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電車でGO! 旅情編のRTAに関して
前にTAITO SPEEDRUN STATIONとKYOTO RUNDRY RTAで江ノ電と京福(嵐電)を走った旅情編に関して、忘備録の感じでゲームシステムをいくつか纏めておきます。
電気ブレーキと空気ブレーキの違い
急ブレーキで減点されるブレーキの強さが違います。電気ブレーキは非常ブレーキになるまで減点されませんが、空気ブレーキはGメータが赤ゲージに入ると減点されます。電気ブレーキの方が強いブレーキを使えてタイムが縮まります。
各社局の最速車両候補
最初から選べる車両は旧型車が多く、加減速に優れた車両は累計ポイントで解禁される傾向があります。最も速いと思われる車両は以下の通りです。
伊予鉄:2000形
江ノ電:デハ10型
京福:モボ2001
函館:3000形(もしくは8000形)
なお、函館は車種より晴か雪によるブレーキ力の差がタイムに大きく影響するため、理論値狙いだと晴を引くまでリセットを繰り返す必要があります。
ほんもの運転のタイムロス要素
各所の速度制限の他にトロコンによるポイント操作(伊予鉄の南堀端・西堀端・上一万と函館の十字街)や交通信号操作(京福の三条口、函館の五稜郭公園前や函館駅前など)、セクション区間(変電所の境界で加速禁止、ただてさえ難しい函館が難化)が増え、単線区間の鉄道信号が多少変化します。一番早いのが既に対向列車がいるパターンで、信号に引っかかることはありません。駅に着いた後対向列車が来るまで待つパターンは多少ロスがありますが運転操作に変わりはありません。たまに対向列車がちょうど入線中で場内停止となるパターンがあり、遠方信号がない箇所で最高速で走っていると100m手前で信号を見てから減速だと止まりきれないため速度を控えめにする必要があります。
また、朝や夜時間帯では対向列車のある駅が変わります。
RTAとして必要なテクニック
特に縛りをつけない場合はかんたん運転で難易度EASYにするのがポイント収支上最も走りやすくなります。特に江ノ電は警笛ボーナスが多いため、全ての駅でオーバーランしても完走できます。伊予鉄の環状線や嵐電も踏切ボーナスが多いですが、タイムを詰めるには敢えて隠し警笛を見逃す必要も出てきます。警笛ボーナスがないと駅到着後の評価対象がその分減って早くなります。警笛箇所の多い駅間でポイントを稼ぎ、少ない箇所ではタイムを稼ぐ運転がRTAらしい走りになります。なお、これが分かったところで凡ミスをしては何の意味もありませんが…
併用軌道の伊予鉄・函館で信号周期の長い交差点(右左折絡みなど)の手前区間でブレーキをかけずに突っ込み、次の区間で青信号ギリギリで発車する技もあります。交通信号周期を見極めれば最適な走りのパターンが掴める場合もあるでしょう。
飛ばせない演出
伊予鉄古町や嵐電帷子ノ辻の時間調整、嵐電山ノ内の信号切り替え待ち、坊っちゃん列車の市駅前・古町の方向転換はスキップできません。逆にいえば珍しい休憩タイムでもあります。
いつか松山か函館でイベントやるなら走りに行くかもしれません。PS2が元気なら。