Dean Fujioka Live 2023 Stars of the Lid at 日本武道館 2023.09.23 覚え書き
座席はアリーナCブロック最後列。ステージが高いせいか演者の脛くらいまでは普通に見られる感じだった。後ろを気にしなくてもいいし最高の席だったかも。
最初から最後までずっと立って踊れる席だったので、踊りながら書いたメモは単語の羅列だし(一言もメモがない曲もあって笑う)補完する記憶力はめっきり低下してるしで…ニュアンスだらけの感想だけどあくまでも自分の気持ちの覚え書きとして残しておきます。レポートとしては不完全極まりないので他の方のレポを参考になさってください。
開演前
会場に流れてる曲、なんだろ?弦楽器も入ってて、でもクラシッククラシックした曲でもなく。
ステージ左右上方に縦長の長方形フラッグ(に見えたけどこれモニターだったの後で気づいた)、黒地に白くライブ名ロゴ。
音が流れ始めてライブスタートの予感。ライトが天井にクラゲを下から見たみたいな模様を映し出す。
(今回のライブ、天井に映る照明がとてもきれいで、歌やMCを聴きながら時々ボーッと天井を見上げて眺めてた笑)
1)FinalCurrency
これが一曲目なんだ!意外!
イントロを聴きながら、(第一声の「だからさ…」聴いたらほんとに泣くかも)と思う。
黒っぽい目隠しして現れたDさん。会場ザワつく。意外さとちょっと笑いを含んだような空気…みんなのうれしさがダダ漏れだったのかな。
黒っぽく見えるロングジャケット、白パンツ、インナーも白。(この時は黒に見えたけどワインレッドのロングジャケットだった)
目隠しに怯んで「だからさ…」は妙に観察モードになってしまい泣けなかった笑
LED?レーザー?でビカビカ衣装が発光しているように見える。デジタルでぃーん。
「たとえば」のところ1回目からすでに囁き声!
目隠しを外そうと手をかける。
あぁ、Dさん今日まだ一度も客の入った会場をステージからちゃんと見てないんだよね。こんなにたくさんの人が来てるの見たら、こんなにペンラがたくさん光ってるの見たらどう思うんだろ、泣いちゃうんじゃない?
目隠しを外して最初に歌う時にすこーし音がブレたの、うるっときたからかなぁ…と勝手に思っとく。たぶん目隠ししてても会場はうっすら見えてたと思うけど(見えないと危ないし)。
♪Time,Time is my Final Currency. ×3のところ、1回1回音量が大きくなっていく…焦燥感。
2)Apple
左右のモニターに映し出されるDさんの映像に時々ノイズが入るの好き。
(ここでロングコートの丈が足首近くまであることに気づく。ありがとうありがとう足首丈!)
(お髭うーーっすら。朝剃ったけど夜までにまた伸びちゃったよ~くらいのやつ。よい。)
途中、Dさんが「Say!!」って客席に歌うように促したの、「もう悩むことはない、もう恐れることない」のとこ(笑)
上級者仕様すぎんか?笑(いつものことだけど)
3)Searching For The Ghost
2曲目のAppleの最後のポーズからのGhost、実はスタッフ公式アカウントでネタバレあったのでちょっと残念だったな。あのポーズからの…Ghostのあそこから始まるのか!ってライブ中に初めて知って震えたかった気もする。
4)Plan B
キメラの後半部分だけ!好きなやーつ!
(半分だけだからもはやキメラじゃないのか)
花道ドSな顔して歩いてきたよ…
D「武道館のみんな、今日は来てくれてありがとう。最後まで楽しんでいこうぜ!」
5)Spin The Planet
途中で客席にマイクを向けて、安定の"そこ歌わせるか案件"勃発(難しいのよw)
間奏に入って、
D「ぶどうかーーーーん!!!」←なんか変だけど好きw
「今ここにいることを選んでくれたみんな、今日から新しい物語を作っていこう」
「あの日見た夢の続き!(←的なこと言ったように聴こえたけど自信ない)」
演奏後、
「ぶどうかーーん!やっと会えたなー!
ついにこの日が来ました。でゅ…(自分の名前噛む)でぃーん…(会場から笑い)…正式名称があるので言わせてくれ!
DEAN FUJIOKA ライブ2023 Stars of the Lid at 日本武道館!!」
「今年で音楽活動10周年、を記念して楽曲を一つ一つの星座に見立ててアルバムのタイトルにしました」
「今日久しぶりに来てくださった方も、初めましての方もいると思います。
一夜限りのライブ、そこにいるあなたと、新たな星座の物語を作っていきたいと思っております」
「準備はいいですか武道館!
OK、それじゃ次の曲行ってみよう!!」
6)Runaway
黒タピオカ(別名トラウマちゃん by私)の新規映像が!
Runaway=黒タピちゃんのイメージキャラ(?)定着&続投、なんかうれしいな♪
D「武道館!!」ってまた途中でも。
これまでのライブでの「東京!」とか「横浜!」の呼びかけでは特に感じなかったけど「武道館!」ってなんかジワる…好きだけど。
ベース にかちゃんの両腕を伸ばした大きい手拍子、後方からでもすごーくよく見えた。会場全体を誘導してくれてありがとう。他のメンバーもやってくれてたんだと思うけど見えず…
転調前の定番の間(ま)、なぜか溜めかたがいつもより思わせぶりでさらに色っぽい♡笑
「これから先の未来へ!」←また会おうどこかで!のとこ。
「あったまってきたぞ武道館!」
「もっと行けるだろ武道館!」 …ジワるw(すき)
「この曲をここで歌えることを楽しみにしていた人…僕もその1人です」
「アリーナ、いけるのか?」(会場反応、拍手&ひゅーー)
「スタンドのみんな!いけるのか?」(会場反応)
「上のほうはどうなんだーー?」←なんかざっくりしてんな…笑(会場笑&反応)
「みんな、でっかい声でタイトルコール頼んだぞー」
「君の心に!」
\テレポーテーション!!/
(やりたかったことができた喜びが会場に溢れてた瞬間)
7)Teleportation
途中でバンメン紹介。
「Decade Band
ドラム おさむちゃん
ベース にかちゃん
ギター ケンティー
キーボード たけちゃん
初参加バイオリン 翔平ちゃん
シンクマスター 木内プロ
そしてわたくし、DEAN FUJIOKAです。よろしく!」
「ここからみんな声聞かせて。
いいね、いいよね言ってみよ」
何度か練習の後、そのまま曲に突入。
歌といいね、いいよねのコール&レスポンスを受けて、
D「♪幸せ感じてる…」
C&Rうれしかったよーの気持ちすごく込めて歌ってくれた。
8)One Last Sweet Talk
「夜の微熱~♪」で、おでこに手の甲を当ててくらっとよろめくのかわいい!(2回ともちゃんとやってた)
「♪追いかけてたあの夏の花火…」と「♪願いを叶える瞬間に…」からのくだり、いつもよりスローテンポな気がした。この歌いかた、声も出ててすごくいいなー。
あと終盤のアレンジめっちゃよかった♪(ってメモしてたけどどんなアレンジか忘れてる…)
9)Shelly
Dさんがいつも気合い入れてチャレンジする最後の高音部分、最高だったよー!
バンドのみステージに残ってアウトロ。弦すてき。
バイオリンに聴き入ってたらステージ中央からせり上ってDさん登場。
10)Sukima
「♪照らして…」、もともと息多めに歌うとこだけど声が少しかすれて聴こえたかな。がんばれー。
歌唱後、くるっと後ろを向いて退場(じゃなくて奥に行っただけだった)。振り向きかたが役者っぽいな
。
11)Echo
ピアノなしのEcho!
私はあのピアノの上に乗る演出がずっと苦手だったんだけど(過去のEchoメモでほぼ毎回「降りなさーい!」とか書いてる笑)、今回はノンストレス。ピアノだけじゃなく教祖的な演出もなくて。自分で思ってた以上にあの時間がちょっと苦手だったんだな私…とあらためて知る。嫌いじゃないんだけど、苦手だったの。
メインモニターに宇宙の中の地球とそれを取り巻く星々。Echoの演出としてこういうの初めてだけど合ってるなぁ。地球がどんどんupになってぐんぐん近づいてきて、自分がマグマの中へ突入した感覚…でいいのかな?
あの教祖サマっぽいEchoよりも今回のほうが"祈り"が伝わってくる気がして私は好きだった。芝居がかっていなくて(言い方悪くてごめんなさい)、中の人の本当の祈りな感じがして。
シュッ!のとこは両手の親指を立てて首の逆サイド側から中央にクロスさせる動き(説明下手!)。片手Ver.よりも好きかも。
歌唱後、会場から「ディーーーン!!」と口々に。男性からの「ディーーーン!!」も何度か多方向から聴こえてきてうれしかったな。
12)Sayonara
モニターの映像が思い出っぽくセピア色に。楕円のフレームにDさんの映像が収まってる時もあって、写真を入れるロケットペンダントみたいだなーと思った。
せっかくの弦の聴かせどころで黄色い歓声が起きたので(もうー!)って思ってたら…Dさんご本人がお手振りしたりしてファンサしてるじゃん!(逆サイドに移動して同じことしてたのでわかった) そりゃ歓声起きるわ!すてきな弦が聴こえないんだけど!笑
英語のコーラス部分(♪Don't you miss me baby…)を会場にふるDさん(そこ歌わせるか以下同文w)。いつもみたいに会場全体を見渡してゆーっくりうんうん頷いてる~笑
私、Sayonaraを初めて聴いた時から、間奏に入る"hoo~!"の声のあの明るさが大好きでしかたないんだけど、今回そこを歌ってる時のDさんの笑顔が最高によかった。
その後も歌唱終盤の笑顔、歌い終わった時の笑顔も本当に幸せそうで。この曲は前向きなSayonaraなんだよって改めて直接伝えてもらった気がする。
暗転からのいきなり、
D「俺のほうが好きだよ!!!」発言。
(なになに?聞こえなかったけど会場から「好きー」とか言われたのかな?)
いいタイミングで照明ON
D「なんてな!!…ホントだけど笑」
D「7曲一気にお送りしました。
それぞれの星座の物語、みなさんいかがだったでしょうか」
会場拍手etc.
「ありがとうごじゃいます(噛む)」
「笑…こうやってポンコツみを出していきたいと思います」
「ちょっとセンターのかたにもご挨拶行きたいと思います」
この武道館ライブがCSで放送される話。
「なのでみなさん身だしなみを…笑」
(キャップ被るみたいな手つきに見えたけど違うかも。髪の毛を直すふりだったのかな?)
「詳細についてはネットで検索♪」
「ちょっと質問しちゃおうかなー?」
「DEAN FUJIOKAのLive、今日初めての人~?(挙手を促す)
初めまして、DEAN FUJIOKAと申します」
※私の近くに親子三代で来てるっぽい方がいらして(おばあ様、お母様、息子さん)、その中学生くらいの息子さんが手を挙げてた。うれしい!
「何度も来てる人、久しぶりの人~?
お世話になっております、DEAN FUJIOKAです」
※ここでたぶん先程のお母様が挙手!おばあ様の挙動は見えず残念。
「バイオリンの翔平ちゃん、初参加なんです。
でも初めましてじゃなくて、以前ドラマでバイオリンを弾いたことがあるんだけど。あの無茶ぶりの…笑」
「シャーロックの時のバイオリン指導の先生が翔平ちゃん」
思わぬシャーロック繋がりに沸く会場。
13)My Dimension
「今年が1stシングルをリリースして10周年。
次の曲は自分の原点。昔キャリアをここからスタートして…」
「みんなで一緒に歌いたいと思います」(ギター持つ)
「1回みんなで練習」
「ギター弾くんでなんとなく入って来てください(なんとなく、で会場笑) …練習なんで笑」
「ぬるっと始まってぬるっと終わる」←なんか名言ぽく言ってたけど笑
♪la la la…部分の練習。何度か繰り返す。
D「関係者席も歌ってます、ありがとうございます」
「いいね~…いいよね!」笑
練習終わって本番。
歌唱後、ギター両手で持ち上げて煽る煽る!
「ぶどうかーーーーん!!!!!」
ペットボトルの水飲む。
暗転するかな?と思ったら間髪入れずに次の曲。
14)HistoryMaker
この流れでこの曲かぁ…
FaOIきっかけでDさんに興味をもってくれて、他の曲も聴いてくれて、この武道館ライブにも来てくれた方々に本当に感謝。
会場全体が大興奮というより、落ち着いて一致団結したような、同じ場所にいられる喜びを感じるような1曲だった。
15)Permanent Vacation
「行くぞTokyo!!」からの歌唱。
ヘドバン、首だけでやらずに上半身から動かしててえらい◎。自分の体は自分で守ってきた人だもんね…からだ大切にしてずっと歌ってね…
「今びっくりしたのは…次で最後の曲」
会場、えーーー!!!
「いやーあっという間だったなぁ。月日が経つのはあっという間ですね笑」
「10年音楽の仕事をして…続けてきて、
やっぱ簡単なことではなかったですね。何事も続けていくということは、ね、みんなもきっとそうだと思うけど、それぞれの人生で。
でも前には必ず進んでる。
自分が救われてきた音楽を通して、みんなで武道館の地で会えたこと、本当に奇跡のような気がする」
「"君に会えてよかった"…そんな気持ちで作った曲です。一緒に歌ってください」
16)Stars Of The Lid
モニターにメビウスの輪。昔の写真や過去アルバムのジャケ写などで構成されてる。
♪la la la, la la la,…のところ、腕を伸ばしてマイクを大きく左右に振って見せてるのは、声出して歌えってこと?それともライトをこうやって振れってこと?どっちも?(どっちもやりました)
歌い終わって退場後、アンコールの拍手しばらく続く。
再びDさん登場~!
レースの透け透けタンクトップかわいい。
(待てよ。タンクトップの前にロングジャケット脱いで白の上下になったのってなんの曲のときだろ?笑)
「アンコールありがとう武道館!!」
「Stars Of The Lid いかがだったでしょうか?
楽しんでくれたか武道館!!
(会場の反応を受けて)よかったー、ありがとう」
「こっからのアンコールセクションはベストアルバムに入っていない曲を」
・2011年3月11日、ジャカルタで曲を作っていた
・スタジオで地震のニュースを見て驚愕
・日本に本当の意味で帰ってこようとするきっかけをくれた
「みんなと一緒に歌えたらなーと思っております」
「上にさぁ、日の丸ある?
ある?見える?
赤と白?…それ日の丸だろ笑」
「この日の丸の下で歌えること、
心からただいまと言える、そんな気持ちです。
それでは聴いてください
そして一緒に歌ってください
準備はいいですか?」
Enc.1)Priceless
間奏に入って、
「不思議なもので、この6年後の同じ日に次男が生まれた
ふだん会えないので仕事してる姿見せたい
小さなゲストを呼びたいと思います
わがまま聞いてください」
お子さん3人登場
緊張もあってかなかなか大きな声で歌えない3人を近くで励ますDさん。
歌ったあとRちゃんのバケハにちゅ♡してたのがモニターに映ってた。
終わって4人でハグ。
Rちゃん「ありがとー」(会場から温かい声援)
D「MATANE~」と会場に手を振ってお子さん3人と共に退場。
Enc.2)Showdown
ステージ下からぴょ~んと飛び出て再登場!
(と同時に久々の金テ銀テが大量に降り注いだので一瞬そっちに気を取られてジャンプちゃんと見てなかった…)
アリーナ最後尾列だったのでテープは4~5列前までしか飛んで来ず…前の方まで取りに行ってる人いたけどとりあえず歌の途中なので諦めて曲に集中!
(後から後方に余りを回してくださったかたがいらして、席を立つ直前に隣の方に回ってきた。ご親切に分けていただけました。ありがとうございました)
しかし盛り上がるなぁこの曲。セレクト最高
歌唱後、
「みんな、最後に写真撮ろうよ」
恒例の写真撮影。
「いいね!って言ったら、いいよね!でお願いします笑」
撮影後、よく聞こえなかったけどDさんがたぶんカメラマンさんに「撮った後、いいよね!って言って欲しかった」的なことを言ったっぽくてもう一度トライw
(2度目はちゃんと言ってくださいました)
Decade Bandのメンバーと一緒に並んでお辞儀
バンメン全員にお礼を言って、Dさんだけステージに残る。
「今日ここにいることを選んでくれてありがとう」
「みんなと一緒にここにいれることが本当に幸せです。音楽に救われた自分としては感無量」
「日の丸まだ下がってますか?」(会場うんうん)
「DEAN FUJIOKAとして、藤岡竜雄として、最後に一言…
ただいま日本!
そしていってきます!」
会場みんな、おかえりー!って盛り上がろうと思ったら行ってきます言われて(え?え?)と、(あー、あのことかぁ←映画「Olang Ikan」の撮影)の入り交じった空気に。
「ちょっとさ、地獄行きの船乗ってくる」(やっぱりw)「必ず帰ってくるんで」
「みんなまたこの先の未来で会いましょう。
今日は本当にありがとうございました!」
「愛してるぜみんな!
またすぐに会おう
行ってきます!」
~D退場~
振り返り
アリーナ最後列で私のお隣の席だった方、初っ端からノリノリで私も踊りやすかった♪(周りの人は後ろから見えなくなるのを気にしてか意外とじーっと立ってペンラだけ振ってる感じだったので)。関西からいらした方っぽかった。楽しい時間をありがとうございました。
今回のライブ、私にとっては過去イチ良かったな。楽しかったし一瞬も置いてかれなかったしいつも以上にあたたかかったし。
会場の構造的な一体感や一夜限りの公演という特別感、あと小さなゲストさん達というほっこり要因もあっただろうけど、歌にも演出にも肩の力が抜けた余裕みたいなものを感じた。積み重ねた努力や準備からくる余裕のような。何よりもDさん本人がとても楽しく幸せそうだったのが印象的。
FaOIで新しくDさんに注目してくれる人たちも増えたこと、そして音楽活動10周年の区切りということもあってか、わかりやすく、率直に音楽のすばらしさ楽しさを伝えてくれる時間だったなぁ。
ゴリゴリに尖った方向の演出も好きだし終演後にぐるぐる考えさせられるのも嫌いじゃないけど、帰り道にただ楽しかった!っていう幸せな気持ちだけで帰れるライブもすてきだなーと。(最初の目隠しの意味についてはまだのんびり考え中…)
でもきっと次のライブはまた今回の最高を超えてくるんだろう。常にブラッシュアップしてくるDean Fujioka、やっぱり好きです…この先の未来が楽しみでしかたない。
~了~