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【30歳になってしまったらしい】大人になるってよくわからない。

30歳になった。
7月にはシーメイト自主企画でイベントもさせてもらったけど、ハタチを迎えてからの10年間を振り返ってみると、一番若々しく生きているのは、なんだかんだ今だなと感じる。

28歳の春、一大決心

2023年春。
私は、安定した職業である公務員を捨てて、
本当に大丈夫か…?と思ってしまうような設計事務所から内定をもらい、北海道から遠く離れた関西へと、たった1人で移り住んだ。

元々ラブグラファーになりたいって思ってたこともあり、3年間で公務員を辞めることは決めていた。
それまでに一級建築士を取り切ること、転職するなら北海道を出ること
この2つも決めてはいた。

だけど、私の周りの人はそんなアホみたいな選択ってきっと思ってた気がする。

「一級建築士をこの年齢で持てるなら、すぐにでも係長になれる。考え直さないか?」と言われたこともあったけど、即座に断った。

親や周囲の目に縛られていた、27歳までの私。
変わりたかったのよ。大学で本州に出ていく友達が心底羨ましかった。
(私は親と何度も喧嘩して本州の志望校を受験したいと伝えたが、最後まで受け入れてもらえず、結局地元の大学に進学した。)

ここがターニングポイントとなり、
複業ワーカーとなったり、色々な働き方の人と出会うのは次のお話。

29歳。とりあえず突き進みまくった年。

関西に出てたった1年でやったことは以下のとおり。

  • SHE Umeda拠点解放参加

  • ラブグラフキャンプに参加

  • ラブグラファーコースに間髪いれずに進む

  • シーライクス10期カメラコミュニティサポ隊

  • ラブグラファー審査合格→正式採用

もうラブグラフじゃん。てかほぼカメラじゃんと言われればそう。
元々の夢だったし、そりゃそうじゃんって思われるかもしれない。

けど、予定としては、キャンプ参加もラブグラファー目指すのも1年目だとは1ミリも思っていなかった

関西に慣れて、仕事にも慣れて、
今なら落ち着いて向かえるな、みたいなタイミングを狙ってた。
てか、年齢的に諦めも肝心なのかとも正直思ってた。

だけど、SHE Umedaの拠点に行って、あまりにも活動的なシーメイトさんをたくさん見てしまったことで心の中がメラメラと。
SHEの学習進める気ないんだったらラブグラファーとっととなれよ!と。

7月には、既にラブグラファーとして活躍しているシーメイトさん主催のフォトウォークに参加して、ずっと憧れていた方と、後にアシスタントに就かせてもらったりもする方に出会い、ラブグラファーを目指す宣言もしていたような。
出会いの引きがすげえんじゃ。それは自慢。

ラブグラファーは対人のお仕事だから、研修ももちろん対人。
ほとんど初めましての方を撮影させてもらい、今までの私が見たらびっくりするぐらい初対面の人とも楽しんでいた。

29歳になってようやく人と関わるのって楽しいなとか、楽しませることって好きだなとかっていう気持ちに気づき、撮影日が来るのを指折り数える日々。30手前にして変わった。

SHElikes10期カメコミュサポ隊も自分に大きな影響を与えている。
人に技術を伝えること、褒め合うこと、チームで動くことをしている自分と、仕事でふにゃふにゃしている自分とが、真逆の人間に思えるぐらいイキイキと活動していた。

死ぬんじゃねえかってぐらい色々同時並行したけど、そのおかげで今の自分の好きややりたいに気付けている。
何も気にしないでやったからこその産物だ。

今の自分は変わろうと思えばすぐ変われる

30歳を迎えた日。多忙すぎる本業に追われ、終電で帰宅した。

悪い意味でこんな誕生日初めて。
だけど、こんなにたくさんの人にお祝いしてもらえたのも初めてだった気がする。

心のどこかで年齢を理由にして思いとどまりたくなる自分がいる。

でも、そいつが顔を出す前に突き進んできたのがこの2年間で、
そいつに会ってしまう前に進んだからこそ出会えた人たちに祝ってもらえたってことが嬉しくて、自分グッジョブ!と思ってるよ。

これからも年齢はちょっとずつ重ねていくけど、
年齢を理由にする自分と出会さないスピード感で突き進んでいけば、変わりたいって思った時に変われる。

年齢を理由に諦める理由がなくなった。

年齢を理由に諦めるのって論理的?

こんな問いを私と、読んでくれる人に投げかけたいです。

歳を重ねるデメリットってなに?
記憶力が弱くなっていく、体力が衰えていく、肌のハリがなくなっていく、痩せにくくなる…そんなもん?

歳を重ねるとできることは?
経験をもとに答えを出せること。

少なくとも私の描く未来には、有能な記憶力も、強靭な体も必要ない。
若い肌を失うのはちょっとしんどいけどまあいいや。
でも経験は絶対的に必要。

そう考えると、歳を重ねる方が私にとっていいことなんじゃないかって。

年齢をレベルに例える人がいるけど、本当にそう。

私自身が30lvあるかは、疑わしいところではあるけど、
少なくともちょっとずつはレベルアップしてるから中ボスぐらいなら倒せるんじゃないか?

置かれている状況を言い訳にしない人かっこいいよね

ママだからとか、フルタイムワーカーだからとか、もう若くないからとか、そんな諦めるための理由よく聞くけど、それを言い訳にしない人ってかっこいい。

ママだから夢を諦めたくないと語ってくれたシーメイトさんを撮影させてもらったときがあって、本当にかっこいいな!と思った。

何事も言い訳にしないかっこいい大人になっていきたいよね。と思う出会いがたくさんあったことも、この2年間の自分の頑張りのおかげ。
えらいぞ〜!ありがとうね!!!(自分ベタ褒めスタイル)

何か諦めたくなったとき、私はこの記事に戻ってきて諦めちゃいかんと思ってまた進めるはずです。頑張れ。笑

大人になるってよくわからないけど、今のまま突っ走ればいいんだきっと。

やっぱり振り返ってみると、インプットもアウトプットもここ10年間の中で今が圧倒的に多いみたい。
年齢は、やっぱり言い訳にはできない。
だって、今自分や出会ってきた人たちがそれを証明しちゃっている。
少なくとも私は、あまりにも自分のエネルギーをそのまま放出していて、そのおかげであまりにも楽しい生活を送れてしまっているから。

30歳。
数十年前なら、賞味期限は過ぎて、あとはもう見向きもされないとされていた年齢ってちょっと理解できないや。

少なくとも私より若い人へ。
アラサーだとか、そんな言葉に惑わされているぐらいなら、何歳になっても好きなことを追求していけるように努力しませんか。
やりたくないことから100%は逃れられないのだったら、やりたいことの絶対量を増やして、割合は減らしていくしかないよ。

周り見てみて。年齢を理由にせずに突っ走ってる大人だらけだよ世の中。
私もそのうちの1人です。
年齢は絶対にあなたを縛らないから、言い訳すんな!


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