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【番外編】B:the biginning 【アニメ】
あのアニメを追う前に言っておくッ!
おれは今あのアニメを
ほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりは
全く理解を超えていたのだが…
あ…ありのまま
今起こった事を話すぜ!
『おれは警察もののサスペンスを見ていた
と思ったら超王道厨二病アニメを見ていた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ご無沙汰しています。しばらく書いていませんでしたが、実は生きてます。というあいさつで始めようと思っていたんですが2017年版ITのエントリーがさらっと書けてしまったのでお蔵入りとなりました。トホホ。
まぁ書いちゃったけどね!!!!!!!!
なんでしばらく書いていなかったかというと人生初テラスハウスを見ていたりしていたからなんですが、はっきりいって見なくてもよかったかな…と思ったりしています。他人の恋愛を見ても自分の恋愛の質は上がりませんし、彼女もできません。さらに言えば幸福度あがらないどころか時間を無駄にした感覚が残ったのでマイナスです。
そんでもってオタクと言えるほどではありませんがアニメもよくみてまして、NETFLIX限定のアニメがあるってことを知り、「みなきゃいけねぇ!」と使命感に駆られ、手始めにまず「B:the beginning」を見てみました。
あらすじ
王立警察の天才捜査官キース・フリックは捜査の最前線へ復帰し、連続殺人鬼"キラーB"を追う。謎の少年、黒羽は彼の味方か? それとも追い続けてきた因縁の相手か?(NETFLIX)
どんなアニメ?
結論から言うと非常に僕好みな作品でして、かなーり楽しめました。どんな系統かと聞かれるとちと複雑な設定なので一言でこれ!と言えないもどかしい作品なんです。どこかで見た設定が散りばめられていますがつなぎ目が見えないので(そもそも見ているアニメも多くないし)なんだっけなーとおじいちゃんみたいなことしか言えません。
そしてトレーラーだけ見ると警察と義賊チックな殺し屋のサスペンスかな?と思ってしまいますが(一部正しい)、「ギルティクラウン」のような超能力バトルアニメでもあるんです。
参考にできる作品としては挙げたように「ギルティクラウン」、天才系のおっさんが出てくるのでその関係から僕が最近見ている「SHERLOCK」、警察が出てくるのと事件の雰囲気から「PSYCHO-PASS」あたりがあげられるかなーと思います。最近では「東京喰種」あたりもこんな感じだったような。正統派のダークな厨二病アニメ、といえば多少は伝わるかな…。
あとは知ってる人がどれだけいるのかわかりませんが飛行船が出てくるので「K」とかも入るかもしれない、タイトルも一文字だし。(Kはホントにオススメなので厨二病の人はぜひ見てほしい)
どこがよかった?
よかったところはたくさんあるので順番に語っていきます。
1.作画がすごくいい!
2.設定が厨二病をくすぐる!
3.ed、opがかっこいい!
4.女性陣がかわいい!
「B:the beginning」 はこの4つが特に印象深かったんですが、個人的にいいアニメとはなんぞや?と考えた時の要素なんですよね。すなわち好みに本当にどストライクだったわけです。かわいいキャラが出てくるかどうかは重要です。某テラスハウスでは圧倒的にマイナスに振れたメンバーもいましたからね。
1.作画がいい!
本当にいわゆる神作画ってやつでした。地上波のアニメって作画が乱れることが割とある(某死ぬ気の炎のアニメとか)と思うんですが、さすがはNETFLIXというべきなんでしょうか。
特にヘッダーの画像に設定した、主人公「黒羽(コクウ)」と謎の刺客「イザナミ」のバトルシーンは思わず声が出てしまいました。
0:50あたりから一瞬見ることができます。チラリズム。
この一瞬でもわかると思うんですが雨の雫が止まる演出がありますよね?これを見たときに声を上げたんです。ウォォォォォ!
先にも書いてますが「超能力バトル」の要素があるので戦闘が超スピードで行われます。よく僕は「周りの景色サボって超スピードらしい情報消しやがって」などと思うんですが、常人には見えないところから「水しぶきが止まる」普通の格闘シーンに移行し見事に高速の世界を表現しています。
見れば誰でも思いつくようなことですが、僕はちゃんとやったアニメを今まで見たことがなかったので感動しました。
しかもここだけでなく派手なアクションシーンなどでもこの作画は存分に発揮されるのですが、ラストシーンでももちろんあります。そしてそのシーンでまた僕は叫びました。ウワァァァァァァァァ!!!!
これを読んで「B:the beginning」をみてみようと思ってくれた方のためになぜ僕が叫んだかは黙っておきます。
2.設定が厨二病をくすぐる!
「SHERLOCK」を見ていることからわかるようにギリギリ現実でありえそうな超能力じみた才能!な感じの作品を見ることが多いんで、もう一人の主人公である「キース」にハマりました。完全な才能コンプというか能力コンプでございます。
もともと捜査官だったんですがある事件を機にしばらく退いていていたんですがキラーB事件の捜査のために戻ってきます。で、そのキースが身を引く事件は当然ながら物語の根幹に関わってきます。
と、最初はこんな感じでサスペンスだ!と思うのですが黒羽はバードマンとでも呼ばれそうな羽を生やし、その片腕は剣に変化してしまうのでダークファンタジーサスペンスになります。最高ですね。
このように厨二病がマッハで進行する恐ろしいアニメなのです。
ところで上の画像に既視感がある気がしてたんですが、
デルトロ…?
3.op、edがかっこいい!
主題歌は「The Perfect World」です。暗めの楽曲で世界観と非常にうまくマッチしています。アーティストは「マーティ・フリードマン feat. Jean-Ken Johnny, KenKen」。
いや待ってくれと。本当にこんな豪華なのかと。
そうです本当に豪華です。そして主題歌を聞いてウホウホ言って下さい。僕はアニメどころか音楽は語れるものはありません。最高だ!botになるしかありませんので魂で感じてください。
4.女性陣がかわいい!
リリィ
カエラ
ユナ
最高だ!
僕は僅差でカエラが好きですがみんな好きです。
ここが残念だよ「B:the beginning」
ここまで読んでクソだな!と思う方はなかなかいないと思うので個人的に引っ掛かったポイントをいくつかあげてみようと思います。
1.メインキャラ以外の過去がちょっと少ない
この物語では過去が重要なカギになっています。ところがどっこい!事件の核心となる人物以外はあまり語られていません!
ちょっと何言ってるかわからないぞと思われたはずなので一言でいえば「イザナミきゅんの話足りてねぇよ!!!!!!!!!!!!!」ということです。おわり。この部分は制作が決定した続編で語られるのでしょうから期待しておこうと思います。
語られるよね?
(イザナミきゅんもかなり核心に近かったと思うんだけどなぁ...なんか過去にありそうだったのにただのガイドになっちゃったし)
2.全体的に説明不足
これはここに入れようかどうか迷ったんですが、全体的に微妙に説明が足りません。イマジネーションが刺激されてすごくいいとはおもっているんですが、やはりイザナミきゅんの話はあとすこし掘り下げてほしかったです。
まぁそもそも最近のアニメは世界観とかなんかよくわからん能力とかの長い長い説明を延々とするのでむしろこのくらいがちょうどいいんです。あーでもないこーでもないと仲間と語るのがいいのです。僕は友達いませんけどね!
すごくよかった!そして続編!ヒャッホーイ!
少しだけ納得のいかない部分もありましたが総じて非常にいい作品でした。こういうアニメいいですよね。ジャンル横断的なのも脳が追い付かなくて好きです。
しかも続編がやってきます!意味深なラストでしたがやっぱり続編ありますよねー。NETFLIXは今かなり元気なはずなのでいろんな人材を引っ張っていいアニメを量産してほしいと思います。異世界ものはさすがに食傷気味なのです。
というわけでこれまで見たアニメのなかでもトップクラスにオススメな「B:the beginning」の紹介でした!
みたよ!って人はここのコメントでもツイッターでもいいので語り合いましょう!友達いないからさ!!!!!