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忘れてた(2022/11/08 日報)
昨日日報書くの忘れてたよ……これだから三日坊主と言われるんですね。
何事においても持久力がないので仕方ない。代わりに瞬発力には自信があります。……やっぱないかも。
イラストとか描いてても一日で終わらなかったやつは締切とかない限り投げ出してしまうのは飽きっぽいというのだろうか。代わりに時間があってモチベーションが続けば後で見返したときにどう描いたんだこいつ? みたいなやたらちゃんとした絵を描くときもある。気分屋ですね。
なるべく続けられるように頑張ります。こういう文章を書くことがめっきり減ったので、書く機会自体は欲しいんだ書く機会自体は。
今日の一曲
花のワルツ - ピョートル・チャイコフスキー
クラシックも好きだ。古くは祖父が持っていたピアノアルバムまで遡る。題名のない音楽会をぼうっと見て、ゆうがたクインテットをだいたい毎日欠かさず見ていた幼少期から思春期、それからしばらくはDTMにハマっていた時期もあったが、大人になって結局帰ってきてしまった。クラシックはずっと変わらず、誰の耳にも心地よい。「クラシックは不滅だ」とマイ・インターンでロバート・デ・ニーロも言う通りだ。
花のワルツが好きになったのは、知人とのTRPGセッションがきっかけ。セッションの様々なシーンを盛り上げるためにBGMをかけるのが最近の流行りだが、この花のワルツが流れたシーンは私のセッション歴の中でも特に思い出深い一幕となった。言ってしまえばワルツを踊るシーンなのだが、そのシーンにこの明るく華やかな曲を持ってくるそのセンスにシビれた。詳しくはネタバレになるので言えないが、悲しく苦しいバックグラウンドを抱えた二人が、今だけは幸せに踊ろうという、神様のいたずら心で生まれたほんのちょっとのひとときなのだ。だから、二人は楽しく踊った。二度とはないワルツを、二度と巡り会えない相手と。夢から覚めてもこの時間は忘れないように。
くるみ割り人形の話自体、くるみ割り人形に変えられてしまった王子様を主人公クララが助け出し、夢のような一夜を過ごすが夢ではなかったと幸福な思い出と共に終わる物語だが、私もそんな一夜を過ごした。
もうあんな体験はできない。TRPGからはすっかり遠ざかってしまったが、あの思い出だけはずっときらきらと胸の中に残っていることを、この曲を聴くたび思い出す。いつかバレエのくるみ割り人形も見に行けたらいいな。