私はジャンルを混ぜて聴く20200802
Good TigerとThe Fall of Troyが来週に新譜出しますね(あいさつ)
という話はリリースしてからすれば良かろうということで、今週を生き抜くための音楽についての話。尤も前回紹介の音源が絶賛ヘビロテ中ではあるが。
ヘビロテ中と来週の名盤に挟まれても、凄い音楽との出会いはやはり尽きない。
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「The Otter Years」 by The Otter Years
UK産エレクトロニカ。マスロックバンド TTNG のドラマーによる作品。
「Music a 5 year old Icelandic child would make.(アイスランドの5歳の子供が作りそうな音楽)」と標榜されていて、なるほど素朴な可愛らしさが前面に出ている。
サンプリングやエフェクト、8ビットサウンドなどなど。色んな要素を一面に並べたような曲たちは、薄暗く整然としていながらも無邪気な子供心が感じられる、ように思わなくもない。
「A Place Called Levittown」 by Back Seat Driver
The Fall of Troy好きはこいつを聴きながら来週を楽しみに待とう。プエルトリコの4ピースによる7月末の新譜。
タッピングを多用した忙しないギターに女性ヴォーカル、隙あらばメタルコアの重さを押し出してくるリズム隊による各々が正面衝突する音楽性はこの手の音楽ファンにとって堪らないのでは。kawaii声質が特徴的だが、元々(男性の)ハイトーンヴォーカルが目立つ界隈なので、馴染みよくしかし新鮮な印象がある。
さておき注目どころは3曲目『Campo』。サンバの要素が強く混ざり込んだスペイン語歌詞の踊り狂いナンバーで、声の音の"噛み合い"が凄まじい。
「Little Ghost」 by Moonchild
カリフォルニア産3人組による『Contemporary R&B / Jazz』、とのこと。
ささやくような歌声、アコースティックギターやとろみのあるシンセサイザーの暖かな音色、そしてゆったりとしたリズム。安眠のお供にもなりそうな癒し満点のサウンドだ。こういう寄り添うような佇まいの音楽は、夜に目を閉じて浸るように聴きたい。
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