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MSX2以降用ゲームソフト「ガキ殺り野郎(1993)」と「ガキ落ち野郎(1994)」のサントラを配信する2025年

 無料で全文読めます(少しだけ有料部分があるけどガキ殺り、ガキ落ちの話ではないので)、応援したくなったら買ってください。基本的に550円に設定してますが、月額マガジン198円加入も嬉しいです。

 OB PROJECT公式マガジン330Yen(値段ではなくマガジン名。でも名前の由来は値段)のTEXTは毎週月曜更新です。ブックマークしておいてね。

 ガキ殺り野郎は1993年、ガキ落ち野郎は1994年に発売したMSX2以降用ゲームで、ガキ落ち野郎は完成まで時間がかかってるので、最初に作った曲からアレンジし直してますが、最初に作ったのは下手したら学生時代じゃないのかな。覚えてないけどとりあえず10代。


最初に宣伝。商品リンク(読み飛ばしても大丈夫)

 今回、主要各ストアで配信したオリジナルサウンドトラック(以下OST)は30秒以下の曲を含め一部未収録なので、ガキ殺り野郎もガキ落ち野郎もおまけでボーナストラックを追加してます。リンクはbandcamp。2025年版サントラをどこでもいいならbandcampで買って欲しいです。Apple税とかAmazon税がないのと$7で販売してるので、他ストアの2,445円位より安いです。

ガキ殺り野郎 2025 OST

ガキ落ち野郎+まけスク 2025 OST

 OB PROJECT公式版OSTは全曲+リマスター版両方収録です。まけスクは-100円なので、ガキ落ち野郎単体で購入するより100円お得です(なのでリンクはさせてませんが公式ではガキ落ち野郎単体でも販売中)

MSX2用ゲームソフト「ガキとり野郎&ガキとり野郎Turbo オリジナルサウンドトラック」全62曲

MSX2用ゲームソフト「ガキとり野郎1」DL版+「ガキとり野郎&ガキとり野郎Turbo オリジナルサウンドトラック」全62曲

「ガキ落ち野郎」オリジナルサウンドトラック全34曲+「まけスク」オリジナルサウンドトラック全18曲

MSX2用(TurboR推奨)ゲームソフト「ガキ落ち野郎」DL版+MSX2用ディスクマガジン「まけスク」DL版+「ガキ落ち野郎」オリジナルサウンドトラック全34曲+「まけスク」オリジナルサウンドトラック全18曲

ガキ殺り野郎2 それいけ!!ガキ殺り選手権(1995)

 ガキ殺り野郎2のOSTもbandcamp専売で再販しました。ガキひき2も含め画像はどちらもbandcampリンクです。$6で他のアルバムより安いので買ってください。エンディングの曲はMSXで作ったゲーム曲では一番好き。MAIN 1は多分ナックルダスターの次くらいに良いと言ってくれる人が多い曲。MAIN 3みたいな従来作ってた曲と違い、幅広いロックを作ろうとし始めた頃の曲。ユーロビートっぽい曲があるのは「もうなんでもかんでもロックにするのはやめよう」と思ったからです。サンプラー環境ではハードコアテクノ作ってた頃なので。

 ガキひき野郎2 ブラックセレナーデ(1994)も同時発売で再販したので一応

 ガキひき2というか1994年は色々な曲を作ろうとし始めた頃で、技術が伴わずものすごく苦労した時代。1995年はナックルダスターの曲とかも作ってて、下半期は比較的今に近づいてます。オープニング2曲は様式美的なリフの曲で、後にもう少し作るようになるけど、初めて作ったのはこの曲。短い曲だけど。

 VS曲は今全く作らないタイプのロック(コードスケール)。今聴くとすっごい特徴的な気がする。最近までガキひき2の曲はガキ殺り2以上に恥ずかしくて聴けなかったけど、いざ受け入れてみると粗削りさも全て味だなって感じます。なんにせよ10代にしてはすごいんじゃないって今の自分が思ってるので。10代からすでに完成されてたすごい人たちと比較しても仕方ないからね。

ガキ殺り野郎とガキ落ち野郎

 どちらも2024年にリバイバルリリースしました。それらやゲーム自体については下記リンク参照。ガキ落ち野郎は単体で記事更新してなかったんだね。ガキ落ち野郎だけちょっとゲームについてもここで触れます。私が初めてゲームデザイン&企画したゲーム(学生時代一人で作ったゲームは除く)

ガキ殺り野郎 -GAKITORI YARO-

 2024年発売のリバイバルバージョンは「ガキとり野郎」表記です。

 度々言ってますが1993年発売。事実上の私のデビュー作。ガキ殺り野郎もガキ落ち野郎も無料で聞けるプラットフォームでも配信してますが、買って聞いてくれると嬉しいです。ここではYouTube Musicのリンク。YouTube Musicのトピックは配信したら自動で作られるので私が管理してるYouTubeチャンネルとは別です。

 当時ほとんど聞かなかったハードコアパンクやスラッシュメタルを題材にしたのは、他に作ってる人がいなかったから目立とう精神というだけでしたが、あまり詳しくないので1年持たずに苦戦するようになってました。なので初期曲の方が作ったことないだけあってネタが豊富でボロがでない曲が多かったです。

 当時ですでに市場規模は崩壊してたMSX界隈では色々な意味で異質だったので、技量とかも含め小さすぎる存在の割には人の記憶に残ってた作品だったと思います。

ガキ落ち野郎 -GAKIOCHI YARO-

 90年代前半は作るのはロックばかりだったけど、好きだったのは当時近所にあったジュリアナ東京(未成年は入場できないので架空の話です)。とにかく衝撃で。ロッテルダムパーティーはパンクロックだと思いました。しいてあげると中学生まで六本木に住んでたので、近所にあったMAHARAJA(未成年は入場できないので架空の話です)きっかけでユーロビートも好きでした。後にできたヴェルファーレは20歳すぎてから行ったけど、色々と違ってたので行かなくなりました。

 クラブ系ではハードテクノが好きになって、作るのはハードコアテクノとハードコアテクノとロックの融合(ミクスチャー)ばかり。

 ガキ落ち野郎の曲は前年に作った曲を作り直してます(稚拙だったのと一年でだいぶ進化した)が大半ですが、四つ打ちじゃないのは909KICKみたいなのが作れなかったからなのか、PSGドラムでのキックだと容量食うからダメだったのか、今となっては覚えてないけど、その四つ打ちじゃない感じが逆に味に感じます。今となっては。

OB PROJECTで初めてゲームデザインしたガキ落ち野郎

CM動画

 落ちゲーが好きで得意だったので「大連鎖を作る楽しさを追求してもいいし、次々消してクリア目指してもいい」というお手軽簡単がコンセプトのゲーム。

 ストーリーがあるのはこの頃の作品の共通で、ゲーム性が甘かったり技術的に高度なことができなかったのを補うために曲がたくさんあったりストーリーがあったりしました。

 ストーリーは基本的には私が考えてたと思いますが、プログラマー&デザイナーのhideくんが考えることも多かったです。当時の私の立ち位置は「企画、プロデューサー、音楽、シナリオ」だと思います。hideくんが「ゲームデザイン、グラフィックデザイン、プログラム、シナリオ」 

 なので、企画はするけど細かいゲーム性はhideくんが考えてた作品だらけだったけどガキ落ち野郎は結構細部まで私が作ってます。UIはどの作品も細かく指定してたけど、むしろそこしか覚えてないという。

 リバイバル作はOB PROJECT公式ストアでディスクイメージ版で販売してますが、ディスクイメージはWebMSXで遊べます。サントラはMP3+ライナーノーツPDF

90年代の曲を2025年に配信する気持ち

 結構近年まで過去曲の未熟さが嫌で聴けてませんでしたが、数年前から受け入れることにして2025年から少しずつ過去曲を配信してます。なんか過去の荒削りすぎる曲を聴くのも慣れました。酷すぎるものはアルバムに収録しないけど、なるべく全曲収録するようにしてます。30秒未満だと配信できないからそういう曲は未収録だけど。

 古すぎる曲はbandcamp専売ですが、基本的には主要ストアで配信。

過去の曲が恥ずかしいという気持ちは好きと言ってくれる人に失礼なので捨てた

 ガキとり野郎は好きなからず曲が好きだと言ってくれる人が多い、代表作です。ガキ落ち野郎もそうかな。なのでこの2作以外も過去の自分の作品を否定するのはやめました。今にして思えば10代の割には独創的で結構すごいとも思えるし。独創性やオリジナリティ、個性の方が大事と今なら思えるので。綺麗さだの音楽的な面はお金で解決できちゃうし(アレンジャーとかプロデューサーとか演奏者とか)。

 そこらの石ころに稚拙さをバカにされたりもしてましたが、立場ある人たちが褒めてくれたり支援してくれたりする機会もたくさんあって。粗削りなデメリットなどより、独自性を評価してくれてたんだと思います。今ならわかる。

OB版サントラについて

 OB PROJECTでゲーム販売してる作品は全てサントラも販売してますが、ライナーノーツPDFをhideくんが編集してたり、収録曲数が全曲+リマスターだったりで私が配信してるアルバムとは別物です。

 曲の権利はhideくんに譲渡してるので好きに売っていいよっていうスタンスだったためサブスク配信してませんでしたが、OB版サントラ発売から1年近く経ったので、手軽に聞くためメトロメロスも含めサブスク配信を開始しました。各ストア配信版アルバムに関してはbandcamp版が一番安いはずなので、どこで買うか迷ったらbandcampで買ってください。

 ちなみにナックルダスターはbandcamp専売で未配信ですが、2025年当時と同じ環境で全曲リアレンジしてるので新曲が一番多いです。古すぎる作品は代表作以外配信しないことにしてたけど、やっぱり配信しようかな。

MASAKI ARITA名義

 今後もゲーム系は本名でリリースすると思いますが、ジャンル別に名義をわけてればよかったと今更思い始めてます。ジャンルで聴くサブスク時代に適さない気がするので。

 でも私自身を応援してくれてる方はどの名義の曲も買ってくれたりしてるので、感謝してます。ありがとうございます!

 冒頭でも述べてますが、この記事は全文無料で読めるけど有料記事です。OB PROJECTの活動を応援したくなったら記事を買ったりサブスク加入したりしてください。

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