『かしもの・かりもの』
人間の身体は神様からの借物
神様のご守護によって造って頂き、育てて頂いている身体
人間の心を喜ばそうと思って造って下され、育てて頂いている身体
だから私たちは何事に対しても喜ばして頂いていたらよい
その喜ぶ心を神様が受け取ってくださり、私たち人間の身に返ってくる
神様のお働きは身体、草木、鳥畜類、虫けらにいたるまである
みな、人間の心を喜ばせたいとの思いがある
夜が明ければ昼となり
また昼が暮れれば夜となる
春がすぎたら夏となり
夏がすぎたら秋となる
秋がすぎたら冬となる
四季にそれぞれ珍しいものを造ってくだされ、珍しい花を見せてくださる
天地は月日
天は月様の身体 地は日様の身体
水は月様のもの 火は日様のもの
世界の風は月日様の息
人間の身体は月日様のもの
温みは日様のもの
水気は月様のもの
人間の息は月日様の息
世界のありとあらゆるものは残らず神様のもの
人間のものは心だけ
その理がわかれば陽気づくめ
そのことを忘れると思うようにいかなくなってくる
真実から人をたすける心になって、人の病気は我が病気と思って、人の難儀は我が難儀と思って真実から人を喜ばした理が世界に出てくるから、世界から理によって喜ぶようになってくる