ウルトラマンランドの思い出

お元気ですか、転職も成功して好きな仕事をしながら素敵な人たちに恵まれながら自分を日々成長出来るようなんとかやってます。転職してかれこれ5ヶ月は経つのかな?早いですね。


ふと思い出したことがあって、まだ自分が保育園児のころ、突然毎日父が家にいることが多くなり、当時は不思議に思いながらも嬉しかったのです。後から聞くと職場の人と喧嘩してやめたと聞いて、破天荒でカッとなると手が出ちゃうあたりが自分の父親らしいなぁと思いました。

そんな中ある日ウルトラマンのゴムの被り物を買ってきて部屋に飾ってありました、子供ながら興味津々で父に聞くたびにウルトラマンのゴムの被り物を被って私や弟をあやしてくれてたような気がします。(お風呂場に行くと湯船にウルトラマンのお面を被った父がいたりして面白かった)

父は特撮が好きでどこで買ったのかわからなかったので後々連れて行かれるウルトラマンランドというテーマパークで買ったことが判明します。

大体日曜のお昼前から車で30分の荒尾市のウルトラマンランドに弟と私を車に乗せ連れてってもらうのが毎週の楽しみでした。(今はもう無くなってしまいましたが…)ショーが行われているドームは入園料がかかるので「そっちいっちゃでけん!お金かかる!」と毎度言われていました。(そんなはっきり言わなくても…)

でもドームの入り口前の広場では基本ウルトラマンや怪獣が2、3体いてグリーティングが行われてるのです。

カネゴン、ペガッサ星人、ウルトラマンダイナ、エレキング…私と弟はそれは喜んでウルトラマンや怪獣に会えるのが嬉しくて日曜のお昼を楽しみにしてました。そこである程度ウルトラマンや怪獣と戯れた後は家に帰って昼寝をするのが日曜の過ごし方でした。


ある日の日曜日いつも通りにウルトラマンランドに連れてってもらった時にまた怪獣やウルトラマンに会う気満々です。そんな中ぽつんとウルトラマンのようで若干違うようなデザインのウルトラマンが広場にいたそうで、他の子供たちは他の怪獣のところに行ってて、人気のないウルトラマンのところに「あっ!!!ミラーマンだ!!!」と弟と私は走って行ったそうです。

知ってたのはこの2人だけ。父がスカパーで録画してたミラーマンを私と弟は見てしっかり覚えてたみたいで、唯一その場で知ってたのが自分と弟。

正直私はあまり覚えていなくて父から大きくなってから教えてもらったこのことを思い返すと中のインストラクターさんはどんな思いだったんだろうとふと思い出します。

そんなこんなで今日で私の父は57歳になります。昔よりもかなり丸くなった父でも昔の面白い話を聞くとなかなかいないタイプの父だなと実感します。

子供の夢を教えてくれた父には感謝せなんね…


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