オンラインサロンは楽に儲かるという勘違い。

このブログは今現在オンラインサロン運営に携わるあなたや、今後オンラインサロンの運営を考えているあなたに向けて、私の知見が少しでも役に立てばいいなあと、画面越しのあなたのことを思いから書いています。じゃ、今日の記事いくよ！

オンラインサロンの企画・運営を仕事にして早3年。

会員として入ったサロン数30以上
立ち上げたサロン数10以上
運営するサロンの最大規模は1000名超
毎月1〜2ペースで新しい企画を書いている。

日々多くのオンラインサロンの企画や運営に携わって思う。

オンラインサロンと聞くと【簡単に儲かる】という勘違いをしている人がめちゃくちゃ多い。もっというと、オンラインサロンの集客は大概SNSで集客するのだが、この【SNSでの集客も簡単に出来る】という勘違いをしている人がめちゃくちゃ多い。

もう「固定観念」を「固定概念(がいねん)」って言い間違っちゃってる人ぐらいめちゃくちゃ多い。(どうでもいい)

SNS集客についてはまたの機会に書くが、この【オンラインサロンは簡単に儲かりそう】という勘違いは

・ほぼオンライン上で完結し
・サブスクリプション(月額課金)であることが

簡単に運営できて、簡単に収益化出来そうって思われる原因だろうなぁと思う。下手するとオンラインサロンのことを「不労所得」と表現しちゃう人やメディアもちらちら見るがどんでもなさすぎて驚く。

■会員数が少なくてもやることは変わらない

コミュニティ事業は想像しているより何倍も手間隙が掛かる。


まず、会員数が10名だろうと100名だろうと基本的にやることは変わらない。
想像してみて欲しい。

月会費3000円のオンラインサロンを始めたとして
会員数10名=30,000円/月
会員数30名=90,000円/月
会員数50名=150,000円/月

よっぽど頑張って集客できたとしても
会員数100名=300,000円/月

といった感じである。


ちなみに、初回集客でこれだけ集められたとて、それを維持・向上し続けなければならず、日々のオンラインサロン内のコンテンツも提供しつつ、会員のサポートもしつつ、集客もしていかなければいけない。

実際にやってみると分かるが、これはそこそこ大変で、本当にほんと〜に日々の地味にコツコツの繰り返しだったりする。

数十名しか集まらない場所であっても、100名集まってる場所であってもやることは変わらないのだ。
(キャッシュポイントをオンラインサロンのみに限定するしないという話は一旦置いておいて、単純計算の話ね。)

■コミュニティならではのひととの近さ

そして、コミュニティと言うのは基本的に24時間365日動いている。
一般的なサービスと違ってオーナーや運営との距離も近い。画面の向こう側には人物の輪郭がお互いにほぼ分かる形で人がいるのだ。
そうなると一般的なカスタマーセンターみたいな一枚壁越しの対応ではなくて、【ひと対ひとの関わり方】が必要となってくる。

つまり、機械的なオペレーションや会員への対応が通用しないので、良くも悪くもそこそこエネルギーを使う。
そして何度も言うが、コミュニティは24時間365日営業の生き物であり、人が集まるとどうしても予想外のハプニングが起こったりもする。
なので、予定調和に行かないことも多々多々多々多々あるのだ。

■私はオンラインサロンが好きだ、大好きだ。

ここまで話してもまだ、【オンラインサロンは簡単に儲かりそうだ】と言えるだろうか？
まだあなたは「固定概念」を「固定概念」と言い間違い続けるのだろうか？(どうでもいい)


勘違いしないで欲しいが、わたしはこの記事を通して、決して「オンラインサロンは簡単じゃないし、儲からないからやめた方がいいよ！」と言いたい訳ではない。オンラインサロンに限らず何事も最初から簡単にうまくいくことなんてない。

こういう現実的な部分も知った上で「それでもいいからオンラインサロンをやってみたい！」と言う確固たる意思を持ってやり始めてもらったほうが、自分自身もコミュニティに集まる人たちもハッピーだと思うからだ。

あ、ここまで書いていて思ったけど、私「オンラインサロンの良いところ」的な記事を書く前にこんな記事を書いてしまってるが、私自身はオンラインサロンという【コミュニティのあり方が大好き】だし、身をもって可能性を感じてきたし、なんだったらオンラインサロンで人生変わってる人であるし、それを仕事にしているので、めちゃくちゃ良いものだと思ってる。これは本当に、鼻息荒く言える。


せっかくたくさんの可能性を秘めた良いものだから、正しい認識をみんなに持って欲しいし、正しい認識をもった上で素敵なオンラインサロンを作って欲しいし、そんなオンラインサロンに入った人たちが楽しさや喜びを感じられると良いなあと思ってます！

では、今日の記事はここで終わり。
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