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Claudeに課金したので、気づいたことを書いていく 2 Projectsについて
Claudeに課金したので、無課金との違いやChatGPTとの違いなどについて気づいたことをあれこれ書いています。
課金ユーザーにはProjektsという機能が使える。
ChatGPTのGPTsのようなものです。
GPTsはよく使ってきました。ブログの記事の生成プロンプトなどを仕込んだMy GPTsを何種類かつくって、使っています。
GPTsにはknowledgeファイルをアップロードしておくことができました。
そのGPTsについての基本の知識をアップロードしておけるものです。
なので、読むのが面倒なPDFを放り込んでおき、いろいろと質問できるようなGPTsを作ってみました。
とても便利だと思いました。
ただし、4000文字くらいのPDFを読み込ませた時、質問の答えの精度があまりよくなくて少々がっかりし、その後これまでの1年近くその用途には使ってきませんでした。
なので、GPTsとの比較はあまりできません。
GPTsのKnowledgeファイルの容量
基本的な能力を調べてみたら次のようでした。
2024年2月の記事です。
Knowledgeファイルのアップロード上限
ファイルとしては20個登録時点で「Cannot upload more than 20 files」というエラーが出ます。単一ファイルか複数ファイルによる精度の違いは確認できていませんが、公式では20ファイルが上限となっています。
Knowladgeファイルのサイズ・トークン上限
最大ファイルサイズは512MBで、2,000,000トークン以下となります。おおよその目安となりますが、200万トークンは、ひらがなと感じが入り混じった文章の場合おおよそ、文章1.5万字前後となります。
Knowladgeファイルがトークン制限を超えた場合
一度に読み込めるのは文書の先頭からトークン制限に達するまでの部分となります。そのため、トークン制限を超えるKnowladgeファイルを利用する場合は分割して登録したほうが良い。
GPTsは20ファイルくらいアップロードできる。
最大ファイルサイズは512M 200万トークン以下(およそ1.5万字ほど)
200万トークンを超える倍は分割してアップロード
こうしてみると、GPTsはかなり優秀だったんだなあと思いました。僕が一度使ってみてがっかりしたときより、おそらくかなり進化しています。
正直、使っていればよかったと思いました。
ClaudeのKnowledgeファイルの容量
明確に「Claude3.5のKnowledgeファイルでは、いくつアップロードできて、一つ一つの上限は何M)と解説してくれている記事がなかなか見当たらないですね。
Xに次の投稿がありました。
Claudeの新機能 Project(各種ファイルをナレッジとして登録したうえでチャットできる)のコンテキスト200kもあるのか! しかし、1つのファイルの容量は30MB以内と。覚えておこう。
Claudeの新機能 Project(各種ファイルをナレッジとして登録したうえでチャットできる)のコンテキスト200kもあるのか!
— 🏳だいや🏳-AIハンズオン兄さん (@flowphantom) June 25, 2024
しかし、1つのファイルの容量は30MB以内と。覚えておこう。 https://t.co/WV51uiK25l pic.twitter.com/pK013zTfcd
1つのファイルの容量は30M上限
200k、つまりトークンの上限は20万
これを見ると、GPTsの方がものすごい気がするんですけど。
GPTsは、1つのファイル最大500M越えで、200万トークンまでと書かれていたので、ほんとかなと思うくらい。
GPTsに関する記事はかなりあって、書かれていることが時期によって当然バラバラ。今、実際どのくらいできるのか把握しづらい。
Claude3.5は6月に出て、11月現在あまり情報がなく、これも把握しづらい。(公式見に行ってもよくわからなかった)
ここ見とけ!というような記事がわからないので、使いながら確認するしかない。
とは言え、課金ユーザーになってから、このKnowledgeファイルが扱えるProjectsが使えるようになったのはありがたいです。