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地域の次世代リーダー像とは?

こんにちは!Masaです。
どんどん秋めいてきましたね。
先週、先々週と「POOLO NEXT」にて副業人材やSDGsなど次世代の地域リーダーに関する講義を2つ受けてきました。
目まぐるしく世界が変わる中、地域で活躍できる次世代リーダーに必要となることが沢山学べましたので、それらについてまとめていきたいと思います!

地域にイノベーションを起こすためのリーダーシップと複業人材の重要性

講師の紹介

加藤遼さん

 株式会社パソナJOB HUB 事業開発部長 兼 ソーシャルイノベーション部長
法政大学社会学部メディア社会学科卒業後、パソナに入社。 リーマンショック後の若者雇用支援、東日本大震災後の東北復興支援、NPOのマーケティング支援などに携わる中で、持続可能な経済や社会のあり方について考えるのが習慣になる。 現在は、全国の地域や海外を旅するようにはたらきながら、タレントシェアリング、サーキュラーエコノミー、サステナブルツーリズムをテーマとした事業開発に従事。 また、IDEAS FOR GOOD Business Design Lab.所長、内閣官房シェアリングエコノミー伝道師、総務省地域力創造アドバイザー、東京都観光まちづくりアドバイザー、NPOサポートセンター理事、株式会社VISIT東北 取締役、多摩大学大学院特別招聘フェローなどを兼務し、 ビジネス・パブリック・ソーシャルのトライセクター連携によるソーシャルイノベーションに取り組んでいる。

講義概要

  • 加藤さんの自己紹介 

  • パソナJOB HUBの事業紹介 

  • 地域でイノベーションを起こすために重要なこと 

  • 副業人材がなぜ重要視されるのか

学んだこと

  • 地域では、観光→地域商社→飲食→教育→医療の流れで事業が起こる。観光で域内に観光客を呼び、そこで見えてきた売れるものを地域商社として外に売っていく。その流れで生産者と繋がり域内で飲食店を始める。教育や医療は地域だと公共機関だけでは不十分なとこが多く、それを補うためや移住者からのニーズが高いために生まれやすい。

  • 一口に複業と言っても組織、地域、コミュニティ、セクターごとなどで様々な分野がある。様々な組織に属することで複眼的な物の見方がができるようになる。複業人材に必要なのは その中でHUBの役割を担うこと。

  • 外部の者が地域に入り込みたい時は、呼んでもらえるようになるようになるまで実績を残す。呼んでもらうためには2つしかなく、①地域の外で成果を出して目に留めてもらうか、②地域の中でスモールでも成果を出して呼んでもらうか。

  • 地域にベンチャー起業が必要な理由は、安定的な雇用を生むため。地域の企業は衰退産業が多く、それでは安定的な雇用は生まれない。

  • 働く上で必要なのはマインド、スキルとネットワーク。大企業ではスキルとネットワークは身につけられるが、マインドが消えやすい。マインドを消さないために、複業とかで外で繋がっておくことが大切。

  • 多様な雇用をマネジメントするためには、ビジョンや想いで繋がり合うことや、メンバーがやっていることがいかにその人のやりたいことと繋がっているかを見せることが必要。ただ、そのようなマネジメントは20~30名が限界で、それ以降はいわゆるピラミッド型組織の要素が必要となってくる。

考えたこと

  • 人口減少が進む日本では、タレントシェアリングの必要性が益々加速しそう。その中でHUBの役割を担える人の価値は高い。複業とか関係なく、以前から外部コミュニティに参加している人はいたと思うが、それが昨今の流れ(オンラインサロンなど)でより加速している気がする。

  • 雇用が多様化する中で、マネジメントの必要スキルは格段に上がっていると思う。多様化する個人のニーズと、出来るだけ統一化した方が効率が良いマネジメントが今後どう折り合いを付けるかが個人的に非常に楽しみ。加藤さんもおっしゃっていたように、まだ答えがないので逆にそのスキルをいち早く身につけ、他人に教えられる人は強い。

  • 旅するように働くことで直感で生きるというのは良いなと思いつつ、どこか引っかかる部分もあった。直感力を鍛えつつも、直感で判断したものを言語化できれば、周囲の人にも説明できるのでそういう意識を持っていたい。

  • 多くのコミュニティに属し多様な情報を得やすくなったからこそ、自分のブレない芯が必要で、そのためには内省を行うことが重要だと改めて思った。それってまさにPOOLO NEXTでやってること。

  • 実体験でも一定の数を超えるとティール組織では限界あると思っていたので、20〜30名のチーム内はティール組織で、一回り大きい部署や会社はピラミッド組織のようなハイブリッド型が適切でないかと思った。

ハイブリッド型のイメージ

未来の観光ツーリズムと学ぶべきSDGs思考 〜リーダーシップ/中級編〜

講師の紹介

江藤誠晃さん(BUZZPORT 代表取締役)

ツーリズムプロデューサーとして国内外各地の観光プロジェクトを手掛ける他、各種トラベル系コンテンツのプロデュースを重ねる。旅行作家としての活動も長く真名哲也のペンネームでドキュメンタリーからネット小説まで多岐に及ぶ作品をリリース。近年は「観光甲子園」や「大学生観光局」、SDGs私塾「nojuku」などの人材育成関連事業をプロデュース。2022年4月地元兵庫県DMOのCMO(最高マーケティング責任者)に就任。

講義概要

  • 江藤さんの自己紹介

  • 3つの力 

  •  起業の設計図(SDGs)

  •  HAAM 

  •  6W2H 

  • 3角思考

学んだこと

  • 起業家や事業を創る際には3つの力が大事(コトバの力、デザインの力、オカネの力)

  • 構造的理解(仕組みの理解)と戦略的思考(ストーリー化)を常に意識する。

  • SDGsは単なる指標ではなく世界をデザインしていくための設計図

  • SDGsWeddingcake(環境⇨社会⇨経済のピラミッド構造になっている)
    経営者は経済だけを考えるのではなく、その土台となる社会や環境も考える必要がある。

  • プロジェクトデザインの上で6W2Hの考え方が重要。その中で、難しいのはHOW,WHY,HOW MUCH。

  • 事業前提:WHY(課題)、WHERE(地域)、WHEN(時節)
     需給関係:WHO(主体)、WHOM(観光者)
     ビジネスモデル:HOW MUCH(収益化)、WHAT(企画)、HOW(運営)

  • プロデューサー力に必要な3つの力(構想力、情報力、交渉力)と3つの脈(文脈、人脈、金脈)

  • 課題に対して様々な角度から解決策を練ることで大体の課題は解決できる。(江藤さんの漁師や木こりの例)そのためには、自分の知識を増やすこととと周りと共同して行くことが大切。

感じたこと

  • SDGsを単なる指標として捉えるだけでなく、起業の設計図として捉えられていたのは、常に構造的理解(仕組みの理解)と戦略的思考(ストーリー化)を意識されているからだと思った。

  • お金持ちが旅行先で環境保護のために寄付をする「モダンラグジュアリー」の考え方が広がっている。高度経済成長で今まではどれだけお金を持っているかと幸福度は比例していたが、物に溢れている今はそれが変わってきている。ある一定レベルのお金持ちはそれに気づきやすいが、その他大勢の自分を含めた一般の人々は経済より環境や社会の土台が必要と言われても、先立つものなので経済(お金)を優先してしまうと思う。

  • SDGsピラミッドの環境、社会、経済の中では、社会が一番重要。講師陣の皆さん全員が人の繋がり(社会)が重要と仰るので、やはりそれは大事なんだと思う。これまでは、どちかというと自分中心に生きてきたが、本気で人のために貢献することに挑戦してみたい。

最後に

お二人の話を聞いて、今後活躍できる次世代リーダーには、激しく移り変わる世の中や人々の価値観の変化に対応しつつ、それらを構造的に捉え、言語化・仕組み化していく能力が必要だと思いました。
また、その能力を自分自身のためではなく他人のためや環境(地球)のために使える人々こそ真の次世代にリーダーになれるのだと思います。

僕はまだまだその能力もマインドもないですが、まずはマインド面からでも少しずつ意識していきます!

最後まで読んで頂きにふぇーでーびたん!

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