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寝る前にのんびり楽しもう!ほのぼの系漫画3選

最近は 飲み会の機会も大きく減り、夜のおうち時間が増えた方も多いと思います。皆さんは秋の夜長、1日頑張った自分を労る「ご自愛時間」をどのような過ごし方で楽しんでいますか?

スマホをなんとなくいじりたいけれど、就寝前はブルーライトも気になるしテレビも控えたい。

そんな時、私はKindleを使ってほのぼの系でかつストーリー性が程よい漫画を楽しむようにしています。

今回は、昔から寝付き悪めの私が足掛け5年近くKindleで就寝前に漫画を読んできた中でおすすめの作品を3作品紹介したいと思います。

なぜ寝る前の時間にはKindleなのか

なぜ就寝前の時間にはKindleかというと、Kindleはその構造上、スマホやPC、他のタブレット端末に比べてブルーライトの出る量が少ないからです。詳しい説明は割愛させていただきますが、私は、就寝前に少しの時間でもスマホの画面を見ると寝付きが明らかに悪くなってしまいます。でも、Kindleで20分ほど漫画を読む分には平気なので、ブルーライトが少ないことを実感しています。

ブルーライト少なめにしたいので本当は漫画本を買いたいところですが、我が家は本棚が小さく漫画の様々なシリーズを集めることができないので、Kindleで購入し就寝前はKindleの端末で読んでいます。(昼間はスマホのKindleのアプリで読むこともあります。)

寝る前にほのぼの系でストーリー性が程よい漫画をおすすめする理由

では、なぜほのぼの系でストーリー程よい漫画がおすすめなのか。

①ほのぼのして、幸せな気持ちで寝付くため

読み終わって、幸せな気持ちでゆったりと布団に入るためにはその漫画の内容そのものが幸せな気持ちになれるかどうかが重要です。

恋愛中心のストーリーだと哀しい気持ちになったり、サスペンスだとハラハラしたり怖い気持ちになったりするため、時に寝付きの良さを左右します。感情を揺さぶりすぎず、リラックスできる内容の作品を選んでいます。

②ストーリーの先が気になって眠れない!を防ぐため

あくまでリフレッシュのために読む漫画ですので、先が気になってどんどん読み進め、気づいたら朝!では本末転倒。

睡眠時間をしっかり確保することは、翌日を元気にすごすために重要です。

でも、もちろん退屈な時間は過ごしたくありませんので、ストーリー性が程よい作品を選ぶようにしています。

ほのぼのでストーリー性の程よい おすすめの寝る前漫画 3選

それでは、ほのぼのでストーリー性の程よい漫画を紹介していきます。

※巻数は2021年9月12日時点のものです。

1、お嬢様の古き良きほのぼのライフ+ミステリアスな軍人さん

煙と蜜 (作者:長蔵ヒロコ)3巻

時は大正5年。12歳の花塚姫子の許嫁(いいなづけ)はなんと18歳年上、30歳の土屋文治という軍人さん!

名古屋のはずれの花塚邸を舞台の中心として、可愛らしいお嬢様の姫子とそこに通う少々お顔の怖い許嫁の軍人さん、お屋敷に住む姫子の家族や女中さん達で繰り広げられるほのぼの日常ストーリーです。

なんせ、この姫子が可愛らしい。思春期に片足を踏み入れている彼女は、かなり歳の離れた許嫁を受け入れるどころか完全に恋心を抱いています。ほのぼのとした日常の中で彼女がドキドキしているシーンは微笑ましい限り。一方で、そんな姫子の将来の旦那様、文治はなんだかミステリアス。姫子に優しい表情を見せるものの、何を考えているのかわからないところがありそこもまたこの作品の面白い点です。

基本的に美しい女中さん達に囲まれて暮らす姫子を中心としたほのぼのストーリーですが、1巻に1話必ず出てくる文治の仕事場である男だらけの軍隊での話があります。このギャップがまた良いスパイスとなり退屈しません。

2、皆が知る舞妓さん達の知られざる日常

舞妓さんちのまかないさん(作者:小山愛子)17巻

こちらは現在のお話。京都の花街、舞妓さん達のおうちである「屋形」が舞台です。そこに住む舞妓さん達の日々のご飯を作る「まかないさん」のキヨがこの物語の主人公です。画風も優しく、ほんわかした気持ちで楽しめます。

舞妓さんと言えどもティーンエイジャーの少女達。「屋形」は言わば女子寮です。そこでは彼女達は普段外に見せる花々しい顔とは異なり(髪の毛をゆい上げたまま)パーカー姿で自由にくつろいでいます。考えてみれば当たり前のことですが、そんな彼女達の姿に衝撃を受けました。

主人公のキヨがご飯を作る「屋形」の中での生活と、キヨと一緒に上京した舞妓さんのすみれを通して見る夜の花街の日々両方が楽しめます。ああ、コロナ落ち着いたら京都に行きたい。舞妓さんに会ってみたい!

今回紹介する3つの漫画の中でもっともストーリー性が低い作品ではありますが、作品中に登場する花街でのルールや文化はどれも新鮮で時に粋でとても興味深いものばかりでとても面白いです。

例えば「屋形」ではご飯にカレーライスを作ることが禁止されています。なぜでしょうか?舞妓さんの口臭が…ではありません(笑)客のほとんどが男性の花街では「家庭」を思わせるカレーの匂いで帰りたい気持ちにさせないことが重要であるからなのです。

3、美しい絵と古(いにしえ)の中央アジア旅

乙嫁語り(作者:森薫)13巻

2014年にマンガ大賞も受賞している本作。19世紀の中央アジア、カスピ海地方を舞台に様々な結婚や夫婦、家族にまつわる物語です。

こちら、ストーリー性が程よい部分としっかりとストーリーのある部分があり、ここでご紹介しておいてなんですが、面白いので夜更かしにご注意ください!

主人公は20歳の女性アミル。彼女が嫁いだのは生まれ育った場所から遠く離れた集落に住むカルルクという12歳の少年でした。食文化や着ている服も異なる2人と家族の穏やかな日常が美しい画で描かれています。

巻数が進むにあたり、この地方の調査のためにカルルク達の家に居候していたイギリス人の学者のスミスがアミルやカルルクの住む地域から出て旅をします。スミスが立ち寄る場所では、また異なった文化や生活が繰り広げられます。スミスと一緒に旅をしているような楽しい気持ちになり、自粛中の旅好きとしても非常に満足度の高い作品です。

おまけ、 (巻数が少なく迷いました)女主人と彼女に仕える少女の関係に心温まる

シャーリー(作者:森薫)2巻

うちのちいさな女中さん(作者:長田佳奈)1巻


巻数がそれぞれ少ないのですが、面白い2作品。

「シャーリー」は「乙嫁語り」と同じ作者さんの作品です。主人公は両作品とも現在であれば中学生の年齢の少女です。身寄りの無い彼女達が、バリバリお仕事をするけれど家事がいまいち苦手な女性の家でメイドや女中として支えるストーリーです。

日常の中で、家族ともまたただの雇い主と召使という関係とも異なる絆をゆっくり育む姿にほっこりします。

こちらもぜひ、チェックしてみてください。


まとめ

いかがでしたでしょうか?寝る前のちょっとした時間でゆっくり楽しむほのぼの系ストーリー程よい漫画を3作品(プラス2作品)をご紹介しました。

夜の就寝前の時間と睡眠時間は1日頑張った自分を労り、明日の活力を養う時間。感情を大きく揺さぶらない、ほのぼの系作品をのんびり楽しんで、ゆっくり休んでくださいね。

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