【騒音撃退】隣の部屋がうるさい!見事黙らせた効果的な手紙の書き方/管理会社と警察ができることとは
(2022年3月24日加筆更新)
こんにちはラッキーな宅建士松ジューです。
今日はよくある賃貸アパートの騒音トラブルがテーマです。
隣の部屋がいつもうるさい、どうにかして欲しいといった苦情の電話が管理会社で働いているとしょっちゅうかかってきます。
気持ちはわかるのですが、管理会社としては出来ることにはやはり限界があるので、私個人の経験を交えながら、その対処法について考えたいと思います。
【管理会社の出来る事】
まず「隣の部屋がうるさいからどうにかして」という訴えに対しての管理会社側の初動対応は、アパートの全ての部屋に騒音に関しての注意喚起を記した紙の投函です。
最初はやんわりと、住人同士お互い気を使って生活しましょうよ、という呼びかけですね。
それでも収まらない場合、今度は直接騒音主に聞き取りを行います。「こういった苦情がウチに来ているのですが、心当たりはないですか?」と尋ねるのです。
悪気がなく、自分の出している騒音に気がついていなかっただけの人はちゃんと反省してくれるのでここで終わりです。
しかし中には騒音に対して開き直る人がいるのも事実です。
「長く住んでるけどこんな事初めて言われたよ!だいたいウチより隣の人の方がうるさいと思いますがね!」
などと改善が期待できないパターン。
こうなると管理会社としても苦しくなります。
せいぜい互いの苦情を聞いてなだめたり、騒音主の連帯保証人への協力要請、それからアパートの持ち主である大家への相談。アパートの賃貸借契約は2年間であることが多いので、大家が望まなければ契約更新はできません。
まあ、その前にどちらかがうんざりして出ていく事が多いのですが。
このようにアパートの騒音問題に対して、管理会社が出来ることはとても狭く限られています。
本当に迷惑な騒音主であっても法律上、そやつの首根っこを掴んで外に追い出すことが出来ないためです。
【私が騒音主にした事】
そこでここからは私個人の実践した対処法のご紹介です。あくまで私の場合です。
私も20代の頃は一人暮らしをしていましたから、やはり何度か騒音に悩まされた事がありました。
そのアパートも壁が薄く、隣からくしゃみの音がはっきり聞こえるほど。
騒音問題に関しては警察も呼べば来てくれますし、騒音を現場で確認できれば、ちゃんと注意もしてくれます。ただ誰でもいきなり警察に訪問されたらびっくりしますし、それによって敵対心を持たれる事も確か。
結果的に逆効果となり、どちらかが疲れ果て音を上げるまでの長い、いがみ合いの始まりです。
でも壁1枚で対立してビクビク暮らすのは嫌だ。そこでオススメしたいのが【懐柔作戦】です。
対立するのではなく、うまく抱き込んで、こちらに気を遣ってもらう。
私の場合、直接会って言うのも角が立つと思ったので、悩んだ末に書いた手紙がとても効果的でした。
騒音に対して決して高圧的に攻撃的に書くのでなく、あくまで謙虚に、下手からお願いする形がベストでした。
まあ、自分に置き換えたらわかりますよね。
突然知らないやつから、うるせえ静かに暮らせ!などと書かれた手紙がドアに投函されていたら、そりゃあ、なんだと!ふざけるなよ!ってなりますし。
なのでここは怒りを抑えて、お願いをする文章を書く方が、要求が通りやすいのです。
具体的に記しますと、
202号室の〇〇と申します。
突然のお手紙すみません、から始まり、手紙を書くに至った経緯、次に悩まされている具体的な騒音の時間と種類、それから改善の要望、最後に、お互い様ではありますがと、相手の気持ちのケアをするという構成がベストです。
いきますよ。
【簡単で効果的な手紙の例】
『202号室の〇〇と申します。突然のお手紙申し訳ありません。
実は以前より悩んでいたことがあり、この度このような形でお願いをする事に致しました。
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