見出し画像

コムギのゴールデンウィーク

日本はGWに突入したようですね。
コムギ研究者が一年で一番忙しい時期。それはまさに今。

神戸では、コムギの花はだいたい3月〜5月に咲きます。
「穂が出てくる時期」「花が咲く時期」というのはとても重要な特徴なので、毎日コムギを見に行っては「まだ穂が出てない」「まだ咲いてない」とトトロのメイちゃん状態に。

ひとたび穂が出たり花が咲くと、日付を記録したり、掛け合わせをしたり、実験用に組織をとったり...
枯れ上がってくると背丈を測ったり、収穫をしたり。

2月末〜6月、7月ごろまではコムギを中心に世界が回ります。
コムギはこちらの都合や休日、祝日など御構い無しに咲き誇るので、日本のコムギ研究者は「ごーるでんうぃーく?なにそれおいしいの?」状態です。

神戸では扱ってたサンプル数が膨大だったから(遺伝学あるある)、週7勤務が当たり前。炎天下の温室の中でひたすらにコムギの各所の長さを測ったものです。


日本から遅れること約1ヶ月、スイスでも咲き始めました。
明日から雨模様なので、晴れの日にしかできないことをやっつけるべく、今日は午前に1時間、午後に2時間ほど外作業。

標高が高いからか、日本より日差しがキツイ。めっちゃ眩しい。
気温は23℃程度と、神戸の6月の温室(40℃近い)よりは断然マシです。

日焼けがとっても気になるお年頃←なので、暑いけど長袖ジャージで。
日焼け止めを塗りつつの作業ですが、結局また焼けるんだろうな。。。

ホストマザーからキャップ(息子さんの使ってないの、洗えるやつ)を借りたから、当面はそれで凌げそう。

眩しいの苦手なので、ロックダウンが解除されたらグラサン買いに行こうと思います(メガネ超絶似合わないんだけど、四の五の言ってられん...)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?