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セロ弾きの芒種の癒やし始まりぬ

セロきの芒種ぼうしゅやしはじまりぬ

ああそうか。おれのセロの音がごうごうひびくと、それがあんまの代りになっておまえたちの病気がなおるというのか。よし。わかったよ。やってやろう。

宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』
アメデオ・モディリアーニ《チェロ弾き》1909年

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