東京ホテイソンさんのM-1物語を書く僕。
皆さんどうも。
今回は東京ホテイソンさんについて。
M-1グランプリ2017から2019
3年連続で準決勝に進出されていたエリート
が、、、
3年連続で準決勝敗退と悔しい思いもされていた様子を後々のラジオやYouTubeなんかで伺えます。
M-1グランプリ2020の東京ホテイソンさんの物語を
小説っぽくしてみたんで、良かったら。
ーーーやっとの思いでたどり着いた決勝。
M-1グランプリ2020ファイナリスト。
決勝の日。
2番目に呼ばれた、二人の名前。
準決勝の夜、戦友に託された。
そして、自分を託した。
その何かをこの目で見るために、
もがいた。
日本の中で10組しか残れない。
その頂きに手が届きそうだった……
せり上がりの台の上。
不安が止まらなかった。
扉が開き、とてつもない量の光と闇が交差する。
出囃子が流れ、その足を前へと進めた。
この景色だった。
憧れていた。
M-12005ショーゴが初めて見た本気の漫才。
その舞台に立っていた。
吹っ飛ばされそうだった。
何とかかんとか口を開けた。
ネタを終え、安堵の表情を浮かべる二人。
得点が発表される。
呆然とした。
頭が真っ白になった。
……気付けば、楽屋に居た。
さっきまで何してたんだ?と問いただしてみる……
あぁ、終わったんだと気付いた。
モニターには爆笑を誘う「おいでやすこが」の姿。
悔しい。
悔しい。
悔しい?
そうだ負けたんだ……
いや、そんなことはない。
日本の漫才師で10番目。
やっとの思いで辿り着いた決勝。
だからこそ悔しかった。
だからこそもう一度挑む。
来年の出場を決めた。
その夜、家路についた。
脳は何も考えられない程疲れていた。
ゆっくり寝よう。
またこんな日が来るかな………?
いや、この思いに変わるものを知りたい。
ーその炎が消えることはなかった。
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