じぶんの影に話しかけて | Talk to my shadow
冬の晴れた午後の太陽のありがたさを味わいたくて外に出ました。
で、出がけに今日のラッキカラーを調べたら 黒 だったんだけど、なんとなく地面を見たら、日差しが強い分じぶんの影が濃くて。
それで、多摩湖までつながる広い遊歩道まで足をのばして、黒いじぶんと、ぽつりぽつりと会話をはじめました。
「やっぱりここいいね」
「なんで?」
「だって風景の中に 字 がないでしょ」
「どうゆこと?」
「んー、字って、モロ意味だから、脳がそこに集中すると同時に、シュッって縮む感じがして」
「ああ、わかる」
「それにくらべて、この、青空をバックに逆光で黒いシルエットになりながら折り重なってる枝って、何を意味してんのかなぁ?ってぼんやり考えるのがおかしくて…」
そんな会話をしてたら、
なんだかものづくりがしたくなって、
だから、
部屋にもどって、
いつものように古いレコードのジャケの 字 を
ヤスリで削りはじめてます〜⌒
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?