岡村ちゃんが好きで気がついたら学ランでDATEに行くようになった話②
①はこちら
あの頃の私はコンプレックスの塊といっても過言ではなかったくらいに自分に対する劣等感もすごく、どうやったら自分自身キラキラなれるのかも考えるだけで鳥肌立つくらい嫌だったのですが、岡村ちゃんのライブに行くことで自分に対する価値観や肯定が変わってきます。
岡村ちゃんはほんと見た目もかっこよく大胆で絶対モテるでしょ?!と思うように見えます。が!楽曲を聴くと「実は女の子からぐいぐい来られるとちょっとドキドキしちゃう…」といった女性に対するウブさとギャップがすごくたまらなく好きになった理由に近い。
また[あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう]のサビ前の歌詞で
「誰もがもう諦めて苦く微笑むけれど
僕等ならできるはず 革命チックなダンキンシュート」
「寂しくて悲しくて辛いことばかりならば諦めて構わない
大事なことはそんなんじゃない」
この歌詞で私自身の価値観がいろいろ気付かされてハッとしました。
手元にないキラキラした青春がないならいまからでも間に合うのでは?
どんなに学生時代や今までの中惨めで恥ずかしい思いをたくさんしたならば今なら青春を後追いすればいいのでは?と気付き、手っ取り早く青春を謳歌できる方法を考えた。
その当時にTV Brosで連載されてて単行本として出版された「あの娘と遅刻と勉強と」の久保ミツロウさんの描いた表紙を見て
正直、自分に見えた。
そうだ、学ランだ。青春の象徴。
セーラーでもブレザーでもない、学ランだ。
性別を超えて学ランを着て青春を謳歌してみたい…!!
アマゾンですぐさまパーティーコスチューム用の安い学ランを買ったけど着用したらぶかぶかで大きくまるで入学前の制服採寸後の新入生の気分だった。(そしてそのまますぐに撮った写真がアイコンの写真です)
次のDATEに着て行こうと思ってた矢先に
11年ぶりのニューアルバムアルバム「幸福」を発売!
そして
春ツアー決定!!
そして
私の地元の福岡公演の翌日には岡村ちゃんと握手会!!!!!!!
し、しんじゃう…
このコンボはもはやどうしろと…
そしてその年の私の誕生日に
弟からとんでもない誕生日プレゼントを頂いた。(当時のスクショ)きっと一番は弟が行きたかったに違いないのに本当に感謝しかなかったしすごい自分自身色々試されてる気がして頑張ろうって思えてた。なぜなら、
初めて学ランを着て向かった会場は握手会会場だったから
次回、
「猛犬、学ラン着て岡村ちゃんに会うってよ」
つづく(次回完結)