見出し画像

伊弉諾のおじいちゃん

お茶目なおじいちゃん

私はパートナーのたっつんと一緒に西日本を周回して神社仏閣を巡っていくたつみのりキャラバンを2019年11月にやってみた。

画像1

ほんとにこんな感じで車1台に2人と荷物を詰め込んで、身軽に気軽にふらりと旅に出た。
私たちは旅をしながら地球を生きている。

様々な場所を巡るだけで見えない存在とのご縁が結ばれ、人と見えない存在の関係性も土地が変わればガラリと変わり、その土地その土地でエネルギーワークもしながら1ヶ月かけて旅して回った。

その時のご縁が今、関西に引っ越す時にものすごく作用した。
淡路島のお茶目なおじいちゃん伊弉諾さまとのご縁である。

また新大陸生まれちゃうじゃろ?

またこのおじいちゃんがとってもお茶目な人(?)で、初めておじいちゃんを訪ねに淡路島に訪れた時からとても好意的で参拝中も気持ちが晴れやかだったのを覚えている。

その時からちょいちょい脳内に遊びにくることが増えたのだけど、このおじいちゃんは神話通りに大きな槍を持っているのだが…あろうことか物干し竿に使っていた!

すごく天気の良い日に槍に洗濯物を干したり、布団を干した時なんかは布団叩きにも使っていた。
器用に使うな…槍でお布団ぺんぺん…。
じゃなくて!

『ちょ、ちょっとちょっと!その槍そんな使い方していいの!?すっごい槍なんじゃないの!?』
『大丈夫大丈夫、もう使わんから。新大陸出来ちゃうじゃろ。』

そ、そうか。
新大陸出来ちゃうのか。
それもそうかもしれない。
でも、物干し竿か~。

『まぁまぁ、座れ座れ!
茶でも飲んでいけ!』

物干し竿に洗濯物を干し終わったら縁側で座布団を並べてお茶を一緒に飲むように誘ってくれる。
まるでおじいちゃんと孫みたいだなぁと思っていたら、引っ越しの話が出た瞬間に【孫の里帰り】計画がおじいちゃんの中で始まったらしい。

『うちに来い!うちに!』

ご挨拶したら届いた引っ越し祝い

おじいちゃんの希望通りにたつみのりはおじいちゃんの近くに引っ越して、2020年6月に引っ越しのご挨拶でまたおじいちゃんの淡路島を訪ねた。

その時は朝からずーっと雨で、おじいちゃんの所についた時も雨。
加えてウイルス騒動も重なって参拝者は私たちがいるときは私たちだけだった。

まさに貸し切り状態。

おじいちゃんはとっても喜んでくれて、出発前から自分で庭の掃き掃除したり、孫へのお小遣いをポチ袋に詰めていたり、お土産用意したり、張り切りすぎて砂利に足取られて転んだりしていた。

『引っ越してきたよー。
改めてよろしくお願いします、おじいちゃん。』

そうしておじいちゃんの所からお札とお守り(おじいちゃんとの専用ホットライン)を持ち帰った次の日。
なんと私の山形のリアルおじいちゃんおばあちゃんから引っ越し祝いが届いた。

まさか届くと思っていなかったから不意打ちでお祝いされたような気分だったけど、伊弉諾さまをおじいちゃんと呼んでいたからそのまんま【おじいちゃんおばあちゃんからの贈り物】と分かりやすいように届けてくれたのだ。

『めでたいのー。
孫が近くに来たぞ孫が帰ってきたぞ孫が』

そんなおじいちゃんの上機嫌な鼻唄が聞こえた。


いいなと思ったら応援しよう!

見えない世界の媒介人みのりん
リアルな見えない世界の体験を綴ろうと思っています。自分が感じた感覚をそのままに。私の大切にしたい世界が伝わることを願って。見えない世界も大切にしたいと思う方はサポートしてくれると嬉しいです。