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日記★子供を家族以外に預ける

コロナ移住から4ヶ月。
予定帝王切開で2人目を出産する日まであと2週間を切った。


ここ3週間、「一時保育」なるものに1人目の子供がお世話になっている。以前住んでいた都内の地域には無かったが、移住したこの地域は都会に比べて保育園に余裕があるのか、そんなありがたい制度がある。

この制度では、市立の保育園で、(保育の必要な理由にも寄るが)妊娠、出産のために週3回まで子供を預けることができる。

1人目の出産以降約1年半。これまで家族以外に子供を預けた事がほとんど無かった。しかし、臨月のお腹で、元気みなぎる子供の面倒をもう見切れず、実家の近くに住んでいるとはいえ毎日甘えることはできない。
そこで、この制度を利用することにした。

実際に預けると決め、手続きや予約を行った後、初めて預ける日が近くにつれて、とてつもない不安と罪悪感を感じた。

訳もわからず、ある日知らないところに預けられる我が子。。心細いかなぁ。。可哀想かなぁ。。

初めて預けた日は夫が子供を送って行った。保育園の先生に抱っこされて、大泣きしながら教室に消えていったらしい。
話を聞いて、やっぱり可哀想な事をした!と涙目になる私。その日は予定よりも早く迎えに行ってもらった。

あれから3週間。今日、私が子供を保育園に送った。抱っこして入り口をくぐると、向こうからいつもの先生が向かってくるのが見えた。泣くかな。泣くかな。
…あれ?全然泣かない。
「可哀想」だったはずの我が子は、先生の姿を見て自分から両腕を伸ばして、あっさり先生に抱っこされに行ったのだった。

そして、私に挨拶をした先生が子供をそのまま教室に連れて行く。全く泣かない。。

週3回か2回の通園を3週間。それだけで、子供は、完全に保育園を自分の居場所の一つと認識したようだ。子供の順応性というのは、、凄まじい。

そういえば、保育園に行くようになってから、食事の際に自分で食べたいという意思表示を前よりもするようになった。周りの子供から刺激を受けたのだろう。
本当にたくましくなったものだ。

なんだか心配というフワッとした理由を盾に、手を離すのをためらっていたのは親の私の方だった。

ちなみに、この制度では出産の理由で子供を預けられるのは産後3ヶ月まで。私の場合、ちょうど来年3月中旬までとなるはずだ。
そして、その後4月から近くの幼稚園の「2歳児クラス」に通わせることにしている。
きっとここでも、すぐに慣れて楽しく過ごしてくれるんだろうな。

そして、この地域で生活していると、何かと子供を預けて参加できる講習会や教室の案内を目にする。
もうすぐ産まれてくるもう1人の我が子も、預けられる月齢になったら積極的に預けてみよう。もちろん、子供との時間が大切な事は変わらないけれど、お互い別の環境で過ごす事で得られる事が沢山あるはずだから。
考えてみれば当たり前だけど、子供に改めて教えてもらった。これも子育ての醍醐味だ。


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