『幸福のための人間のレベル論』③ステージアップの秘訣
「気づいていないステージ」から「気づいてるステージ」へ上がると
人間は生きづらさから抜け出して心からの幸福を感じられるようになります。
それは、なぜか?
「世間体や人の評価」と「固定観念」から脱却しているから他者の望んだレールでなく、自分の人生を歩くことになるから。
「気づいていないステージ」と「気づいてるステージ」の人の違い
「気づいていないステージ」の人の特徴
・自分の主観でしか物事を見られない↬人の意見を聞けない
・現実から目を背けている↬逃げている
・自分のことをわかっていない↬意識しないと気づけない
・ないものねだりをしている↬今に満足していない
・すべては自己責任だと腑に落ちない↬人のせいにする
・感情論が多い↬物事を冷静に判断できない
・人と状況をコントロールするために躍起になる↬そんなこと誰もできないのに
・自己開示ができない、開示しても自分の悪い部分は取り繕う↬自分を良く見せようとする
・相手になにかする時は「自分を認めてほしい」という承認がほしく、見返りを求める↬ギブアンドテイク
・自分は幸せであると言いきれない↬幸せを感じていない
「気づいてるステージ」の人の特徴
・客観的視点であらゆる角度から物事を見ている
・現実をしっかり見据えている
・自分のことをわかっている
・自分にないもの、できないことを理解し欲しがっていない↬ないものねだりしていない
・すべては自己責任だとわかっている
・合理的、哲学的な思考
・人と状況はコントロールできないので、なるようにしかならないと思っている
・自分の悪い部分を理解した上で自己開示ができる↬自分を認めている
・ギブアンドギブの精神で先に与える
・自分は幸せだと言いきれる
対比してみると、真逆の性質を持っていますね
なぜかというと、それは「考え方の違い」です。
なので、「気づいてる人」の気づいてることを探っていきましょう!!
①目の前に起こっている現実は、すべて過去の自分が選択した結果
②人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うか
③自分に起こる悪い出来事や逆境は試練であり、乗り越えるべきもの
④やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない
⑤なるようにしかならない
と思えて実行できるかどうか。
①目の前に起こっている現実は、すべて過去の自分が選択した結果
「人や環境のせいにしない行き方」ができているか?人の言葉や起こる出来事を変える力はありません。かけられた言葉や起こった出来事を「どう受け止めてどう解釈したか」なのです。
悪い方に受け止めて解釈してしまうと、固定観念となって自分を縛る呪縛になります。
「今」が嫌なら、物事の受け止め方と解釈を変えて、違う生き方を選択するしか抜け出す方法はありません。
②人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うか
「世間体や人の評価」に縛られずに、「自分がどう思っていて、どうしたいのか」という考えを身につけなければなりません。
この考え方を身につけるには
「自分軸」をしっかり持つこと、そして自分軸を持つには「自分を知る」ことが必須です
③自分に起こる悪い出来事や逆境は試練であり、乗り越えるべきもの
「その人にとって必要じゃないことは、良いことも悪いことも起こらない」
そして、それに「挑む」か「避けて通る」かです
④やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない
これは人間が生きやすさを手に入れる上でもっとも重要な考え方です
でも多くの人が世間体や評価に縛られて、やりたいことを選択できず、人の顔色を窺って自分を認めてもらうためにやりたくないことをやっています
人間はやりたいことをやらずにやりたくないことをしているうちは、幸せになれません
⑤なるようにしかならない
どれだけ頑張って人と状況を変えようと試みても、頑張ってなんとかできるのは自分ことだけです
そして、「自分にできること」と「できないこと」をちゃんと区別して自分の「適材適所」を見つけることが必要です
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