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Claudeに課金したので、気づいたことを書いていく3 ~「本を書くProjects」で理解する

Claudeに課金したので、無課金との違いやChatGPTとの違いなどについて気づいたことをあれこれ書いています。

Claudeの課金ユーザーには。ChatGPTのGPTsと似た機能のProjegtsが開放されます。

GPTsでは、「専用チャットボット」と言われることがよくあって、用途別にプロンプトを置いておいて、必要なときに呼び出して一発で生成、という使い方をイメージしていました。

その専用チャットボットと似た機能であるClaudeのProjectsには、「プロジェクト」という名前がついています。
専用チャットボットというイメージではありません。
なんてそんな名前がついているのかなと思っていたのですが、昨日少しずつ分かってきました。

それは、プロジェクトごとにチャットルームを作るというイメージなんだということです。


まさに「プロジェクト」

私達は、何かに取り組む時、それを意識するかしないかにかかわらず何らかのプロジェクトを組み立てています。

◯◯のレポート作成プロジェクト
■■の本の出版プロジェクト

このプロジェクトの中で、達成のためのロードマップを作り、タスクを洗い出して優先順位を作り、日々取り組んでいきます。

また、必要な書類を「ナレッジ」として集め、読み込み、プロジェクトの達成のために活用します。


ClaudeのProjectsは、まさにそういうイメージなのでした。


◯◯電子書籍出版Projects

イメージがはっきりしたので、1つのProjectsをつくりました。

左上のメニューから「Projects」をクリック。
右上の「Create Projects」をクリック。

Projectsのタイトルと、何をするのかを書きます。
ここでは「◯◯ほんの出版のためのリソースとロードマップ、原稿の生成」としました。

クリックするとプロジェクトの開始となります。
この窓で、Claudeとチャットをしながら、本の原稿を書いていくという形になります。

必要なリソースを読み込ませる

右上に「+Add Content」とありますので、そこをクリックしてプロジェクト達成に必要なナレッジを読み込ませていきます。

ここでは、◯◯についての本を書くのに必要な知識や考え方などをどんどん放り込んでいきます。

デバイスに保存してあるテキストやPDFをアップロードするのか、テキストとして貼り付けるのかを選びます。

PDF化されたものを読み込むほうがトークンの使用が少なくなるのではと思っていますが、こんかいはテキストで読み込みました。

今回は、ネットにある情報を探してこれだけ放り込んでみました。

上の青色のバーで、このProjectsに読み込めるナレッジの容量をどれだけ使ったか可視化されています。
実際にはどれだけ保存できるのかわかりませんが、それがわからなくても目分量でわかるのは良いと思います。

プロンプトなどをしまっておく

ここにプロンプトなどを仕込んでおきます。
ここに入れたプロンプトが発動して、ある程度自動的に、たとえばブログを書いたり、書いた文章を遂行したりなどをしてくれるわけです。

今回は、このProjectsと対話しながが本の原稿を作っていこうと考えたので、とくにプロンプト入れていませんが、次のようなことを入れておくと有効かと思いました。

【制約事項】

  • 口語は使わない

  • 一度に2000文字は出力する

  • 箇条書きを書いたら、それぞれを小見出しにしてひとつひとつ解説をいれる

ほかにも対話の中で毎回Claudeにいうことがあれば、こちらに入れておくと良いと思います。

「Projects」という名前はイメージしやすい

以上のようにして、「◯◯出版プロジェクト」というProjectsでは、「一冊の本をつくりあげるためのデータ収集から原稿の生成、遂行まで」を「Claudeと協働」してつくりあげるものという認識で行いました。

この本については、リソース集めから、原稿の生成、Wordでに移して全体を俯瞰するところまで含めて2時間かからずにできました。
現在、Wordで編集作業を始めたところです。


GPTsの「専用チャットボット」では、毎回それを呼び出しながら1つのタスクを行っていましたが、Claudeの「Projects」では、一度では終わらないプロジェクトを段階を追いながら進めていくのだというイメージを持ちました。

Projectsを開くと、過去のやり取りが履歴として残っているのもいいなと思います。

これは、チームでプロジェクトを遂行していく際にも大事なことですね。

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