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傷ついたことって案外忘れてしまうよね。

ちょっと、キャリアを考える機会を得た。

まあ、就活での自己分析といえば
モチベーショングラフだよねえと思い、
さっそく人生を振り返ってみてた。

びっくりしたことがあった。

嫌だったこと、辛かったことの記憶が
薄らとしか出てこなかった。


ちゃんと覚えているんだよね。
相当に傷ついた言葉も行動も。

でも最初に出てくるのは、いい思い出ばかりだった。

これすごい気付きかもしれんと思って
記録しておこうと思ってnoteに行き着いた。 

ちなみに、以下
頑張って思い出した辛かったエピ。笑


人生に絶望したはずの大学院生時代の話

お世話になっている大学の非常勤講師の言葉

「女の子は就活の時には働き続けるなんて言っても、結局は結婚妊娠出産でやめることがわかってるから、万年人手不足体力勝負のこの業界では取りたくないんだ」と。

そんな風に思われてること想像に容易い。
でも深く傷ついたし、
結婚願望を失う大きな原因だったとは思う。

研究室同期の言葉

「結局、女は劣等種じゃん」

まあね、君が周りを見下すことで心の平穏を保ってることなんて分かってた。
けど、普段からそう思っている人と一緒にプロジェクトやコンペをやり続けるのは無理だった。

実際、私は、もういい。となった。

けど、2人が仲良くできないと
研究室が回らないんだよと先輩に言われた。
ずるい話で、先に折れて謝れるのは私だと思われていたに違わない。
私も、今仲違いをしている場合じゃないと思い、怒ってごめんと言って元通りになった。

まあ、結局その数ヶ月後には完全仲違いして、
すれ違うたびに悪口を言われながら大学院生活を送っていたわけだけど。


社会人なりたての恋愛裏切られ話

私には、同期が3人いた。
男1女3で、きっと皆薄らと男1を好きだった。
なんなら私が1番興味なかったはず…

その男の子から猛アピールをされ
誰もが認める押されたら好きになる女なので
迷うことなく付き合うまで進みましたよね。
まあでも、彼は鬱病になってしまい、
私とは連絡が取れなくなってしまった。

それでも他の同期には気を使わず仲良くできてたみたいなので、それでもいいかと思ってたんだけど

男女の関係になってましたよね、、、ハハ

当日はやけに傷ついてしまったし、
その頃に書いたnoteが、誰かを傷つけないと生きた心地がしないみたいな例のアレ。

今じゃ1ミリも思い出しても何も思わんのに、当時はMAX超えて傷ついてたなぁ。


そろそろ私の不幸話は終わり。

ていうか、これだけ鮮明に思い出してみても、
苦しい悲しい悔しいの気持ちは出てこなくて、
こんなことあったなぁで終わってしまう。

たしかに、その経験を通して
考え方や人との関わり方とかは変わってると思う。

だけど、辛い感情というものは案外引き摺らないものなのだと振り返ってみるとよく分かった。

じゃあ、もっと傷つくぐらい頑張ってみてもいいのかもなと思いつつ、
それは絶対嫌だなとかも思いつつ、

おとなになってしまったんだなぁ

と、しみじみと感じる30手前のとある日でした。

どんなに辛いことがあっても
幸せだったことしか記憶に残らないなら
きっと死ぬ時は幸せだろうな。

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