2020年4月23日たぶん晴れ。 かたち と きもち
楠見清さん、おはよー。
えーと、何から書こうかな?あ、そうそうロニ・ホーンのこと、書くね。
あのさ、あの作品のいちばんの核ってさ、あそこに写ってる女性の表情のわずかなちがい、でしょ。で、撮影の条件や展示の仕方をミニマルにすることで、その、差異を際立たせてる。
撮影は、アイスランドで、毎日違う屋外の温泉をめぐって行われたみたいだけど、日によって、お天気も変化してて、彼女の表情がそれをダイレクトに反映してて、それを見た僕らの気持ちも、色を変えてく。
で、タイトルの『YOU ARE THE WEATHER』って、ヒトのこころはうごいてて、うつりかわってて、それって、あなたももちろんそうで、おもしろいよね!っていう語りかけに思えてさ、なんか、あらためて、人間って、ゆたかだなーって。
あとさ、被写体の女性はロニ・ホーンさんの、恋人だって、聞いたような気がするんだけど、やっぱ、ロニ・ホーンさんと、被写体さんの、関係の、濃さ、があってこその作品だし、被写体さんに対するロニ・ホーンさんの、個人的な、まなざしのやさしさ、と、撮影者としてのきびしさが、ないまぜになってるとこも、なんか、とても、深くて。
んー、あらためて、この曲を、聴きたくなって、きてるよ〜♪
あ、窓の外もうすいオレンジ色になってきたし、なんか幸先よさそうで
楠見さんも、よい木曜日を〜♪
山本ムーグ
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