やることやったら、ちょいとのんびりしたらどうじゃ?
せかせかしとるのぅ
あー、あれもやんなきゃな。
あ、でもその前にこれもやんなきゃな。
『せかせかしとるのぅ。』
あ、イザナギのおじいちゃん。
いやーなんかね。
また創作意欲がめちゃくちゃ出てきちゃってね。
『ふぅむ。
じゃが、もう手配はしたんじゃろ?』
あ、うん。
今やれることはやったよ。
メルマガもおじいちゃんのお蔭で良いものが書けたし。
『まぁ、あれはわしが思うとる事じゃからな。』
やること全部やっちゃったんだけど。
んー、なんか落ち着かないからなんかやろうかな。
『うむ!
では、寝るがよい。』
え、ええ!?
眠くないよ!
『ならば、遊ぶがよい!』
種植え後の土をつつくな
あ、遊ぶと言っても…。
『ほれ、お前さん、ツクヨミからなんかこう、ぴこぴこするやつもらっとったじゃないか!
あれ、やっとけばええじゃろ。』
え、えーーー…。
『はぁ~…。
お前さん含めてちょいとせかせかし過ぎじゃないかのぅ。
やることをやらずしてせかせかするのは当たり前じゃが、やることやったら、ちょいとのんびりしたらどうじゃ?』
そうなのかな?
『そうじゃとも。
自然の営みのすぴーどを感じてみよ。
それに比べたらお前さん方、相当生き急いどるぞ。
ん?死に急いでるとも言うか?』
そう言われると、確かに自然の木々の営みも春に目覚めて冬に眠るまで1年が人の1日のような感じだし…動物が育つのにもそれなりの時間はかかるけども。
『んーそうじゃな。
【待つ】のが苦手なことを現すに、まるで土に植えた種の芽が出るのが待てずに土をまたほじくり返す様によう似とるな。』
やることやったら、ちょっとはゆっくりしろと。
『本来ならば人が穏やかに生きていくのにやらねばならんことはそう多くないのじゃ。
それを許さん社会の仕組みを自ら作り出しているだけのこと。』
『植えた種を掘り返すのは鳥どもだけで十分じゃろ。』
ゆっくり茶でもすすれ
『まぁ、ゆっくり茶でもすすってみたらどうじゃ。
生き急いでいては見えるもんも見えんし、感じるものもままならん。』
そ、そっか。
『まぁ、お前さんの場合。』
ん?
『動かんでもいい時に動いたら、わしが手のひらでころころして遊んでやろう(笑)』
な、なにそれー!!
『いつ気付くかと思ってのう。
せかせか動いて空回りしとる感じが、ほんに面白…いや、忙しいと思ってな。』
遊ばれてるーーーーー!!