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音声メモの優位性~アイデアを取りこぼさない録りっぱなしレコーディング

こちらに描いたように、ずっとレコーディングをし続けています。

録るだけでなく、過去の音声から発想を汲み取る

録るだけではなく、一ヶ月に一度くらい、1年前とか2年前とかの中身を時々聞いてみるようにしています。

私が今行っている様々な事は、思いつきでやっていることもと言うことも多いけど、
実を言うと過去に自分が喋っていたことを聞いて、そこから発想して取り組みを始めたということもかなりあります。

なので、自分の音声のレコーディングっていうのは自分の道を進めていくためにはとても有効です。


それだけでなく、録音しておいた音声を、過去の自分から発想を汲み取っていく井戸にすると言うのはとても良い方法です。

過去の音声を聞き返すことで、当時ぜひやりたいと思いながら、完全に忘れてしまっていることや、
今では忘れてしまっているある重要な気づきに出会うことができるからです。

このようなことが結構あるのです。


メモと比べた音声レコーディングのメリット

では、音声による思いつきの録音と、それをメモをしておくことと何が違うのでしょうか。

確かに、メモをしておくことで、今の思いつきをすぐに残して置けるし、ぱらぱらとめくることができるという俯瞰性もあり、過去のアイデアへのアクセスという点ではかなり優位です。
現に、私は常にポケットにカード型メモを忍ばせていて、何かあればすぐにそれを取り出して書くようにしてきました。
もう30年もの間そうしてきています。

そのカードをシステム手帳に貼ったり、バレットジャーナルに貼ったりしてアイデアを形にするための礎にしてきました。

しかし、メモだと、実は思いついたことのほとんどを取りこぼしてしまうのです


車を運転してる時には驚くほどたくさんの思いつきを得ることができます。

しかし、メモだったらそのようなタイミングでは全く記録できません。
後でメモしようと思ってもほぼ忘れてしまっています。

思いつくことはすごい数になるので覚えていられないからです。


なので、車のダッシュボードに付箋の束を貼り付けていたことがありました。
赤信号になるまで、思いついたことを覚えておいて、赤になったらすぐに付箋に書きつけてどこかに貼り付けるのです。
目的地についたら付箋を回収。
システム手帳などに貼り付けていました。


それでも多くのことを忘れてしまいます。メモだと多くのことを取りこぼすのです。


しかし音声だったら、思いついたことをどんどんその場で録音していくことができます。

私は、ICレコーダーが手頃な価格で入り始めた2000代の初頭から、ポケットレコーダーを買ってそれを携帯するようにしてきました。


携帯が普及してからは、携帯のボイスレコーダー機能をショートカットキー1番に割り当て、なにかあれば電話をかけるふりをしてどこでもメモを残せるようになりました。


風呂に入るときには、まだ防水ではなかった携帯をジップロックに入れて持ち込み、アイデアを録音していました。


それが、今のスマホやPCMレコーダーにつながっています。

こうして、僕の20冊の本の多くが運転中の音声レコーディングから着想を得ており、それどころか、3冊は録音したものをまるまるそのままテキストに変換して原稿をつくることができたのです。


日頃から音声によるレコーディングをしておくことは、それを「井戸」として使うことにおいてとても有効です。

5年続けてきて、そう思います。


・・・・というこのノートも、音声レコーディングをそのままテキストにしたものでした。

2回分のnote記事が生産できました。

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