先週の一曲
2022.1.6〜2022.1.10
猛犬です。
先週の1曲選ぶのはなかなか難しかったです。
なぜなら藤井風くんのカバーを聞くのが止められなかったからです…
なので藤井風くんのカバーともう一曲、計2曲紹介します。
イーグル ホテルカリフォルニア
藤井風カバー
彼が歌い上げるホテルカリフォルニア、歌詞の意味を見ながら聞いてると全身の鳥肌が止まりませんでした。叩き上げるようなキーのタッチの強さとまるで自分の曲のように歌い上げるその姿に気持ちが良くなるほど胸にグサグサ刺さるものがありました。
是非とも最後までご覧頂きたいです。
松永天馬 生転換
生のせいにしてる 誰かのせいにしてる でもほんとは
ぜんぶ僕のせいだ
性のせいにしてる 僕のせいにしてる
でも傷ついたのは君なんだ そうなんだ
君は言ったよね 僕はもういないって
そうかもしれない あの日の手術台で
僕は死んだんだ そして私になったんだ
私のこと君は愛せないって言うけど
私これまで 死んだふりしてきたの これからようやく
生きられる
街の灯りも ナルシスの泉みたいね 天国みたいに残酷ね
生のせいにしてる 誰かのせいにしてる でもほんとは
ぜんぶ僕のせいだ
性のせいにしてる 愛のせいにしてる
でも愛したのは君だろう そうだろう
君は言ったよね 僕はもう変わったって
そうかもしれない あの夜プールサイドで
僕は生まれ変わったんだ で 私になったんだ
私のこと 君はわからないって言うけど
私これまで 生きたふりしてきたの これからようやく
死ねるのよ
ビルのガラスも ミラーハウスみたいに 醜いところを見せてくれるの
ほんとのわたしを見せてくれるの
暗転 転換 スポットライトを浴びて 僕に さよなら
私これまで 死んだふりしてきたの これからようやく
生きられる
街の灯りも ナルシスの泉みたいね ほら飛び込んでしまいそう
私これまで 生きたふりしてきたの これからようやく
死ねるのよ
ビルのガラスも ミラーハウスみたいに 生きてるわたし照らして
生のせいにしてる 誰かのせいにしてる でもほんとは
ぜんぶ僕のせいだ
性のせいにしてる 誰かのせいにしてる でもほんとは
ぜんぶ僕のせいだ
ぜんぶぜんぶ 僕のせいだ
これがぜんぶ 僕の生だ
アーバンギャルドのリーダーでもありボーカルの松永天馬さんのソロ曲で
2枚目のソロアルバム「生欲」3曲目に収録されてる「生転換」
曲の開放感と「君」と「僕」と「わたし」の繰り広げられる世界観は1人の中にいる自分との会話のようで聞いてて気持ちがよくなります。
そして今年ソロで47都道府県ツアーをされるとな!
これは見に行きたいですね…!
自分も一人称がバラバラで特に決めてもなく以前は違和感を感じながら生きてたのもどうも悩むことは無くなりました。戸籍上女ですが自分は自分だし、僕は僕であり、私は私であり、猛犬は猛犬なので。
巷でいうジェンダーレス女子というものやXジェンダーともいうかもしれません。だからといって決めつけたくもなければ自分らしく囚われない方がすっかり楽になりました。この曲を聴くだびに猛犬の中の「僕」や「私」や「自分」の気持ちが軽くなった曲です。
ただ世間的に咄嗟に出た見た目と違う一人称に違和感を感じる方もいると思うので公の場ではなるべく自分を使ってます。(なるべくそんな違和感の無い世界になるといいですが…)
学ラン着てる時も着てない時もそして生まれ変わっても自分らしくこれからもいたいです。
ではまた来週🙌