駅メモ 長野県・新潟県上越地方周遊(1/3)
こんばんは。
本記事は、移動自粛とかいうゲームのすべてを否定する冬の時期をしぶとく生き延びる暇人ご用達のソシャゲ「駅メモ! - ステーションメモリーズ!」について、長野県(と新潟県の上越地方)をひたすら回った時のことを回顧します。
遠征を好む標準的駅メモerにとってはこんなのお茶の子さいさい余裕の善子ちゃんですが、もし今から長野県を廻るよという方がいればお役に立つかもしれません。(この工程が最善とは到底言えないですよ。)
おことわり
筆者は都内住みの暇人で、新幹線(かがやき)やあずさ号の始発便には乗れるとします。レーダーや飴・ロケットはじゃぶじゃぶ使います。でもくそざこ
長野県制覇にあたり:プラン策定
長野県はなんでも埼玉県とさえ県境を接するという全国第4位の広大な県です。面積が広いと特に県をまたぐ路線が長大化するので、たいていが実乗必須となります。これがマスオブ長野を難化させている要因です。(と思いましたが、手元の駅メモを開いたところマスオブ長野所持者>=マスオブ富山所持者くらいの温度感でした。首都圏の人には身近かも。)
関東一円と異なり本数少ない路線も多い首都圏駅メモerにとってははじめての遠征みたいな感じの県ですね。
さて、長野県と県境をまたぐ路線は下記のとおりです。
・北陸(長野)新幹線
・中央本線(東)
・中央本線(西)
・飯田線
・飯山線
・しなの鉄道(北しなの線)
・小海線
・大糸線
このうち飯山線はレーダー制覇が可能でしたが、他は実乗必須と思いますのでそれに沿ったプランを考える必要があります。
きっぷについて
長野県はJR東日本・JR東海・しなの鉄道の区間が大きいと思います。
しなの鉄道や新幹線は18きっぷが厳しいし、その時期は各種ローカル線が混んでてしんどいので(おのぼりさんの私は知らなかったのですが、首都圏に近いローカル線は18きっぷの時期人が多いという…)
私は下記の工程となりました。
お値段ですが、私の場合ざっくり日帰り×1+一泊×1の延べ3日で
40000円くらいでした。JR東海区間を18きっぷで済ませるなら今度は宿泊費がかかるので、いずれにせよこんなもんですかねえ。
週末パス3日分で13,320円(※日割りです。2日単位の切符なので注意)
青空フリーパス2,670円
高速バス(岡谷~飯田)1,700円くらい
新幹線特急券(大宮~長野)3170円
在来線特急券(しなの・あずさ)計5000円くらい
単品きっぷ(南小谷から先・木曽福島~塩尻)2200円くらい
高速バス(直江津~新潟)約2000円
宿泊費 約7000円
1日目:JR東海区間(2022/10/29)
1.今回のプラン
今回は宿泊が億劫だったので、何とか中央西線と飯田線を一日で埋められないか考えた結果下記のプランと相成りました。都内から岡谷・塩尻へは片道3000円台後半かかるので、週末パスを半分だけ使いました。交通費総額としては14,000円程度になりました。
八王子6:35発鈍行松本行orあずさ1号で岡谷へ
列車or徒歩で隣の川岸駅へ
高速バスで川岸駅~飯田駅へ
飯田線鈍行で飯田駅~豊橋駅へ
東海道線で豊橋~金山駅へ
中央西線で金山~多治見(中津川)へ
しなので中津川~木曽福島へ
鈍行で木曽福島~塩尻へ
あずさで塩尻~都内へ帰還
旅程①都内~岡谷へ
都内からの移動ということで新宿に出まして、特急券をケチって八王子へ向かいます。八王子からは6両編成の普通松本行(429M)に乗車します。
登山シーズンだけあり、甲斐大和あたりまで車内は多くの重装備の立ち席者がおりました。時期によっては早めにホームで待っておく必要がありますかね。
なお、わたしは途中の甲府であまりの椅子の硬さにお尻が割れそうになったので、新宿を7:00に出発するあずさ1号に乗り換えました。何しとんねん。
旅程②岡谷~隣の川岸へ
特急あずさの場合は9:20、鈍行の場合は9:43に岡谷につきます。
Webで中央道川岸(10:36発)~飯田駅前の高速バスのチケットをとりましたので、川岸駅へ向かいます。あずさに課金して時間が有り余っていたので、歩いていくことにしました。鈍行の場合、岡谷駅ですぐに飯田線直通豊橋行に接続するのでそのまま乗ることになってたかと思います。フリー切符の区間の都合で飯田から乗る予定の列車ということですね。まるで底辺動画投稿者みたいなプランだなぁ…
岡谷駅からは歩いて40分程度で川岸駅に着きました。よくある地方の無人駅です。駅までの道中は若干の起伏があるのである程度健脚な方向けかも。
高速バス乗り場は歩いて5分程度です。高速バス乗り場あるあるで入口わかりにくいので時間には余裕が欲しい鴨。ほかに人もおらず天気も良く流れていく車を無心に眺めているとなんとも面白いです。虫が多いので苦手な人はくつろげないかも。
旅程③川岸~飯田(高速バス)
5分くらい遅れてバスが到着しました。乗車率は半分くらい。途中の沿線バス停でどんどん降りていき終点まで乗ってた人は5人くらいだったかも。
首都圏の高速バスは30分くらい遅れるのがデフォのようで私も河口湖や鹿島神宮からの帰りさんざんなことになっていたので戦々恐々としていましたが、伊那地区の道は空いており終点到着のころにはほぼ定刻でした。
(朝イチの新宿ー飯田便も定着していましたので、これに乗るのもいいかもしれません。)
駅メモ的には若干のレーダーやロケットを使う必要があったものの飯田線の北半分は問題なくコンプ。
旅程④飯田~豊橋
飯田駅の窓口で青空フリーパスを購入します。これで飯田線飯田以南と中央西線木曾平沢以南がフリーです。
乗り鉄の皆様おなじみの飯田線が到着しました。313系3連クロスシート車で、シーズン外ということもあり"同業者"風の乗客はぽろぽろでかなり空いていました。途中からハイキング帰り酒盛り勢が居て辟易しましたが。あれと前の座席に足投げ出す人は多分世界が違う人なのだろうと思うタイプです。おまえも車販でいっつもハイボール買ってはあおってるやないか
車掌常務で降りるときちゃんと検札したり時間調整の長時間停車が多く見かけ以上にのろのろ進んでいるなあと感じます。時間調整のおかげで予定に遅れることもないですが。私はせっかちな鉄オタくんwなので飯田線南部はバスでも埋められないしで飯田か岡谷で泊まって特急伊那路課金するの、わりとありなんじゃないかと思いました。
とはいえ愛知県はいるまではのんびり座れたのでまさにローカル線の旅という感じで面白かったです。座れるローカル線を選ぶテク、大事。(今度小湊鐡道・いすみ鐡道乗るときはぜったい相互接続しない便に乗ろうと誓った勢)
愛知県入ったらあたりからは近郊路線という感じで結構混んでいました。
旅程⑤豊橋~金山
4時間ほどかけて豊橋に到着。特別快速(16:20発)でさくっと移動。
旅程⑥金山〜多治見
帰りのあずさ(最終)に合わせて帰るとすると途中中央線の鈍行で追いつかれるちょっと前の多治見まで行きました。18時前と夕闇の中到着。駅を降りると中央線にも乗り入れたEF510にびっくり。青空フリーパスが途中の木曽平沢までで、細かい清算はおっくうなので途中の木曽福島までしなのに課金して残りは鈍行にでも乗るすると多治見からでも中津川からでも料金変わらずということでこちらで乗り換え。レーダーを駆使して太多線や名鉄の一部など周辺部を埋めて次に備えます。
旅程⑦多治見〜木曽福島
特急しなの21号に乗りました。土曜夜とはいえ自由席は結構混んでてびっくし。夜を爆速で駆けるモーター音が心地よい。レーダー焚いて明智鉄道をゲット。
夜の木曽福島駅は無人で寒かった…
旅程⑧木曽福島〜塩尻
ワンマン鈍行で行きます。わたしは後々の精算が面倒なのでここから塩尻まで切符買っちゃった。意外にもクロスシート車で飯田線ぽくて楽でした。夜の木曽路は不気味なほどの空気輸送でした。
旅程⑨塩尻駅~東京都内
帰りは20:18発最終のあずさ60号で。最終にも関わらず結構乗ってました、びっくり。あずさは事前にWebで指定券買っておくと本当に楽ですね。価格も安いし。マスオブ長野一直線する場合は塩尻~松本は乗らないことも大いにありうるので、レーダーを焚き上げるのがよいと思います。
あと小海線は小渕沢~清里あたりがしばしば混んでると聞いて億劫な方は小淵沢付近で取れるだけ(佐久広瀬あたり)取っておくと、佐久平~小海を往復するというコンプ方法が生まれます。新幹線のほうがお金はかかるけど楽だと思います。(でも長野新幹線は軽井沢あたりの混雑がまたしんどいという…)後述するかもですがわたしは夕方の小淵沢付近で小海線鹿衝突ガチャ(不謹慎)をあててしまい、予約した特急を逃すはめとなったこともありました。なのでわたしは駅メモ目的だけなら次回は↑の通りにします。脱線しましたが、列車は少なく休日はなんだかんだ人も多い。あと鹿も多い。小海線は難敵ですね。
都内は帰った頃は10時半。翌日ねむい目を擦りくっそ混んでる熱海で乗り換え伊豆急行方面に向かいました。蓮台寺イベント時期に逝っとけ
駿豆線もレーダーでとれて美味しい。