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クリスマスマーケットその②〜Konstanz〜

残念ながら(?)師走も終わりが見えてきた。12月といえば?そう、クリスマスマーケット!来年の12月は博士論文提出で日本に缶詰の予定。スイスのクリスマスを楽しむなら今っきゃない!って勢いで色々行ってきた。その振り返りを少しずつ記事にしていこうと思い立った冬至の今日。今日は第二回、ドイツのコンスタンツ(Konstanz)。ラボの研究員さんが行くというので連れてってもらった。チューリッヒ大学研究員家族+ETH研究員家族+私。なんとも奇妙な組み合わせである。

ドイツへ

スイス北部に位置するチューリッヒは、実は結構ドイツに近い。Konstanzまでは特急列車で1.5Hくらい。

家の最寄りからバスでOerlikonへ。OerlikonからS-Bahnで中央駅(Hauptbahnhof; HB)へ。そしてHBから特急列車でKonstanzへという旅程。
うちからHBまではzone110の定期券内なので、HBからKonstanzまでの切符を買う。

1. SBB (スイスの国鉄的なもの)のアプリまたはHPへ
2. アカウントを作って必要な情報を入力 (どんな定期を持っているか、Halbtax: 半額券があるか、などなど)
3. 乗りたい範囲を検索
4. チケット購入
という流れ。アカウントを作っておくと、定期券の分とか勝手に計算してくれて買い間違いがないので便利。

国境を超えるだけあって、普通に買うと高いけど、Sparbilletten (Supersaver ticket)という早割が使える。1週間以上前に乗る電車を指定して購入すれば、混雑状況に応じて最大70% OFFになる超お得システム。乗り損ねると買い直し。この時はHalbtaxを持っていなかったので、往復20chf.で購入。Halbtaxを持っていると往復10chf.に。安い...!

ショッピング

ドイツはスイスに比べて物価が安いので、いろんなものを安く買える。また、25€以上買うと免税も効くので、かなりお得。研究員さんご家族とご一緒したので、ひとまずお買い物のためにKonstanz駅前にあるLAGOというショッピングセンターへ。
dmというドラッグストアが入っていたので、カミソリとウエットティッシュ、ファブリーズ的なものを購入。スイスでも買えるものばっかりだけど、ちょっと安い。

LAGOには家具家電から服から化粧品、調剤薬局、ドラックストア...一通りあるので、買い物はKonstanzで、と決めてるスイス人もいるらしい。私個人的には服とかは増やしても仕方ないし、H&Mみたいなファストファッションの価格帯はそんなに違わないなら交通費分無駄な気がするので、クリスマスマーケットとかオクトーバーフェストとかのイベントに来るくらいでいいかなぁという感じ。

ランチ

肉が食いたい!というETH勤務の研究員さんのご要望により、お昼はステーキハウスへ。

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どーーーん!!!!
付け合わせの温野菜は、フライドポテトとか焼いたのとかにもできる(雑)。お肉はレアで、鉄板で焼きながら食べる。ソースはガーリックっぽいのマスタードっぽいのと、サワークリームっぽいの(雑)。スイスに来てから牛肉の塊を食べることがなかったので、かなり美味しかった。飲み物と合わせて23€。

Konstanz散策

Konstanzも典型的なヨーロッパの街並みをしている。

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建物が可愛い。晴天に映える。

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こちらは調剤薬局。なんか児童文学に出てきそうだ。

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Sankt-Stephans教会。ちっちゃな教会で、屋根のとんがり具合がなんとも可愛らしい。

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そのすぐ近くにKonstanz Münster (コンスタンツ大聖堂)。まさに荘厳。中には意外にも子供向けの遊び場があって、研究員さんとこのチビちゃん達がはしゃいでました。可愛すぎる。。。

クリスマスマーケット

前に行ったビューラッハ (Bülach)のクリスマスマーケットは本当に地元のクリスマスマーケットという感じだったけれど、Konstanzのはかなりでかい。そして人が多い。

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高架を潜ってさらに先まで続く。高架下には電飾に飾られたクリスマスツリーがたくさん飾ってたけど人多くて写真撮れず...

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こういうの売ってるのがなんかぽいっすよね。

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灯台がなんかアジアンだったんやけど、なんでやろう...?笑

グリューワイン

それからやっぱりグリューワイン(Glühwein)。マグカップが可愛い。隣の白いのには、ラム酒の効いたGlühweinが入っていて、角砂糖を燃やして香りを引き立たせるという、Konstanzならでは(?)のものらしい。アルコール強めだけど美味しかった。寒いので、あったかいワインがしみる。。。そんなこんなでKonstanzを堪能してチューリッヒに戻ってきました。

ドイツとスイス(チューリッヒ)

チューリッヒではスイスドイツ語を話し、さらにチューリッヒの方言がある。例えばチューリッヒでは挨拶は基本的に”Grüezi (グリュッツィ)”っていう。けれどもKonstanzはやっぱりドイツでありHoch Deutsch(ホッホドイチュ。直訳すると高等ドイツ語。スイスドイツ語に対しての言い方)を話す町。普通に”Guten Tag”と声をかけられて、「ドイツ語の教科書にある挨拶だー!」なんてちょっと感動した笑。チューリッヒでは”Guten Morgen”は聞くけど、”Guten Tag”は聞かないからなぁ。電車が時間どうりにくるのとか、そこそこに整然としている感じとか、ドイツ語圏に共通する特徴はあるけれど、すぐ近くの町なのに挨拶から違ってくるのがとても面白かった。

クリスマスマーケット特集、第5回まで続く予定です。お楽しみに?


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