対面の顔と手札をぐちゃぐちゃに!混沌ウィッチのすゝめ
はじめに
DOCアディショナルも実装から2週間強が経ち、遂に新弾が発表されたことで今期の終わりが見え始めましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
おはこんばんにちは(死語)。voldという者です。
今回は、気まぐれで使い始めた混沌ウィッチが思ったより強くて楽しかったので記事を書いてみることにしました。
この記事を見た人によりシャドバを楽しんでいただければ幸いです。
注意として、この記事では一度フルネームで書いたカードについて略称を用いる場合があります。ご了承ください。
構築
現在の構築はこのようになっています。それでは採用カードと不採用カードについてそれぞれ解説していきます。
採用カード
アクセルヒーロー・マイザー(以下マイザー)
このデッキが実質5パスしても大丈夫になりやすい理由にして影の立役者。後述する《レヴィールの保安官補》は7割くらいこのカードのために入っているといっても過言ではありません。
進化ウィッチ等では進化ターンに他のフォロワーと共に展開することが多いですが、このデッキにおいては「2コストフォロワーか2枚目以降のマイザーが見えていたら積極的に序盤に投げて盤面に触るためのカードとして使い、それらがいないか《ラピッドファイア》を回収する前に処理されてしまうと判断したら進化ターンまで温存して進化を切る」という認識で概ね大丈夫です。
いい加減銃を抜くのは大の得意だと白状しろ
マスターコック(以下マスコ)
2コスト生き物のかさ増し枠。
テキスト自体はこのデッキに合っているものの、優先的に進化を切りたいフォロワーが複数いることでこのカードに進化があまり切れず、バリューを最大限発揮しづらい点から2枚採用。
導く鐘・ベルエンジェル(以下ベルエン)
今や様々なデッキに出張している汎用パワカ枠。
このデッキも例外ではなく、序盤を凌ぎつつキーカードを引き込むのに最適なため3枚投入しています。
手札の枚数が多くなりやすいデッキなので、実は進化時効果とも相性が良かったりします。
レヴィールの保安官補(以下保安官補)
マイザーのための駿馬を確保しつつ山を掘れるカード。序盤のコストの埋め合わせにもなるので当然3枚採用。
1/2というスタッツのトレード性能が低いのが難点ですが、マイザーの存在と1ドローの価値を重く見ているので減らそうとはあまり思えません。
サークルウィザード(以下サークル)
このデッキのキーパーツである《混沌の流儀》や《想像の具現化》に直接アクセスできるカード。
このカードのサーチ先を濁らせたくないので、基本的にウィッチスペルは採用できません。
また、混沌確定サーチであった時は合わせて5枚に抑える構築の方が実用的でしたが、具現化の追加によってサーチが1/2になってしまったことでアクセス率が落ちてしまった混沌へのアプローチをなるべく増やしたいので3枚採用としています。
混沌の流儀(以下混沌)
環境デッキを離脱した俺は、デカブツたちと環境クラッシャーを目指す。~ネタデッキに戻れなんて言われてももう遅い~
このデッキの顔にして対面を不快にさせる元凶。
サークルと同様の理由で3枚採用ですが、2枚目以降が一切役に立たないので正直気持ちだけで言うなら2枚にしたいです。
未来への飛翔(以下飛翔)
EP回復兼除去枠。
《グランの覚悟》で使われることの方が多いこのカードですが、進化権が大事なこのデッキにおいては9割方《ジータの決心》で使います。
そしてこのデッキならではの強い点として、混沌の効果で2コスト以下になった場合と具現化で引いてきた場合にはコストを支払わずに盤面処理と進化権回復を両立できる点があります。
その他にも、ジータのランダム10点によって《清浄の領域》の効果がかかった《セイクリッド・レオ》や、最近だと進化ネクロに入っていることがある《虚無の堕天使・ルシフェル》などを1枚で処理できる点も優秀です。
銀灰の星・アレイスター(以下アレイスター)
貴重な消滅枠。
様々なデッキから飛んでくるベルエンを筆頭に、セッカエルフの妖花の捕食者、進化ウィッチの心持つ機械、機械ネメシスの機械兵など多岐に渡って有効に働きます。
また、本体進化での2面処理と回復もこのデッキではそこそこ強く、よくある状況として混沌を撃った後、こちらが展開した盤面に対してラストワードネクロが《オミナスタイラント》をプレイしてきた時のカウンターとして機能させたり、処理しづらい《セイクリッド・レオ》を1枚で楽に処理することができます。
ユピテル
このデッキの第2の消滅枠にして飛翔と同じくpp詐欺枠。
5進化効果は試合がもつれた時にしか使えませんが、そうでなくともジータと同じく混沌の効果で2コス以下になったり、具現化で引いてくるとppを使わずに消滅と1ドローをしながら4/6守護という壊れカードになったりとかなり強いカードです。
楽隠居の元国王・フォリア(以下フォリア)
このデッキの高コストフォロワーで最強の女。
このデッキの強いムーブにはほとんどこのカードが関わってきます(例えば《氷塊のゴーレム》本体+フォリア進化など)。
ただし進化権を切れないと一気にバリューが落ちるので、このカードのために常に進化権を1つ残すことを意識するとこのデッキをより強く使えると思います。
想像の具現化(以下具現化)
名前の通り、ド派手にカードを使いたいというプレイヤーの想像をそのまま具現化してくれるカード。
《機械ネメシス》などの混沌を撃ちづらい不利対面への勝ち筋になる点、混沌下でコストが低くなった時のバリューが凄まじい点、高コストが多投されているというデッキの性質上、7コスト分以上のバリューを発揮しやすい点などほとんど強い点しか存在せず、サークルからの混沌のサーチを確定でなくしてでも入れたいほどのパワーカードなので3枚採用。
虚無の堕天使・ルシフェル(以下ルシフェル)
セッカエルフや進化ネクロでは基本的に処理できず、環境に刺さっているという理由から進化ネクロにも度々採用されているこのカードですが、混沌ウィッチというデッキが狙っている対象もその2デッキであり、同様に刺さるということで採用しています。
ただし、このデッキの第一目標は「強力な守護を多数並べてリーサルを回避しつつ相手を詰ませること」であり、ルシフェルはその詰み状況を更に磐石にするためのカードなので枚数は2枚に落としています。
おまけとして覚えておくと得をすることとして、混沌がかかっている状態で盤面のフォロワーが進化すると、下がるコストは元のコストからではなく混沌の効果によって決定されたコストから下がります。
↑混沌の効果でルシフェルのコストが4になっている状態
↑アレイスターを進化するとコストが4から3にきちんと下がっている
輪廻の女神(以下輪廻)
本体が体力を実質14確保できる大型守護でありつつ、アクセラから手に入る《極光の天使》と《熾天使の剣》で序盤の盤面にも干渉できる優秀なカード。
上述の便利さに加え、このデッキは混沌を撃った後に混沌を撃つまでに失った体力や盤面を取り戻さなければならず、そのためには回復カードが多い方が都合がいいということもあり3枚採用です。
氷塊のゴーレム(以下氷塊)
デカァァァァァいッ説明不要!!
10/18/18!!! 選択不可守護!!!
フェンス・オブ・ガイアだ!!!!
…説明不要とは言いましたが、初動がなくてもアクセラではほぼ使わないことだけ補足しておきます。
tips:お察しになった方もいるかもしれませんが、このデッキの2コス以下のカードは全て進化ウィッチに採用されうるカードで構成されています。
ですので、この構築は非公開性(ランクマッチや非公開性大会、レートなど)で対戦している場合、サークルや混沌、輪廻やアレイスターのアクセラといった混沌特有のカードをプレイするまで混沌ウィッチだとバレにくいというメリットもあります。
不採用カード
不採用カードは可能性を検討したものを全て入れると数が多すぎたので、有力であったり混沌ウィッチによく採用されていたりするカードに厳選しています。
リトルメイガス・アリステラ
1コストでほとんどのフォロワーを処理できるのは便利ですが、場に出た後はトレード性能を持たない点やデッキとのシナジーの薄さを考慮して不採用。
ラミエル
混沌ウィッチにはよく採用されているカードですが、最近は盤面の取り合いでのトレードが多いので効果ダメージ無効が有効に機能しづらく、4ppから6ppに増加しても6ppで強いカードがない上に、混沌が5pp、具現化が7ppで直接的に恩恵を受けづらいので不採用。
追憶の大天使
進化ネクロからボーンフリークの採用が減ったため役割対象があまりおらず、2/1というスタッツがフェアリーやスケルトンと相討ち(ファンファーレで消滅させらはするものの)になる点が弱いので不採用。
怒れるワイズマーマン
2パスを許容してくれるカードですが、そもそもなるべくパスをしないように構築を組むのを意識したことで必然的にこのカードのバリューも落ちたので不採用。
安寧の降臨
令和3年も3/4が終わる頃に実装された初期アイコン。
現状の序盤の盤面を除去するには2点or熾天使orアレイスター(アクセラ)で事足りることが多く、フォロワー10体破壊や20体破壊も達成しづらいどころか達成する頃にはゲームが終わっているため不採用。
新鋭の花火師・マーヴェラ
花火師の2pickで使われてる方。
後攻4ターン目に盤面をほぼ一掃できるのがかなり強いですが、序盤の盤面にきちんと向き合う構築にしていることで必要性が薄れているので不採用。不採用カードだと2番目に有力ではあります。
伝統の花火師・フドー
花火師の構築で使われてる方。
基本的には手札にスペルがあるので最大バリューを発揮できますが、5ppが混沌と被っている点が使いづらく、結果的に弱い使い方をする場面が多いので不採用。
ゼノ・イフリート
混沌が撃てなかった時の具現化プランの繋ぎとしては使えますが、混沌を撃った時にほぼ劣化した《始原の竜・バハムート》になる点や、そもそも6tに出して回復もしなければ守護でもないという点が弱すぎたので不採用。
サハクィエル&イスラフィール
相手に広げられた盤面を全て無に帰すことができるカード。
ただし、せっかく自分が作った強固な盤面を吹き飛ばしてしまう点がアンチシナジーであるので不採用。8点を飛ばすのが相手だけになったらルシフェルの枠と入れ替えると思います。
始原の竜・バハムート
恐らく一番驚かれているであろうカード。ここだけ異様に説明が長いです。
アクセラレートと本体効果共にこのデッキでは貴重な多面処理ですが、アクセラレートは不利盤面を一瞬フラットに戻せてももう一度展開されるだけでその場しのぎにしかならない点、本体はリーサルに関与できるかと思いきや自分の盤面が優勢な時は投げられなくて使いづらい点があるのと同時に、BO3で勝ちたい対面(セッカエルフ、進化ネクロ)に対してより有効に働きやすいルシフェルを優先したかったという事情があったので不採用です。
ただ、ランクマッチで使う場合はもっと雑多な対面と戦うことになるのでルシフェルと入れ替えた方が強いと思います。
クロノウィッチ
手札リソースを使わずに強い盤面を形成できますが、貴重な進化権を消費しなければいけないうえに混沌前提で、あまつさえこのデッキではそんなことをしなくても最強場面が作れてしまうので不採用。
マリガン
共通
共通マリガンのカードはこちらになります。
また、優先順位はマイザー>ベルエン=保安官補>マスコです。
何枚持つかに関してですが、マイザーは2枚まで、ベルエン保安官補は先攻なら2枚、後攻なら1枚まで、マスコは横にそれらがいなかったら1枚だけという持ち方がいい塩梅だと感じたので、そこをベースにして自分の都合のいいようにしてもらえればと思います。
先攻
先攻では、共通キープに加えてこれらを持ちます。
見えたらとりあえず持つ2枚では?と思われた方もいらっしゃると思いますが、後攻でこれらを持ったことで初動が引けずに序盤の盤面を制圧されて、サークル→混沌や1~4ターン目にほぼ動けないまま混沌を撃つという動きをするとそのまま返しのターンで負けてしまうことが多いです。
キーカードではありますがそのキーカードのせいで負けてしまっては元も子もないので、隙を晒しても敗北に繋がりにくい先攻のみのキープとしています。
後攻であれば、後述するセットで持つことでこれらキーカードの隙を減らすといいでしょう。
後攻
後攻は共通キープに加えて、アクセラで盤面処理に貢献してくれるアレイスターを1枚までキープします
特に各種ネクロのベルエンを消滅できた時は再誕の出目を弱くできるという大きなメリットがあるので、ネクロと対面した時には積極的にキープしていきましょう。
セットキープ
セットキープですが概ね下記のようになります。
ちなみにこのキープに先後は関係ないので、どちらでも気にせずに持って大丈夫です。
基本の立ち回り
このデッキの立ち回りはシンプルで
の2つです。
そして各プランで動く際に注意することですが、①のプランでは混沌を撃つ隙をできるだけ減らすために低コストカードは惜しみなく使うこと、②のプランでは逆に1枚のバリューをなるべく上げる使い方をする(マイザーを出す時はなるべく駿馬を多く消費しつつ進化切ったり、アレイスターは本体で使って体力と盤面を保つなど)ことです。
対面相性
大まかな対面相性はこのようになっています。
そしてプランニングですが、有利~微不利対面までは①のプランを、不利対面では②のプランを使います。
ただそれだけではあまり参考にならないと思うので、対応が同じような対面はまとめつつにはなりますが説明を加えようと思います。
vs有利、微有利対面
各種エルフ→どのエルフであっても、混沌を撃った返しに《ウィンドフェアリー》1枚で死なないように立ち回りましょう。
覚えておくと得をすることとして、セッカとラティカ対面の後攻で盤面の取り合いがきちんとできている場合は、サークル進化をすることで《瘴気の妖精姫・アリア》が盤面に残りづらくなります。
また、恐らく世間一般のイメージでは混沌の返しにウィンド投げたら勝つというイメージだと思いますが、序盤の盤面にきちんと付き合えていればそんなことはなく、返しのこちらのターンに大量の守護を並べるだけで勝手に爆発していきます。
進化ネクロ→こちらもエルフ同様に、序盤の処理だけきちんとできていれば混沌を撃ってそのまま大体勝てる対面です。
また、こちらの序盤の動きが乏しい時は《友魂の少女・ルナ》や《死門を継ぐ者》などの攻撃力が低いフォロワーがよく並ぶことを利用し、敢えて処理しないことで混沌が撃ちやすくなるのは覚えておくと楽になります。
人形、マグナゼロネメシス→どちらも《アブソリュート・トレランス》が怖いと思われがちな対面ですが、《ウィンドフェアリー》と同様に単体なら大した問題ではありません(勿論2体同時に出てくると死にますが、かなり確率が低いので来ないものとします)。
そして、その他のカードは人形ネメシスであれば人形が手札を圧迫し、マグナゼロであればデッキを回すカード全般が混沌によって使いづらくなって共鳴10がほぼ達成できないので、こちらが1度展開した盤面を返せずに勝てます。
各種清浄ビショップ→どちらも《セイクリッドレオ》の処理が大変で、アミュレットが入っているものは《ゴッド・オブ・カース》も対処が面倒ですが、混沌がほぼ自由に撃てる上に1度《セイクリッドレオ》が途切れてしまえばそのまま押しきれます。この時、《始原の竜・バハムート》を入れている構築であれば処理が楽になります。
この対面はお互いに耐久し合うことになるので、山札切れには注意しましょう。
vs五分対面
進化ウィッチ→先攻でマイザーや保安官補、《マジカルシューター》を絡めた盤面展開や進化フォロワー+《ディテクティブガール》の形を作られると厳しいですが、混沌を撃てば、進化ウィッチ側のデッキがユピテル以外4コスト以下で構成されていることから優位に立ち回りやすいです。
ただし、こちらがユピテルを強く使うのと同じく進化ウィッチ側もユピテルを強く使いやすいので、氷塊やルシフェルといった選択できないフォロワーでユピテルを使いづらくして処理を追い付かせないようにしていきたいです。
ミラー→このマッチは少し特殊で、混沌を撃つと相手が先に恩恵を受け、そのまま展開された盤面を返しきれなくて負けるという流れになりやすいので、先攻であれば先に具現化が撃てることを活かして②のプランを使って先に押しつけをすることになります。
そして後攻側は先に具現化を撃たれるのが分かっているので後攻6ターン目に混沌を撃ち、相手の具現化含む高コストカードのコストがさらに上がったり、自分の出目が強くて処理が追い付いたり逆に展開し返したりできるという展開を狙います。
ただし、後攻側がラミエルを採用していて後手4で進化を切れると立場が逆転するので、ミラーにおいてはラミエルの採用が優位に働きます。
vs微不利、不利対面
ラストワードネクロ→混沌を撃つまでは容易いものの、せっかくこちらが作った盤面を《オミナス・タイラント》で更地にされてしまったり、《人外魔境・クリストフ》のリーダー付与によって作られた強固な盤面にリーサルが阻まれ、その盤面を突破するために自分の盤面を弱くしたところを攻め込まれたりとやりづらい相手です。
氷塊やフォリアなどの1枚で複数体展開できるカードを小出しにして《オミナス・タイラント》を誘い出し、相手の除去が尽きた頃に本命の展開をするのが一番望ましいです。
守護ビショップ→清浄ビショップの時と同じく《セイクリッド・レオ》の処理が大変なことに加えて、《双砲の神罰・アンヴェルト》を早期に展開されると混沌が撃てなくなってしまうのでそのまま負けてしまいます。
なので、特に後攻は相手の守護フォロワーを極力場に残さないようにベルエンをマリガンでキープするのは控え、マイザーやアレイスター、そして輪廻など直接盤面に触れるカードを優先してマリガンてキープしましょう。
バフドラゴン→後述するライドドラゴンよりも体力を削る性能がやや乏しく、序盤を準備期間に充ててくれるおかげで多少混沌が撃ちやすいので、不利対面の中では一番マシな対面ではあります。
ただし、こちらも《オラクルドラゴン》の盤面展開を処理しきれない展開が多く、一度盤面を取りこぼしてしまうと《焦熱の竜翼・ドラーク》によってこちらの盤面を壊滅させられながら体力を削りきられます。なので、とにかく盤面を取りこぼさないようにしつつ盤面の強さを保つようにして《焦熱の竜翼・ドラーク》を消費させましょう。
バフドラゴン側の手札が2~3枚程度になれば満足に展開や処理ができないままターンを渡してくれることが多くなるので、いかにしてそこまで堪え忍ぶかという試合になります。
ライドドラゴン→序盤から《荒野の冒険者》や《烈覇のアルチザン・レジー》でこちらの体力を削られ、こちらが混沌を撃ったと思えば竜槍の戦士・ローウェンや《殺竜騎士・ロイ》のエンハンスでコストアップをものともせず、挙げ句の果てにはコストが下がった《古今独歩の大拳豪・ガンダゴウザ》や《イグニスドラゴン》でこちらより混沌を使いこなす始末でかなり厳しい対面です。
この対面では混沌を撃つ隙がそのまま負けに繋がりやすいので、上述の通り②のプランで具現化の出目に頼ることになります。
狂乱ヴァンパイア→序盤から盤面を展開しつつ体力を削られ続けるので、混沌を撃つ隙がほとんど無い上に、混沌を撃った直後に《百獣の大悪鬼》のバーンで削られきったり盤面を展開したと思ったら《ゼノ・ディアボロス》で逆にリーサルを取られたりと、こちらもかなりの不利を取っています。
基本的には②のプランで具現化から一気に盤面を取り返した後、バーンダメージが飛んでこないことを祈るという分の悪い賭けをすることになります。
機械ネメシス→恐らくローテーションのデッキの中で最も苦手としている対面です。
《極致の創造主・ベルフォメット》の盤面が強すぎるので混沌を実質封印され、かといって具現化を撃とうにも直前に出てくる《終末の番人・スピネ》本体の盤面が強く、リソースを割かされた後に《カラミティ・モード》から出てくる《ジャスティス・タイラント》や《シャングリラ・ブレイカー》の体力回復によってじわじわと遅延されて勝ち筋を失って負けてしまう展開が多いです。
この対面では5ターン目までに相手のベルフォメットが融合してこなかったら腹をくくって混沌を撃つか、7の具現化からフォリア+氷塊辺りか2枚目の具現化を引っ張ってきて超展開するくらいしか勝ち目がないと思います。
おわりに
いかがでしたか?(無能ブログ風)
…それはさておき、気づけばかなりの文量になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
「ここをもっと具体的に知りたい」「このカードは採用しないのか」といったような質問や誤字脱字などのご指摘がありましたら、このnoteのコメントか僕のツイッターのDMで聞いてくださればできる限り答え、記事に追記する形で反映しようと思います。
DOC環境も終わりに差し掛かって暇な方が多くなってきたと思いますので、使っていて楽しいこのデッキを是非使ってみてください!
追記
新弾はマイザーセットとルシフェルがいなくなったので、序盤は神鳥の除去能力と単体が優秀な小型に任せる形にして、ルシフェルの枠はバハムートに戻ると思います。