24年のOverWatch2競技シーンについて
こんにちは、マックスと申します。
このnoteでは24年のOW2競技シーンについて色々と書いていきます。
自分自身はあくまで視聴者であり選手経験も無いので、戦術的な話などをするわけではありません。
どちらかと言えば、OW2競技シーンがどのようになっていくのか、日本勢はどうなるのか?といった内容を書いていきます。
1.去年までの競技シーン
去年までのOW2競技シーンは公式リーグであるOWLが支配していました。
OWLではフランチャイズ制を採用しておりましたが、これによる(コロナ過で生まれた問題も含めた)制度上の問題に長年悩まされていました。
そしてついに開発運営を行う Blizzard Entertainment は去年、6年間続いたOWLの終了と新しいオープンな競技シーンの設立を発表しました。
2.競技シーンの変化と潮流の変化
OWの競技シーンでは韓国人選手の活躍が目覚ましく、アメリカ中心だったOWLにおいても国籍別で韓国人選手が高い割合(liquipediaのデータでは2023年のOWL出場選手の57%)を占め、OWで最も強いのは韓国という考えが主流でした。
しかし、競技シーンの変化に先立ち開催された国別対抗の公式大会OWWCにて、その認識は「大きく覆される」こととなります。
下馬評では韓国,中国,アメリカなどが優勝候補と言われ、特に韓国は大本命とされていました。
しかしその韓国代表が準決勝で中国代表に、3位決定戦でフィンランドに敗れ4位となってしまうという大波乱。
更に決勝では、優勝候補だった中国をダークホースのサウジアラビアが見事破り、下馬評を覆しての劇的な優勝を果たしたのでした。
そもそも、OWLが最も高いレベルの大会だと認識されており、優勝候補の3国はそのままOWL出場人数の上位3国でした。
だからこそ、フィンランドやサウジアラビアの活躍は視聴者に大きな衝撃を与えたのでした。
このように、今まで常識とされてた世界の勢力図は崩れ、競技構造の大改革の時期。OW2の競技シーンは今まさに全く新しいものに生まれ変わる「過渡期」なのです。
3.日本勢はどうなるのか
新しい大会形式で日本は、韓国,東南アジアと共にAsia地域として扱われ、この中から2チームが世界大会へと進みます。
したがって日本チームは韓国,東南アジアのチームたちと、この少ない2枠を争う事となります。
いくら世界の勢力図が変わろうと、韓国チームが手ごわい相手である事に変わりません。もちろん東南アジアにも強力なチームや選手がたくさんおり、日本にはかなり辛い戦いになるでしょう。
しかし、この不安定な変化の時こそ準備の絶好のチャンスとも言えます。
しっかり日本地域として地盤を固める事が将来の大きな結果に繋がるのではないでしょうか?
変化の全ての始まりとなるOWCS Stage1の配信は2/26(月)開始、以下3か所で視聴が可能です。
twitch.tv/wdgjapan
twitch.tv/playoverwatchjp
youtube.com/@OverwatchJP
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