4/9皆既日蝕を伴う牡羊座新月〜心が躍ることを大切に〜
新月のエネルギー
月は約28日周期で地球の衛星として地球の周りをぐるぐる回っています。
その周期は「新月」からスタートします。
新月は、地球から見て月と太陽が重なるタイミングです。
新月に願い事をすると叶いやすいと言われますが、これは占星術で各天体の担当するエネルギーで「月=潜在意識」「太陽=目的意識」が重なるタイミングなので、潜在意識の願いが目的意識へと顕在化しやすいから願い事をすると叶いやすいという理屈と言われています。
牡羊座新月の月よみ
今回の牡羊座新月は、太陽と月が牡羊座の2ハウスで重なっています。
牡羊座は、12星座でスタートの星座です。
12星座は人の一生を描いたものと言われていますが、スタートの牡羊座は人の一生でいうと、生まれたばかりの赤ちゃんで
「本能で生きる」
「思考よりも直観優位」の星座です。
今回の牡羊座新月では、これからどう生きるか?を思考よりも本能や直観を大切にして「自然と動きだしてしまうくらい心が躍ることは何か?」を大切に行動することを大切に生きよう!というメッセージが今回の牡羊座新月では、送られています。
2ハウスでの新月
そして、新月が起きるタイミングに太陽と月は2ハウスに位置しています。
2ハウスが表すのは資産、収入、生まれつきの才能や資質、本能的な力です。
どうすればうまくいくか?
これから世の中に求められるスキルは何か?
そんな思考を巡らせて身につけるスキルや才能を頼りに生きるのではなく、生まれ持った資質や才能をいかに発揮して生きるか?を大切に生きて欲しいですね。
カイロンと重なる新月
また、今回の牡羊座新月では太陽と月が重なるポイントにカイロンという小惑星も重なって同じ位置にいます。
カイロンは社会の動向を示す土星と人類全体の集合意識を示す天王星の間に軌道を持ちます。
社会と集合意識(=宇宙意識)をつなぐ架け橋となる天体と言われています。
新しい世界へ移行するために伴う傷を表し、占星術では「魂の傷」を表すと言われています。
あなたの魂の長い歴史の中のどこかで負った傷を表し、今回の人生では苦手意識が特に強い部分として表れます。
その傷を癒すことで、さらなる魂の成長をするために大切なポイントです。
あなたの行動基準は、牡羊座のエネルギーのように本能的に心が躍る選択ができていますか?
自分が抱えている本当に苦手なことや、傷をかばい、波風があまり立たないように思考を巡らせて無難な選択をしていませんか?
地球は行動の星なので、行動することでしか成長・発達は生まれません。
無難に生きていくのは楽ですし、困難などもなく快適に感じられるかもしれません。
しかし、そこに成長・発達は生まれないのです。
本能的に心が躍る行動を大切にしていくからこそ、魂を成長させるために乗り越える壁や本当に癒したい傷が見えてきます。
そこに向き合って痛みを伴いながらも行動して、失敗や困難を繰り返しながらも、どうやってクリアして生きていくか?が僕たちの人生でが問われています。
今回の牡羊座新月では、それが特に強く反映されるかもしれません。
日蝕を伴う新月
そして、今回の牡羊座新月は日蝕を伴います。
今回の日蝕は、皆既日蝕で日本では観測できないですが、北中米では綺麗な皆既日蝕が観測されたそうです。
日蝕は太陽の起動と月の軌道の交わる点(ノード軸)で起きる新月のタイミングで観測することができます。
日蝕を伴う新月は「人生を大きく変えるチャンス」というエネルギーが宿ります。
この新月のタイミングで誓ってアクションを起こしたことが、今後の人生の大きなターニングポイントになり得るかもしれません。
すぐに影響や効果は、ないかもしれませんが行動しつづけることで体感してくるはずです。
まとめ
今回の牡羊座新月の月よみをもとに僕からしつもんをプレゼントしてまとめとさせていただきます。
素敵な新月をお過ごしください。
あなたが自然と動き出してしまうくらい心が躍ることは、なんですか?
よく、どんな思考が頭の中を巡りますか?
直観を磨くために手放すことは、なんですか?
目を背けている課題はありますか?