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インタフェースデザインの心理学📕

ももやんです。読書第3弾は「インタフェースデザインの心理学」です!

インタフェースデザインの心理学について

この本のテーマ
人間の行動原理に基づいたデザインを提唱している本。人はどう見るか、どう感じるのか、どのように決断するのかを100の指針と例と一緒に紹介しています。

🌟中心視野と周辺視野

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中心視野とは
対象を詳細に見る時に使う領域のこと

周辺視野とは
視野のそれ以外の領域。見えてはいるが、直視していないもの

💡ポイント
・点滅するバナーなどは周辺視野に入るような位置に配置すると効果的
・集中してもらいたい時には、点滅するものや動画などを近くに配置しない

🌟物語がある方が説得力がある

データ中心のものよりも物語の方が感情に訴える力が強く、情報が正確に長く記憶されるので、お客様の声や推薦文、レビューなどがあると良いとのこと。お客様のストーリーとかクチコミがあるのはこう言うことだったのか〜

Progateのサクセスストーリーもこういうねらいがあるんですね😏

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💡人は確信がない時は人任せにする
何をするべきか、何を買うべきか確信が持てない時は人の動きを参考にする傾向があるので、 推薦文やレビューや評価は効果的

🌟達成が難しいほど愛着を感じる

認知性不協和理論

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達成が難しいほど愛着を持つこと。手に入れるために散々苦労したから、これには絶対価値がある!と決めつけてしまうため。Clubhouseが招待制で話題になったのはこのためだと考えられます💭

コンコルド効果

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途中でやめたほうがいいとわかっているのに、それまでの時間やコストがもったいなくてやめられないこと。「あとちょっとで勝てそう!」と言ってパチンコでボロ負けするおじさんを思い浮かべました😭

🌟忘れることを前提にしたデザイン

 忘却曲線

人は時間が経てば経つほど忘れてしまう。ユーザーが内容や使い方を覚えているだろうと思わずに、どれだけ時間が空いても、忘れてしまっても使いやすいものをデザインする必要があります📝ドロップダウンメニューから選択できるようにすル、Q&Aを近くに設置するなどをすると良いとのこと。

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💡人が忘れていくペース
20分後:覚えた内容の42%を忘れる
1時間後:覚えた内容の56%を忘れる
1日後:覚えた内容の74%を忘れる
1週間後:覚えた内容の77%を忘れる
1ヶ月後:覚えた内容の79%を忘れる

🌟「見た目」と「感じ」で信用するか否かを決める

人はまず、サイトの第一印象で信用できるかどうかを判断します。サイトの第一印象が悪いと信用できないものと認識されてしまいます🙅‍♀️第一印象の壁を突破した後の評価は内容で決まります。対人間においても、見た目が清潔でなかったり、印象がどう見ても悪い人には近付きませんよね、、私は外見から好きになる派です

💡ユーザーが見ているポイント
・文字のサイズ
・色
・ナビゲーション
・サイトの名称

🌟ユーザーのエラーへの対処法

系統的探索

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・エラーを正すために計画的に手順を踏んでいくこと
・機能に関連する全ての選択肢を見ていく

試行錯誤的探索

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・ やみくもにさまざまな選択肢、メニュー、アイコン、ボタンやタブなどを試すと言う方法

固定的探索

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・エラーが修正できないにもかかわらず、同じ動作を何度も繰り返すこと
・高齢者は固定的探索をしがち

おわりに

心理学は聞いたことあるけど深くは知らないものが多く、この本で知ることができました😏スマホを使えない母は何回教えも「これどうやるんだっけ?」と聞いてきます。忘れる前提でデザインすることは大切ですね👏次は続・インタフェースデザインの心理学です〜

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