DavinciResolveに感動した話
こんちは、まんじゅうです。
今回はふとした疑問を調べていた時に見つけた記事を
皆さんに共有したかったので書きます。
じゃあ、行こうか。
この記事を読んだ
上の記事を読んでみんなに共有したいなって思って
すぐに記事を書き始めました。
そもそもが、DavinciResolveというハリウッドでも使用実績のあるような
素晴らしい動画編集/カラーグレーディングソフトが
なぜ無料で使用できるんだろう?って思って調べていたら
この記事が出てきました。
記事の中で、DavinciResolveの開発元であるBlackMagicDesignのCEO
グラント・ペティのインタビューを見て
「この人、すごいな。考え方が素敵だな。」って思いました。
クリエイティブは自由であるべき
今のクリエイターやソフトウェアを利用するユーザーを取り巻く環境は、
Adobeを筆頭にしたサブスク型のビジネスモデルが多くなっていて
今ではMicrosoftのOfficeもサブスク型になり、買い切り型のソフトウェアは
少なくなっている。
今の多くの会社がビジネスのみを考えて経営されており、
数字だけを頼りに運用されている。
ペティCEOの考えでは、
ユーザーを数値化するためにコンピュータを使うことは、
コンピューターの最悪の使い方だと言う。
人は世界をより良い場所にするために、
知恵を絞ることができるし自分たちの仕事はそれを実現させることで、
昔のビジネスモデルはそれが一般的で、もっとエキサイティングだった。
それは確かに、今の社会としては正しいあり方なのかもしれないし
人によっては当たり前だと思う人が多数だと思う。
売上だけを追い求めて、より効率的なビジネスモデルを考案して
より多く集客できるようにする。
大きく売上を上げている企業は一目見るだけで
大きく成功しているとわかるから。
しかし、インタビューでペティCEOが語っているように
クラウド型のビジネスモデルは一番忠実なユーザーが
損をするようにできているということ。
僕的にも共感で、そのソフトウェアやサービスを使い続けようとする
必要がある限りずっとその企業に縛られて
お金を払い続けなければいけないし、お金を払うのをやめたら
そのソフトウェアは使えなくなって、古いプロジェクトやデータには
アクセスできなくなってしまう。
クリエイターはもっと自由であるべきだと言う考えのもと、
Davinciは無償で提供されている。
クリエイターの使うソフトウェアは基本的に高価格な傾向にある。
その流れに歯向かうように、無償で提供されている考え方として
ユーザーがクリエイティビティを開花させてお客さんを獲得し、
利益を獲得することができたら、ゆくゆくは同社の製品を
購入してもらうことで始めて利益を得ることができる。
ここで重要になるのは、サブスク型のビジネスモデルと違って
Davinciの開発元のBlackMagicDesignとDavinciのユーザーどちらにも
利益が生まれて、俗に言うWin-Winの状況になっていること。
Adobeの製品でも、利益を上げているユーザーがいるし
どちらも利益を上げているからWin-Winの状況じゃないか。と
反論がある人がいると思うが、ここで重要なのはサブスク型と買い切り型の
違いになってくる。Davinciは利益も何もない状況から無償で始められて、
利益が出たらDavinciに特化したキーボードなどを買ってみようとなるが、
Adobeは利益も何もない状況から始めるにはハードルが高くなってしまう。
無料体験などがあるが、たかだか1週間の期間しかない。
1週間という短い時間でソフトウェアのプロになれてしまうなら、
この世にアマチュアなんて言葉は存在しない。
ある程度慣れることや一通りのことができるようになる人はいるかも
しれないが、今の環境で最前線を走り続けるプロに真正面から対抗できる
クオリティの創作物を作れる人なんて一握りだと思う。
Davinciはそんな新規のクリエイターに優しいビジネスモデルになっていて、
それを実現しようとするブラックマジックデザインはすごいなって思った。
元々ハリウッドで使用されるぐらいには素晴らしいソフトだった
DavinciResolveだけど、もとから動画編集ソフトだったわけじゃなくて
はじめはカラーコレクションシステムだったという。
しかもLinuxにしか対応していないソフト。
それを、BlackMagicDesignが10年ほど前に買収したあとに
様々なOSに対応させて、動画編集機能やデジタル合成機能を組み込んで
今のソフトウェアになったという。
元々素晴らしかった機能は変えずに、それを活かせる方向性へ
ソフトウェアを改良させ、ビジネスモデルをユーザーへのメリットが
最大限になるようにする。
プロの現場で使用されているソフトでもあるので、
新しいユーザーはそのままプロの現場へと昇格できる。
そこで、ソフトウェアと対応するハードウェアや別の製品を買ってもらい
収入を得る。
ただひたすらに、クリエイターは自由であるべきという考え方に基づいて
ビジネスをしている感じがするBlackMagicDesignはすごいと改めて思う。
まとめ
なんかとっ散らかった感じがするけど、まぁ気にしないことにする。
現代のソフトウェア市場はサブスク型ばかりなので、少しでもいいから
DavinciResolveのようなビジネスモデルが増えてほしいと思うけど、
「まぁ、そんな簡単にはいかないんだろうな。」と思ってます。
しょうがないと思うけど。
それでも、新しいクリエイターが生まれやすい土壌を作るという
考えの上では、BlackMagicDesignのしているビジネスモデルは
一番正しいと思う。
だからこそ、ひたすらにユーザーから絞り取るサブスク型では無く
ユーザーと一緒に成長できるような形になって欲しいな。
今回の記事はまとまりが無かったのであんまり良くない感じだった。
こういう内容は基本的にブログの方に書こうかなと思ってるので、
noteのプロフィールから飛べるはずなので、よかったら見てってほしいです
じゃあ、またね。
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