絵本 児童館で絵本をあさる
絵本話です。
旅行で本屋に行って土産に買って帰るのも好きですが、子どもを児童館に連れて行く時にはたいてい子供の目を盗んで絵本を漁っています。
今週は綱島にある綱島公園内のログハウス「モッキー」に行っていたのですが、児童書コーナーがあったので手当たり次第パラパラ見て来ました。
児童館は図書館ほど本の量はないし、手入れもしきれていないですが、それゆえに掘り出し物が見つかることがあってワクワクします。
中身まで読みきれないものもあり、一部感想は
後日ですが、ご紹介します。(私セレクトなので基本星4つ以上です)
①でんしゃでいこう
間瀬なおかた 作、絵
山の駅から海の駅まで行くしかけ絵本です。
反対側からも読めます。(反対は、でんしゃでかえろうという題がついていて、私は最初間違えてかえろうから読んでしまいました)
このボロボロな表紙が子どもからの愛され具合をよく表している。きっと何度もあちらからこちらから読まれて、多くの子どもの手に取られてきたんだと思います。
トンネルを抜けると景色が変わる様子が、旅行の時のワクワク感を再現してくれていて楽しい絵本です。
②ロージーのおさんぽ
パットハッチンス作 わたなべ しげお やく
めんどりのロージーがお散歩して家にまた戻ってくる平和な絵本。黄色い色調とふっさふさのトサカの描き方がなんか好きです。
何事もない一日も、他の人(キツネ)の視点から見ると七転八倒の一日なのかも?でんしゃでいこう、のように、キツネ編でお話を作ったら面白そうです。
③ばあばはだいじょうぶ
楠 章子 作 いしい つとむ 絵
こちらは「でんしゃでいこう」とは真反対で、とてもピカピカな表紙でした。大人向けのようだけど、家族が認知症になって、傷つくのは大人も子どもも同じ。逃げたくなる気持ちを否定することもなく、寄り添ってくれるお話しで、介護で悩む時が来たら、支える人みんなで読もうと思ったので加えました。
④ぼくのワンちゃん
シャリーヒューズ さく あらいゆうこ やく
大事にしている犬のぬいぐるみがある日いなくなってしまって、男の子は悲しい気持ちになります。
探して探して、やっと見つけたと思ったら、、、
ぬいぐるみって、子どもに大事にされすぎて、
毛並みはザラザラだし耳は折れてるし
もう買ったばかりの時の姿に戻ることはないんだけど、染み込むほどの愛情をもらってなんとも幸せな顔をしてますよね。
また、ベッドに敷き詰められたぬいぐるみのせいで人間が肩身の狭い思いをする姿が今の娘たちと重なったので、また図書館で借りて読み聞かせしたいなと思いました。
お姉ちゃんの優しさも子どもの本音も上手く描けていて、お話として面白かった。
⑤どうぶつ会議(読みきれなかったので感想持ち越し)
開いてすぐ、字が多い!と思いました。
でも、パラパラ見で、これは後で必ず読もう、と思ったのでとりあえず載せておきます。
図書館で予約完了。
岩波の子どもの本はおばあちゃんちに沢山あって、
夏休みにやることがない時に読んだので
自分の中では夏休みの課題図書という位置付けです。大人になって読むと名作ばかりで他の絵本とは格が違う、、という感じがします。
本日の児童書あさりはこれで終了。
本日のベストは ぼくのワンちゃん でした。