追い求めてなかった「存在しない1980年代」
世代としては80年代後半世代になるんだろうけど、記憶という意味でも好きなものが多い世代としても、自覚あるのは90年代。
昔からマイコンが欲しかったし、こんにちは!マイコンに感化されて小学校1年生くらいの時に秋葉原に連れて行って貰って、のちに小学校2年生になった自分に父親富美男が買ってきたのはぴゅう太。日本語BASICは子供の自分には難解だったのでスクランブルや爆弾消すゲームとあともう一個の3つのゲームを遊ぶゲーム機でした。
その後、小学校4年まで従兄弟にパソコンを触らせて貰ったりなんかはしつつ、ファミリーベーシックでゲームを作ったのが最初。スプライトが使いやすかったんだかなんだか忘れたけど、カメがマリオを踏んづけるゲームを作ったのが最初。
ファミリーベーシック用のカセットレコーダーを買ったか借りたかしたので、説明書見ながらそういうワンアクションゲームみたいなのをいくつか作ってました。
こんにちは!マイコン2のスキスキスキーを移植したのもその頃。
小学校の時のプログラムはその程度。中学校2年生の時にMSX2を手に入れてからは曲を作ったりもしたけど、それまでは創作はオトッキーで曲を作るとか、鍵盤とラジカセ2台を駆使した作曲とかそのくらい。ファミコンディスクシステムのドレミッコというKONAMIの曲作るソフトも持ってたけどいまいち使いこなせず。
曲を作ったらMVを作ってインスタに投稿、を2016年からやってるので、その素材作りでJavaScript+HTML5を使ってたんだけど、たまにレトロゲームっぽいプログラムを作ったりしてて、実際はゲームとして機能してないものや、不完全なものも多いけど、遊べるゲームもあったりします。あくまで動画素材なので公開はほとんどしないけど。
PSGといういわゆるピコピコ音の3音だけでテクノを作ろうという実験をしてて、いま本気で最先端を目指してます。そのMVとして作ったレースゲームはゲームとして遊べます。そのPSG Technoや変なプログラム(言葉の通り)置き場として、新しくYouTubeチャンネルを一個作ったので、フォローしてください。
ゲームボーイ版のビートマニアみたいな感じといえばわかりやすいかな。実際はもっと貧弱な音源を使ってるけど、近代の技術や高性能な製作ソフトのおかげでかなりすごい曲が作れるので、曲作りの合間にPSG Technoを作ってます。
存在しない1980年代とは
PSG世代でもなければ、こういう文字だけで作るゲームしか作れない環境の世代でもありません。聡明期から触ってるけど、影響という意味では冒頭でも述べた通り90年以降なので。なので特別思い入れもないし、古いものだけが好きという思想もなく、好きなさまざまなうちの一つという感じ。その好きで増えたのがPSGであり、自分で作るわざとらしくうさんくさい70〜80年代テイストのゲームとかグラフィックとか。2023年からそういう機会が増えました。
例えば漢字の「車」を自機や敵にするというのは「ASCII文字でゲームを作る」とも結構違うし、これはその変さが愉快だと思ってるから、かな。わかんないけど。
ゲームは昔も作ってたけど、こういうゲームは作ってません。壁打ちテニスとかシンプルなレースゲームとか。投稿プログラムを入力して遊んだりとかはあったけど、時代は90年代なのでそういう70〜80年代テイストのゲームは作ってないし遊んでないと言っても過言ではないというか。
元々ゲームはコミュニケーションツールで、一人では光栄の歴史シミュレーションと大作RPGしか遊んでなかったのもあるけど、90年代はどちらかというとゲーム音楽が聴きたくてゲームを買うか誰かと遊ぶために買うのが大半。
なので、PSGの曲だとかレトロなゲームとかは無縁と言っても言い過ぎではない感じだったのに、いま触ってます。2024年に。
先ほどの曲もこの曲も、PSGだからという言い訳なしに普通にクラブトラックスに収録されてても違和感ないレベルを目標にしてます。PSG3音に聞こえないなんていうのは最低限だし、そもそもそれを免罪符にはしたくないというか。
もちろん、貧弱環境で作るうえでこういう曲が作れるのはNDPという非公開のツールがあるから、とか色々あるのですが、NDP自体が当時の人たちの技術の結晶というか、昔面倒くさかったことがワンタッチでできるようになってます。いい時代だ。
FM音源(OPLL)使いだった90年代
90年代。FM音源と呼ばれる音源を使ってましたが、OPLLという貧弱なFM音源で制約も多いなか、まあまあ使いこなせていた方だと思います。上位のOPN2に対抗するぜ!って言っても失笑されない程度には。
なのでFM音源を今触るというのはまだわかるのですが、PSGを使うとは思ってませんでした。さらにいうとMVのためとはいえJavaScript+HTML5で変なゲームみたいなのを作ったりするのも、たいした時間はかけてないけど、こんなことする日が来るとは。
あ、MV素材はゲーム以外も作ってて、むしろそういうゲーム以外のために作ったものを改変でゲームにしてます。ゲームも全て「文字が落下する」を改変してるだけなので。普段のというかシンセ環境というか、とにかく普通に曲を作った時のMVはもっと80年代テイストではないことが大半だけどね。
たとえばこれ。VJみたいなツールを自作して使ってます。JavaScript+HTML5だからブラウザで動く手軽さ。なんならキャプチャとか楽だからスマホでキャプチャして素材作ることすらあります。
どれもレトロっぽくしてるけど、90年代レトロっていうか、PS1のゲームとかにあったかもみたいな世界観だらけな気がしてきた。まあカルチャーは90年世代だからね。
アート
自分がやってることは全てアートだと思ってます。こういうゲームもそうで、自己表現の一環というか。評価基準を他人に委ねてないので、好き勝手作ってます。配信リリースするとか販売とかする場合はその限りでもないけど。
1〜2年継続は難しいらしい
結局、自分を信じる、とかいうと大袈裟だけど、でも自分を信じるのが一番だと思います。
バカにしてくる人っていつの時代もいるからね。流石にいまの年齢でそんなこと言ったりやったりしてる奴はやばいと思うけど、でもバカにされるってことはそれだけ目に触れてるってことでもあるから、継続してればそんなこともあるし、行動続けてたら目に触れる機会も増えるし経験も増えるから、どんどんやるべき。
なのに、世の中って継続できない人が多い。二、三ヶ月程度で反応ないとやめちゃう、とかね。結局、楽しんでやるとか、やりたい、とかそういった気持ちが続かない人が多いのかなと思ってます。
楽しいことは世の中たくさんあるから、それで流されちゃうとか、何らかの理由でつらいとかなんだろうけど。楽しかったらつらくない。
自分の人生、定期的に新しいことをやってる気がするけど「成果」の基準次第だったり、そもそも「成果」を求めてないこともあるけど、それでも分母が増えることとかもあったりするから(例えばハードコアテクノ活動)、楽しいなら継続した方がいいし、同じ顔した他人の悪意なんか無視して大丈夫。
継続してたらそんな奴いつの間にか追い抜いてるし、追い抜かれた側はそれに気づかず他の何かをバカにし続けてるよ。怒りとか、そういうことしか娯楽がない人っているからね。
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有料エリアにはなんかおまけを、と思ったけどいわゆるマルバツゲーム。三目並べのHTMLファイルにしよ。ノークレーム、ノー説明。
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私腹を肥やさない感じです。