格闘技を始める事になったきっかけ。
まずは格闘技を始めるきっかけになった事からお話したいなと思います。
レスリングとの出会い
中学校でサッカーをやっていたので高校でも、もちろんサッカーをやる気満々でいました。
当時奈良県内では無類の強さを誇っていた奈良広陵高校サッカー部(現在は大和広陵高校)、部員は140名在籍しインターハイは3年連続出場していた強豪校でした。
僕はゴールキーパーでしたがゴールキーパーだけで9人いて、ゴールキーパーだけで野球出来るやん!ってぐらい多くめちゃくちゃ端的に言うと入部1ヶ月で早々に挫折しサッカー部は退部しました。
人生で初めての挫折でした。
そして何もせず帰宅部をしていたら担任の先生が「レスリング部の先生が呼んでいるから、行って来なさい」と言ってきたのですが
なんで行かなきゃならんのだ?そもそもレスリングって何?ってなりそんなん絶対やらないと思ってましたが担任の先生が何回も言うのでしぶしぶ行ったら後の恩師となるレスリング部監督の森先生がいらっしゃり開口一番、
「おう!いい身体してるな。インターハイ予選に出すぞ」と言われ僕は、この人何言ってるんだと軽くパニックになりました。
いきなり会ってそんな事言われても…って普通は絶対なりますよね?そもそもレスリングってよく分からないしそんなのやりたくないし。
けど帰宅部で何もやる事が無かった僕はレスリングって全然見たこともないしルールも分からないけどとりあえずやってみる事にしました。
挫折の連続
入部しレスリングを始めた僕は、レスリングのキツさにまず度肝を抜かれました。
中学でサッカーをやってたので下半身の強さにはある程度自信があったんですが、まずサイドステップ30分でくたばりました。
これ毎日やんの?レスリングきっつぅ!となり早々に気持ちがめげました。
同期入部は確か17人ほどいて、ほぼみんな僕のように森先生に目をつけられほぼ半ば強制的に入部したレスリングの事をろくに知らないヤツらが大半。
レスリングは当時、今より競技人口が少なくこうやって無理やりにでもレスリングに触れさせないと、とてもやる人はいない競技でした。
でもそんなレスリングをよく知らん奴らが大半で、特にレスリングが好き!とかでもないしバッタバッタと退部の連続。
残ったのは中学からレスリングをしていたヤツが1名、ハンドボールを中学時代やっていて森先生がわざわざスカウトしたヤツ一名が残り他は全員レスリング部を辞めました。
今思うとレスリング部の中ではそんなにキツい練習でもなかったなと思いますが、レスリングをした事がない人にとってみればめっちゃくちゃキツい練習だったなーというのが今でも覚えています。
そんな中僕はどうしたかって?
もちろん僕も退部しました、だってレスリング好きじゃないんだもん!
入学早々、人生二度目の挫折。
この項続く→
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