新しいドリームキャッチャー誕生と共にハイテンションな方がやってきました
祝福を与えマース!
新たなドリームキャッチャーのイメージが湧いてきたみのりん。
最近までせっせと作成して、先日お迎え先を探している真っ最中なのだけど。
今までの方達とはどこか一線を画す方々が生まれていました。
華やかでどこか上品な弾むようなエネルギーの方々。
すごくハイテンションでラッパの音が響いてくるような気もする。
ぷお~♪
…ラッパの音?
いや、気のせいじゃない!
ラッパの音が聞こえる!!
『祝福を与えマース!!
ぷおー♪ぷおぷおー♪』
こ、これは確認をしなければ…!
いつもエネルギー調整や見えない領域の確認に使うペンデュラムを片手に聞いてみる。
あ、あなたはもしやガブリエルさんですか?
なーんちゃってまさかね!って言う前にペンデュラムは勢い良く揺れだした。
『イエーーーーーッス!!ぷおー♪』
な、なにこのハイテンション天使ー!!
人智を超える見えない世界の繋がり
『ワタクシはガブリエルと申しマース!
とあるお方よりしばらくの間、あなたに祝福を与えに参りマーシタ。』
と、とある方?
だ、誰ですか?
『ミスターイザナッギデース!』
お、おおおお、おじいちゃん!?
『イエーーーーーッス!!ぷおー♪』
おじいちゃんって天使さんとも繋がりあるの!?
『ミスターイザナッギは寛容なお方デース!
ワタクシ達がこの国へやってきた時にも拒むことなく、祝福を受け入れ、またそれで人の心が和となるならばと歓迎をしてくださいマシタ。
ワタクシたちはそのことを忘れてはおりまセーン!』
…なるほど。
確かにおじいちゃんは寛大で大らかな方だ。
見えない魂の世界を権力と結び付けて戦争したり、虐げたりするのはいつも人間の方だもんね。
『ミスターイザナッギは10の月よりとーっても忙しいそうデース!』
あぁ、そうか…10月か。
その次は駆け足で年末年始か。
『その間、ミスタースサノッオと一緒にあなたを祝福する様に頼まれマーシタ!
とーっても光栄デース!ぷおー!』
見えない世界は穏やかなもんデース!
イザナギのおじいちゃん…。
顔が広い人だけど、まさか天使さんとも顔馴染みとは。
『イエーーーーーッス!!
ミスターイザナッギはどのような在り方も否定しない方デス。
ワタクシ達も本来はそのような存在デス。
人々がどのようにワタクシ達を捉え、理解し、生きていこうともワタクシ達はいつでも人々を信じて、その命に祝福し続けていマース!
それはどのような宗教の、どのような神々も同じなのデース!』
宗教や神々を変に捉えたら困るのはいつも人間の方だもんね。
見えない方々は自分のことをどう捉えられても、自分が出来ることをするだけだものね。
『イエーーーーーッス!!
見えない世界はどのような宗教もお互いに穏やかで平和なもんデース!
人間が争いたくて争っているのデース!
我々の方が『正しく』『正義であり』『優れている』だからこそ、そんな我々が『支配するべき』だ!と。』
なかなかにハイテンションなだけあってズバッと言う天使さんだなぁ。
『ワタクシのことはもっと気軽にフレンドリーに呼んでくだサーイ!』
え、えぇっと…?
『そうですね…ガブちゃんとか!』
が、ガブちゃん…?
『なんでショー!ぷおー♪』
(待って!
こんなハイテンションな天使さんと年末年始くらいまで過ごすの!?
あとスサノオおいちゃん!?
おじいちゃん人選間違ってない!?)
その時私は…ドリームキャッチャーになったツクヨミさんがさっさと身支度を整えて旅立って行った理由を知ったのでした。