
【ピアノ動画】インテラパックス(伴奏)
合唱伴奏2つ目である。
中3の時の合唱祭で弾いた曲である。
私にとって、中学生の頃の伴奏者と言う立ち位置は、生まれてはじて学校という社会で市民権を獲得するきっかけとなったモノなので、合唱が好きかどうかはさておき、その時に得たレパートリーは必ずしも蔑ろには出来ないものでもある。
--------(むかしばなし。動画は1番下です)-------
中1と中2時代は、ピアノのレッスンから完全に離れていて、ピアノの伴奏は独学で完全にゴリ押していたのだけど、中3になるとどの曲が当たっても、一気に合唱祭のピアノ伴奏が難しくなるため、中3〜高1の春までピアノの先生に師事していた。
私のクラスは他の曲を歌うことを希望していたのだけど、他のクラスと被ってしまい、第二希望、第三希望も他のクラスと被ってしまい…
他のクラスとの抽選の結果、第四希望だったか?第五希望にしていたこの曲を合唱祭ではクラスとして歌うことになった。
流石に第五希望の曲だったからか、曲自体はクラス全体として不評で、私も
「どーしてこんな変な歌やらなきゃいけないんだよぉ〜!!学級委員くじ運悪すぎ〜!!」
とかなんとか、しばらくクラスの人達と文句を言っている側だったんだけど…
毎回恒例、伴奏は弾けるようにしておこう…と言うことで弾いてみたら、案外伴奏が綺麗で、一時期ちょっとだけハマっていた曲である。
曲というものは、ある程度の時間を練習に充てると、愛着が湧いてくるものなのだ。
合唱祭終わる頃には、私以外にもこの曲のファンがちらほら出てきたりして、合唱祭が終わってもしばらくは昼休みの音楽室にて、この曲の伴奏を弾いてほしいと言われては弾いていた、若かりし日のただの思い出の曲である。
この曲の暗譜が終わった時、当時のピアノの先生には「よう弾いたわ!!」と言われながら爆笑され…
担任には「巨匠!!」と言われ…
なんだか知らんけど、大人達には何故か何度か持ち上げられた…
当時はノリと勢いだけでゴリ押しただけの演奏だったのだが。
----------(むかしばなし終わり。)----------
…それにしても最後の音階地獄は、当時も今も難所なので、にわか練習では、このクオリティが限界だ。
そもそも20年くらい前に弾いた曲を、これだけ和声がコロコロ変わる曲を、たったの何度か弾いて、概ね思い出してしまった事実にとても驚いている…。
10代の頃のレパートリーは重要というが、そういう事なのかな???
当時のピアノの先生は、毎年母校の合唱祭は観に来ていた。
合唱祭の後に頂いた先生の感想。
先生「0w0(仮)ちゃんのクラスは、歌も伴奏も傑作だったね!!楽しかったよ!!」