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『教祖年祭に向かう今の旬』に心にとめておくこと 覚え書き


常に『たすけ一条』の親心で私たちを導き育ててくださる教祖にお喜びいただく

人間元初まりの順序から

親神様は、人間を生み出すにあたり、男と女に分けられて、男性には男性としての働き、女性には女性としての働きを教えられた。
男も女も同じ一つの目的に向かって、男女それぞれが、それぞれの役目を果たして立ち働いて、陽気ぐらしの世の中を造り上げる。
男と女の隔てなく、一人ひとりが、よふぼくとして、それぞれの用向きにお使いくだされる。

生み育ての徳分を頂く女性

教祖は、すべての人間の母親である、いざなみのみことの魂をお持ちの方。
親神様の思召の実現に向かって、私たちを導き育て続けてくださる。
どんな状況の中でも、必ず親神様のご守護があることを説き聞かせてくださった。

女性は、親神様から温み、万つなぎの役目を頂き、産み育ての徳分を頂いている。
温かい心で家庭を治め、人と人の間を取り持ち、家族や周りの人達を元気づけて成長を見守りながら、共に道を歩んで、次の世代を育ててゆく。

産み育ての徳分を頂く女性が、温かい心でつなぎの特性を発揮して、にをいがけ・おたすけに励み、共に年祭活動に動いてくださる人を増やしていく。

私たちの目標は陽気ぐらし

陽気ぐらしへの道の道中には、苦労や不自由を経験することもある。
その困難を、幸せへとお導きくださる親神様からの課題であると信じて、どんな中もひながたを思って辛抱強く通っていけば、何があっても喜べる境地を味わうことができる。
そうした心の向きの人と人とが寄り集まって築き上げていくのが、親神様のお望みになる世界。

陽気ぐらしへのひながたの道を示された教祖は、終始一貫して、親神様のお心のままの姿勢で通られた。私たちも、親神様の思召に適う心のあり方を求めて、それを邪魔する物事や考え方にこだわる心を取り払う努力を重ね、素直に教えの実践を心がけて日々を送る。
そうすれば自ずとひながたをたどる道につながり、周りの人々の陽気ぐらしを支え、この道の底力となる。

ひながたをたどる

教祖が教えてくださったことを素直に実行する。
できてもできなくても、とにかく通ると心に決める。さまざまなことが起こる日常なればこそ、その中を、たんのうの心を定めて、教えられていることを何からでも実践することが大切。結果はすぐに見えなくても、日々の積み重ねから、いつしか心が澄んで陽気ぐらしを味わえるご守護を頂ける。

にちゝにすむしわかりしむねのうち
せゑぢんしたいみへてくるぞや 六 15

このみちがたしかみへたる事ならば
このさきたしかたのしゆでいよ 六16

どんな道中も、心倒さず、ひながたを頼りに生きてゆくことを促されている。


教祖の年祭を勤める意義

道を信仰する者が、親の思いに近づく成人を目指して努力を重ね、少しでも成人した姿を教祖にご覧いただき、お喜びいただくこと。
教祖のひながたを目標に教えを実践して、成人の歩みを進める時。

教祖がひながたを通して教えてくださった肝心要の一点

元の神・実の神である親神様を一条心で信じ、人間思案を捨て去って、思召に沿う心を定めて素直に実行すれば、人間の力では考えられないような不思議なご守護をくださる。
人間世界を創造された親神様は全人類の親であり、世界一れつの子供をたすけたい一条のお心でお導きくだされている。

たすけ一条の道

つとめを教え、さづけをお与え頂いている。
教えを信じきって、陽気ぐらし世界実現のために努力をさせていただく決心をし、おつとめを真剣に勤め、おさづけを取り次いで、親神様の思召を一人でも多くの人に伝えさせていただく。

互い立て合いたすけ合う

立てるということは、相手を尊重すること、相手の立場になって考え、思いやる心、人のために尽くすこと。

陽気ぐらし世界の実現

親神様のご守護を頂戴して初めて成ってくる。
そのご守護を頂くためには、信仰するすべての人が老いも若きも、親神様、教祖にもたれきって、ただただ教祖から教えていただいていることを素直に実行すること。
親神様は、その真実をお受け取りくださって、陽気ぐらし世界実現の上に自由のご守護をくださる。

せかいぢうどこの人でもをなぢ事
いつむばかりの心なれとも 十四 23

これからハ心しいかりいれかへて
よふきづくめの心なるよふ 十四 24

月日にわにんけんはじめかけたのわ
よふきゆさんがみたいゆへから 十四 25

せかいにハこのしんぢつをしらんから
みなどこまでもいつむはかりで 十四 26

親神様の教えを聞かせていただいている私たちが、陽気づくめの心で教祖のひながたを素直にたどり、自分自身の心の成人を目指して進んで教えを学び実行して、信仰信念を培い、徳を積む。我が子や身近な人に教えを伝え、元なる親の思召を知らずに心が沈み、勇めずにいる世界中の人々に教えが行き渡るよう、自らが積極的に動くよふぼくに育ち、人を育てる。

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