帰国子女がネイティブ並みに話したり、英語学校で日本人の先生が流暢な英語を話したりすると、いつになったら英語で仕事できるのだろうか、まだまだと感じている人が多いと思います。

私は数十年前ニューヨークの公立高校在籍時は、それなりに流暢で、語彙もあったかもしれません。その後、劣化が激しいです(涙)。しかしながら、ITコンサルタントとして様々なグローバルプロジェクトに参加してきました。今年も多くのインド人と仕事しました。何故か、英語コミュニケーションに全く問題ないとレッテルが貼られているからです。でも、最近は自分の英語は酷いな、恥ずかしいなと思ってます。

英語で仕事を進めるには、英語学校の先生やネイティブ並みの帰国子女のような英語力は全く不要です!!私が、実例です。それよりもコミュニケーション力やチームで仕事を進める力が大事です。

数年前メガバンクのニューヨークの支店に出張で行きました。2つのチームで行き、私は一つのチームリーダー。もう一つのチームのリーダーも英語力は、私並みかそれ以上だったと思います。そして、彼は、詳しい論理的なプレゼン資料をすでに多く準備してました。

そして2つのチームがそれぞれ10~20名くらいのリアル参加者とテレカンでの数十名の参加者が集まる会議を日に数本開催していきました。私のチームは、皆が冗談をいって、笑いながら進んでいきました。ドーナツ食べながら、ホームパーティーのような感じです。一方のチームは、ある参加した方に言わせるとお葬式のようだった。参加者から相当厳しい指摘が相次いだと。

英語力は変わりません。資料という意味では彼のチームの方が立派でした。でも、何が違いを生んだか?それは、イッシューとシナリオが頭の中で描かれていなかったのと、人間関係つくり、つまり親しくなるための取り組みをしていなかったからと思います。加えて、詳しすぎた説明で、そもそも決めるべき要点が明らかでなかったからです。

でも、これらは英語力とは関係なく、ある意味、リーダーシップや仕事力かもしれません。

数年前、中東のオマーンに行きました。英語がそれほど得意でない(片言英語)友人の方がはるかにオマーンの大臣が証券取引所の会頭といった方々の心を惹きつけました。こういう人が、ビジネスを進められるのだろうと思います。

英語学校行ったりして英語がパーフェクトな先生や先輩を見て、自分はまだまだ、後何年かかるのだろうと不安に思ったり、劣等感を感じる必要はないんです。逆に、英語がパーフェクトでも、英語教育ではなく、専門的な仕事で英語を使ったことなければ、ただ英語ができるだけでビジネスを切り開き、進める力はないと思います。英語は単にツールです。

ですので何年も何年も英語を学ぶより、まずは、仕事で英語を使えば良いのです。そして、英語力よりも、チームで仕事を進めるには、英語力より遥かに身に着けるのが難解なリーダーシップやイッシューを見極める力が必要なことを後になって知ると思います。そんなことは、英語学校では学べません。それができる先生は殆どいません。海外のビジネススクールに行けば鍛えられるかもしれませんが。

今後、そうした領域も鍛えらるグローバルビジネスプロフェッショナル向けの講座、M3M English for Global Project Professionalsも提供しようと思ってます。

何年も英語を学んでからでなく、明日から仕事で使いましょう!!今、そうした仕事でないなら創りましょう!!

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