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イザナミのおばあちゃん~全ての母なる存在は私が護る~

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たつみのりが宮崎で出会ったイザナミのおばあちゃん。 母なる存在を包むように護る気高い女神。
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#みのりん

VSおチビさん!?

VSおチビさん!?

ボク、元気!おチビさんの意志がはっきりと分かりやすくなった。
生まれたばかりの時はたぶん昼も夜も分かってなくて、生物的本能がおチビさんの存在を生かしていたようにも見える程だったのに。

『あれ!触る!』
『あっち!行く!』
『これ!違う!』
『てんてん!来て!』
『早く!』

おチビさんの意志は日に日に細かくなっていくのに、まだ言葉を身に付ける前というのもあり、どんどん読み取ることが難しくなって試

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どっちがヘッタクソだよ、バカヤロウ

どっちがヘッタクソだよ、バカヤロウ

大切にしてるたった1つたつみのりっちが大切にしているたった1つのことがある。
それはいつでもたつみのりっちの基本の基本になっていること。

おチビさん自身の感覚を大切にすること。

この前も言ったようにおチビさんが産まれたこの世界には社会の都合や大人の都合に溢れてしまっている。
幼い頃からそんな自分の他にある都合に合わせて、我慢を覚えて自分自身の声が聞こえなくなってしまった人を職業柄…たっつんとみ

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さあ!命の波に乗れ!

さあ!命の波に乗れ!

朝に感じたさざ波

7月中に産まれるかなぁ…なんて思っていたおチビは未だにお腹の中で8月を迎えたやさぐれ妊婦みのりん。

きっと無重力で温かい水の中で過ごしているのがまだ心地いいのかもしれないなぁ…なんて思っている時に住んでいる山形県が記録的な大雨の被害を受けて道路が冠水したりと結構な被害を出した。

そんな迂回路を使いながら妊婦健診に向かった日の朝…みのりんは命のさざ波を感じた。
今までのお腹の

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ぼくは!生まれたいんだ!!

ぼくは!生まれたいんだ!!

とうとう臨月やさぐれ妊婦

やさぐれ妊婦の妊婦生活もとうとう臨月に入り、今日から正期産という日の妊婦健診で既に子宮は指一本分開いていると告げられた。

『順調順調!』

と、周囲のみんなは言う。
初産では子宮が開くスピードが遅い。
ここからどれくらいの早さで子宮が柔らかく開いていくかで安産かどうかも変わってくるのだろうなーと何となく思っていた。

そして、何となくだけどこの時点で8月11日という予

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やさぐれ妊婦バースプラン

やさぐれ妊婦バースプラン

とうとう渡されたバースプラン

イザナミのおばあちゃんをメインに見えない世界の流れに乗ってお産に向かうみのりんにとうとうバースプランなるものが渡された。

どんなお産をしたいか。
妊婦が産院のスタッフや先生たちに伝えて理想のお産に向かうため自分の希望や要望を伝えるためのもの…バースプラン。

その中で1つの項目だけが最後まで埋まらない。
立ち会いを希望するかどうか。

実はパートナーたっつんは施設

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母にどこまでも優しく厳しい方

母にどこまでも優しく厳しい方

今回はイザナミのおばあちゃんとの会話をメインに話を進めていきます。
イザナミのおばあちゃんは母という存在にどこまでも優しく厳しい方。

会話の中でそう感じました。

お前が感じるのは波だ。

お産が近付くにつれてイザナミのおばあちゃんのアドバイスや指導は細やかさを増していく。
大体は目に入る情報でキーワードが飛び込んできたり、タイムリーに目につく情報が入ってきたりという感じでやってきていた。

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家族は一緒がいい

家族は一緒がいい

ここに来て欲しいんじゃいきなりみのりんに告げられたイザナギのじいちゃんからの圧のあるメッセージ。
それは宮崎県江田神社に来て欲しいのじゃ、ってことらしい。

江田神社!?

そこに行けばいったい何が起きるのか?
それは行ってみなきゃ分からない。
みんなこういうことがあると『ご利益があるんでしょ?』『なんか良いことあるんでしょ?』って言うけれど、はっきり言ってやってみなきゃ分からない。

行ってみて

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