Ameba Ownd(アメーバオウンド)を使ってみた感想など

年明けに使ってみようかなーと言っていたAmeba Ownd(アメーバオウンド)でありますが、実際に使い始めてみました。

https://www.amebaownd.com/

使ってみたところ、非常に良い点と困った点がありましたのでいくつか挙げてみたいと思います。

良い点

なんといっても、わたしのようなセンスのない人間でもそれっぽいサイトを簡単に作成することができる手軽さがあります。

アメブロなどを持っていて、Ameba IDをすでに持っているなら登録は簡単すぎます(自分のIDとパスワードをすぐに思い出せなくて焦りましたが)。

そして、普段からエディタ付のブログを利用していらっしゃる方にとってはブログの感覚でページにブログ記事を投稿していくことができます。

そのうえ、いわゆるエディタ的なこういうやつではなくて(画像はアメブロです)、

パーツをパズルのように組み合わせてつくっていきます。テキストはこのnote.muのエディタと同じ感じですけどね。

コントラストが低いので見づらいかもしれませんが、左のボタンみたいなものをクリックすると緑色になって、右側本文の好きなところでクリックするとパーツが貼りつくようになっています。

「動画」とあるパーツ(YouTube的なアイコンのもの)ですが、別に動画でなくてもSoundCloudでもOKなようです。

Amazonと楽天の商品リンクも貼り付けるといい雰囲気の画像と説明付きリンクになります。試したところ、アフィリエイトリンクでも大丈夫なようでした。

これで最低限のブログ機能は満たしていると思います。

なお、ベイス(BASE)というオンラインショップをつくるサービスと連携できて自分のショップの商品もここへ並べることができるようです。

https://thebase.in

おそらく利用を想定しているケースは次のような場合ではないかと。

・小規模なリアル店舗がある、あるいはクリエイターである
・販売可能なブツがすでに揃っている
・アメブロにブログがあり、ある程度の集客が見込める
・自分でオンラインショップを出店するほど詳しくはない

こうした場合には想定通りだと思うので、めちゃ便利じゃないかと思います。

困った点

何が困るかというと、上記のような想定ケースから外れる場合です。

アメブロと比較しても機能を削減しているのがブログパーツを追加することができない点です。

サポート用にチャットを埋め込むようなブログパーツがあったほうがいいかな、と思ったのですが基本的にHTMLやJavaScriptといったものはユーザーが追加することができません。

スタイルシートは最近カスタマイズ可能になったようなのですが、せっかく洒落てるので別にカスタマイズする必要はないと思います。

それに、わたしはプログラミングのサンプルソースコードなんかをブログへ貼り付けようかと思ったのですがユーザーが独自のJavaScriptを埋め込むことができないので当然構文ハイライトなんてできません。

さらに、本文中にもJavaScriptを埋め込むことができませんのでGistなんかからスニペットを埋め込むこともできません(注:リンクとしては埋め込むことができます)。

これはこれで想定通りだと思いますので悪くはありません。想定と違うことをしようとしているわたしが悪いのですよ。

そのほか、ファイルは画像のみアップロードできるようですのでイラストなんかを描かれる方はいいですが音声ファイルなんかは販売するつもりでBASEへアップロードしたほうがいいのかもしれません(BASE向けの無償プラグインを導入するようになるようですが)。

ただし、BASEは「特定商取引法にもとづく表示」をする必要がありますので、趣味の範囲での販売にはnote.muがいいでしょう。どうしても通信販売になるので本名や住所、電話番号なんかの明記が必要になります。

そのほか、BASE自体で販売禁止の商品が指定されていますので利用するときには一読されてはと思います。

登録禁止商品

最後に

Ameba Owndは自前のサイトを持たないユーザーが商用目的で無料でブログやオンラインショップへの導線をつくるために開発されたと思えばよいと思います。

とはいえ、無料なのに独自ドメインを当てることもできるので本格的に利用してもいいとは思います。

なお、いま公式アカウントへ質問中なのが以下です。

別に困りはしないんですけどね…これはそのうち解消されるでしょう。

最後に、もう私見すぎてアレですが、個人事業されてる方なんかは無理にサーバー借りてWordPress入れたりしなくてもAmeba Owndでいいんじゃないかと。集客のためにいろいろしなくてもアメブロからの流入がありそうですし。

アクセス解析も自前でもできますし、簡易なものもついてます。オンラインショップも開設して連携できるなら広告収入じゃなくて実物を販売したらいいように思うのはわたしだけでしょうか。

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