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初心者向け麻雀の役5つ

 麻雀を始めたての頃はポンやチーやカンと言った鳴き動作が難しかったり、役がつく字牌や役がつく条件が分からずあがれなかったり、リアル麻雀の速度についていけずポンしそびれたりすることがあると思います。今回はそんな時でも闘えるようになる役を紹介します。鳴きを使わない想定なので毎回他の人の捨て牌に注視して鳴くかどうか必要もなくなります。

条件はシンプル、付加役の多さも魅力:立直(リーチ)

 ポンやチーをせずに自分で引いてくる牌だけでテンパイに辿り着ければ完成です。立直するとこれ以上自分の手を変えられなくなりますが、その代わりに一発や裏ドラという追加役のチャンスがあるので、とても強いです。ドラを1枚でも持っていれば更に良いです。ほぼ全ての役と複合します。

1つの「色」で手を作る:混一色(ホンイツ)

 マンズ/ピンズ/ソーズが何を指しているか分からなくても、1種類の絵柄+字牌だけで手を完成させると混一色が完成します。最初の配牌でドラが無く、どれか1種類の絵柄だけ多い時はこれを狙うのが良いです。字牌が混ざらない場合は清一色(チンイツ)という火力約2倍の上位役に成長します。
 鳴くと火力が半分くらいになります。

1から9まで連続の形をつくる:一気通貫(イッキツウカン)

 1種類の絵柄で1から9まで揃えると一気通貫が完成します。鳥が書いてあるのが索子の1だというのが分かっていれば大丈夫だと思います。同じ絵柄を9枚使う役なので、先程の混一色と複合する場合は大火力が組めます。テンパイ時に一気通貫になる形とならない形の複数の待ちが出来る事がよくありますが、立直をかけて全て役がつくようにするのがおススメです。
 これも鳴くと火力が半分くらいになります。

2枚組を6つ集めるだけのシンプルさ:七対子(チートイツ)

 自分で引いてくる牌だけで同じ牌の2枚組を7つ作る役が七対子です。3枚組を作らない変則手で、テンパイ時の待ち牌は1種類だけになります。立直した時裏ドラが2枚ずつ乗るので打点の爆発力があります。先程の混一色とも複合できて、これも大火力が望めます。普通の3枚組が作りにくい時と思った時はこの七対子を狙うのが良いと思います。なお、同じ牌4枚を2枚ずつ使うのは三人打ちのローカルルールでのみ認められています。

同じ牌の3枚組を集めて大火力:四暗刻(スーアンコー)

 自分で引いてくる牌だけで同じ牌の3枚組を4つ作ると四暗刻が完成します。3枚組を3つ+2枚組が2つの形でテンパイすることが多く、ツモれば見事四暗刻完成となり、役満で最高火力が得られます。ロン上がりだと下位役の対々和(トイトイ)+三暗刻となりますが、これでも大火力が望めます。

 これらの役ならポンやチーという鳴きを使わずとも麻雀らしい闘いがある程度可能になると思います。立直をかけた後忘れずに1000点棒を出すことが出来ればもう立派な麻雀打ちであると言えるでしょう。慣れてきて役は作れるけど上がった時の点数計算が分からない…という不安がある方は点数計算のできる人と一緒に卓を囲むことで何とかしましょう。だいたい1翻1000/2翻2000/3翻3900/4翻8000/5~6翻12000でok、親なら1.5倍です。

 麻雀って楽しいよね。

 



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