矢花ブログvol.006へ #woofer887

※これは2021/5/26にjohnny's webに掲載された7 MEN 侍の矢花黎さんのブログに対する返答ブログとなっています。


前提、そして当たり前のことですが、私たちが見ている矢花さんは「アイドルの矢花黎」であり、無理に「プライベートの矢花黎」と一緒にする必要はないと思います。

芸能界に属していない人のことを一般人と呼ぶ場合、私のような一般人にとって芸能界っていうのはなんだかすごく遠くて、未知の世界です。
ましてやジャニーズのようなキラキラしたアイドルのことは同じ人間だとはあまり思っていなくて、自分と同じ世界に住んでいることが信じられない。
まるで二次元のような存在にとらえている人も多いと思います。

だからこそ自分の発言が相手に届くなんて微塵も考えていなくて、本人にそんな気はなくても自分の理想を無理に押し付けてしまうような発言をしてしまう。頭の中で「もしかしたらエゴサに引っかかるかも」と考えてはいても、現実味は全くないし、「そんなわけない」と自分自身で勝手に決めつけて自己完結。


もちろん、こういった「自分自身の考える自分」と「他人の考える自分」による違和感はアイドルに限らず身近な友達にも存在すると思います。

しかし、その違和感は直接顔を見て対話し、自分と相手の考えを照らし合わせることによって自然と少なくなっていくものだと考えています。

(マッチングアプリでマッチし、チャットはすごく楽しかったのにいざ会ってみると「なんか違う」と感じるのもこの”違和感”に近いと思っています。)


だからこそ、お互い一方的にしか発信することのできない「アイドルとファン」の間には余計にその”違和感”の差が開いてしまうのではないでしょうか。

矢花さんが#woofer887で発言の場を設けてくれたり、7 MEN 侍の皆さんが「痺愛へ」と言ってくれたりすることで距離が近くに感じることはできたりしますが、それもまた一方的なものに過ぎず、対話とは程遠い。

ただそれは仕方のないことで、たくさんの人を相手にしなければいけないアイドルに一人一人の意見をじっくり聞いている暇なんてないんです。


私が今回の矢花さんのブログの中で疑問に感じたのは『「理想像」と「自己像」を近づけられるように活動していこうと思います』という言葉です。

これ(というかこのブログ全て)はあくまで私の意見ですが、ネットに溢れている個人個人が思う矢花黎と、矢花さん自身が思う矢花黎が完全一致する日はどう頑張ったって来ないと思います。

頑張りをその方向に向けたところで、本当にその悩みは解決するのか?

″違和感″の差を埋めることはできるかもしれません。
しかし、人間は日々周囲から刺激を受け、成長するものです。頑張って埋めた差も自身の成長により広がってしまう可能性も0ではないのです。


もしかしたら矢花さんは『他人に期待されること』が苦手なのかなと感じました。(これも一種の押し付け?人に伝えるって難しい)

誰かの「貴方はこういう人!」という期待に応えられる自信がなくて落ち込んでしまうような、すごく優しい人。
でもそれってつまり、自分に自信がないということでもある気がしています。

自分に自信がないことが悪いとか、ネガティブだから悪いとか、良し悪しの問題じゃないんです。それはその人の気質であり、個性の一つです。

ただ、それによって少しでも「生きづらさ」を感じているなら新しい考えを取り入れてみるのも一つの手だと思います。(あくまで考えを変えるのではなく、新しい考えを取り入れてみるだけです。自分に合ってると思ったら受け入れる。合ってないと思ったらそういう考えもあるんだ、で終わらせる。)

自信のなさって主観的なもので、どこまで成長したら自信がつくとか終わりがないんですよ。
自分が自分を認めてあげるまで終わらない。でも「じゃあ認める」って簡単に納得できるものでもない。ゴールのないマラソンのようなもの。


私の考えとして、主観的な悩みは悩むだけ無駄だと思っています。


例えば、「良い大学に行きたいけど成績が悪い」という悩みだったら勉強をして、偏差値を上げれば解決します。
偏差値というのは誰かが決めた数字にも関わらず、偏差値70という数字を見れば大半の人が「あなたは頭がいい」と認めてくれるように、共通認識が存在する。そのうえ、勉強すれば点数が取れる、点数をとれば偏差値が上がるというはっきりとしたプロセスがある。

こういう自分も他人も数字で判断することができ、誰が見ても同じ認識を持つものは、客観的な悩みであり比較的ゴールが見えやすいと思っています。


しかし、主観的な悩みはそうはいきません。
「自分に自信がない」と思っていても、その自分のことを憧れだと言ってくれる人も中にはいる。

正解がないからこその悩みでもある。

でも正解がないからこそ悩むだけ無駄でもあるんですよね。

悩むだけ無駄、考えるだけ無駄、すごく意味のないことだなあ、と私自身も思います。もちろんそんなすぐに割り切ることはできないかもしれませんが、「今悩んでいることって意味ないな」という考えが頭にあるだけで心の持ち方に変化が起こるかもしれません。



もしSNSを見ている際に「この人の矢花黎は自分自身が思う矢花黎とは違うけど、この人の思う矢花黎って素敵かも」という矢花さんがいう“良いモノ”があったらその矢花黎になるよう努力するという、自分が成長するきっかけに利用することもできます。

逆に“悪いモノ“があったら「悪いイメージなのにこんなに愛されてるんだ!」と誇りに思っちゃってください。(でもオタクとしては「部屋が汚いなんて可愛い!」となるので部屋が汚い=悪いことではないです。あと普通に私の部屋も汚いし。)

矢花さんがどうとらえ、どう考えるか。それは矢花さん自身の自由です。

ただ、一ファンである私はできるだけ矢花さんにたくさんの幸せを感じて生きてほしいと考えています。


幸せというのも主観的なもので、同じ出来事でも幸せだと感じる人もいれば不幸だと感じる人もいます。

だったらなるべくたくさんの出来事に幸せを感じてほしい。

明日も来年も、何十年後も生きていたいなと思うぐらいの幸せな毎日でいてほしい。

「生きててよかったな」と感じながら日々を過ごしてもらいたい。


ただそれだけです。


矢花さんを含め、7 MEN 侍の皆さんの幸せが私の一番の幸せです。


芸能界は悩みやストレスが多い世界かもしれませんが、私はそんな芸能界にいる7MEN侍の皆さんからたくさんの幸せを頂いています。

どうかこの世界が矢花さんにとって少しでも生きやすくなりますように。

#woofer887 #異担侍日報侍ふ

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