落ちたのはおにぎりではありませんでした
年下の女の子に褒められた
とっても繊細な頑張り屋さんの可愛いこ
それはそれは顔から火が出るほどに褒めてくれた
照れくさいし恥ずかしいけど嬉しかった
「私にないものをいっぱい持っていて凄く魅力的」と言ってくれたんだけど、それはお互い様で私もずっと思っていたことだった
いつも「大好きです」って伝えてくれる
そんなふうに感情表現できるところが可愛いし羨ましい
周りをみて動ける良い女だとも思っている
「私もずっと思ってたよ年下だけど尊敬しているし私にないものたくさん持っていて羨ましいよ」と伝えることができた
普段お互いの良いところを言うなんて機会は、あまりないけど言葉にしてくれたり言葉にできたことが嬉しかった
純粋に受け取れたし、きっとずっと伝えたかったことなのでスラスラと伝えられた
普段、自分の悪いところに目がいきがちだけど当たり前かもしれないが自分にだって良いところがある
そう思えて元気になれた日だった
勘違いでも良いから良い感じに自分に自信を持って暴走したい
いや、頑張って走っていきたい
「ミモザさんってミモザさんに全然そのつもりがなくてもふとした瞬間、人を落としていっているんだろうなと思いますよ!ふとした瞬間好きになるんです」と言われた
WAO・・・
そ、そんな風に見えているのか・・・ってちょっぴりびっくりしちゃった
「え!?めっちゃ私やり手じゃーん」ってふざけて返しちゃったけど、彼女は真剣に褒めてくれた
ふとした瞬間の魅力ってなんだろう?人が人に惹かれる瞬間ってどんなだろうかって考えていたら、その子が一口食べたおにぎりを床に落とした
「あっ大丈夫!?おにぎりもったいないね」と私が言ったら
「大丈夫です!食べます!!」と即答した瞬間「あ、この子好きだわ」って思った
私もふとした瞬間に心を掴まれ落とされたのでした
(今回、本当に落ちたのはおにぎりではなく私だったのかもしれませんね)
やかましいわ!
最近の人って潔癖な子が多いからギャップに惹かれちゃったよ
めっちゃ好きだわ
でも、床についた面は食べないほうがよかったんじゃないかなーってひっそり思っていた私なのだった