【3歳馬レース振り返り】激闘のオンパレード、世間は春天だけどこっちも熱いぞ!【5月1周目】
こんにちは、ヨシダンチです。
5月1周目は天皇賞でしたが、やはり3歳馬から目を離せない私は天皇賞を見送り、3歳馬のレースにひたすら注目する週末でした。
では、今回も私イチオシの3歳馬のレースをまとめていきます。
https://jra.jp/JRADB/accessS.html
↑気になったレースはJRAのサイトのレースアーカイブから確認してみてください。
池添マジックか、はたまた実力を真に発揮したか!
土曜東京4R・プライズルーム(池添謙一)
デビューは昨年の11月だが、その次にが今年の2月20日の未勝利戦、そして3戦目が今回の未勝利戦という2ヶ月半ぶりの3戦目というプライズルーム。
今まで2戦は掲示板にも乗れなかった馬ですが、ペースタイムや上がりのタイムは上場で、7番人気ではあったものの勝てる馬ではあると思いました。
そんなプライズルーム、1枠1番の出走ですがスタート直後後方に待機、前方の馬群の最高峰の11番手をキープして最終コーナーへ。そのコーナーを抜け直線に入ったところで、前方に誰も居ない開けた外側へ進出。今までのレースでも見せてた強い脚を活かし、11着から長い東京の直線で前の馬を全て差し切っての1着。マーベラス・・・・。
ちなみにプライズルーム、単勝100円だけ買いました。31.1倍でしたが、これを当てても自分はこの週の回収率は5割でした、たぶん馬券買うの下手くそっすね。
ムチに応えた大激走、ロングスパートで掴んだ1着。
土曜阪神9R(矢車賞)・ハギノピリナ(藤懸貴志)
3枠3番出走のハギノピリナ、スタートから抑えてのレース。当初は最後方からのレース展開の直線勝負・・・・・・と思わせて、まさかの直線侵入と同時に外から一気に前方へ、最後尾11着から3着まで進出していきました。
最終コーナー手前でちょっと馬がペースを落とすものの、そこで藤懸騎手がムチを入れて垂れるのを我慢させる。馬もそれに応えて直線手前まで一切好位置から動くこと無くレースを運び、勝負の直線へ入った。
流石にここからもう一伸びは難しいかと思いきや、直線の入り口からスパートをかけてハナを掴むとそれをずっと最後まで譲らず気合でゴール、しかもゴール前で強い末脚を見せるおまけ付き。同じく好位置から差し切ろうと伸びてきたハッピーオーサム(岩田望来)とマジカルステージ(武豊)をギリギリで交わしました。
こんなの絶対持たないだろ~~~って思ってみてましたが、最後の粘りがすごかったです。勝負根性Aですねこれは。
爆発的伸び脚!!!
土曜新潟6R・イクスプロージョン(西村淳也)
未勝利戦6回目の挑戦でついに勝率を掴んだイクスプロージョン、今までデムーロ騎手や松山弘平騎手を迎えてレースをしていたものの、2着や3着と惜しいレースが続きました。今回も先行馬群の外目の4番手につき、直線に入ってから脚を使って先頭に行き、そのままぶっちぎってのゴール。圧巻でした。今までのレースが惜しいレースだっただけに、今後のレースにも注目して行きたくなりました。
遅れて出てきたニュースター!!情熱の差し脚!!
日曜東京11RスイートピーS・タガノパッション(岩田望来)
G2勝利馬のエリザベスタワー・勝利こそ遠のいているものの掲示板入りは常に硬いアラビアンナイト、そのような強敵を全く突き放しての1着を掴み取ったのはタガノパッション、2着のアラビアンナイトとは2馬身差の圧勝。前回までの騎乗は岩田康誠騎手でしたが、今回は岩田望来騎手。親から子に移り変わった乗騎は安定した勝ち筋でした。
スイートピーの勝馬はそのままオークスへ出走するのですが、きっとこのタガノパッションも出ることでしょう。また去年の勝馬であるデゼルは今年のサンスポ杯阪神牝馬(G2)を勝利、一昨年の勝馬のカレンブーケドールは今年の春の天皇賞を3着と実績を残してきています、それに続く活躍をオークスだけを見るのではなく、その先までを楽しみに出来る馬だと思います。上がりのタイムも中々ですしね。
また、岩田望来騎手って・・・良くないですか?とにかく、最後の直線の差す場面のコース取りとタイミングが絶妙だと思います。2000年生まれの今月末で21ですよ、もう私の競馬は岩田望来選手と共に歩んでいくのかもしれませんね!
ちなみに、1番人気のエリザベスタワーですが・・・・・・・・チューリップ賞を思い出しました。
これが技か、一瞬のコース選択に一切の無駄無し!
日曜阪神4R・サツキハピネス(幸英明)
このレースは最後の200mからの幸英明騎手の判断に目を向けました。先行グループ後方6番手につき、コーナーも内側をしっかりついてのレース展開。序盤はスローペースでしたが、中盤以降は平均ペースで流れていきました。そして最終コーナーを抜けて最後の直線、駆け込んできた先行グループでしたが、サツキハピネスは左右と前を馬に囲まれてしまっている状態に。しかもその状態が長い阪神の直線の残り200mまで変わること無く続いてしまう。このまま抜けれずに終わるかと思いきや、前方内側に隙間が・・・発生したと同時に待ってましたと言わんばかりに、馬をグイッと内側に向けてそこからスパート!結果的にはレシャバール(川田将雅)との同着の1着でしたが、厳しい展開から勝ちを見出した幸英明騎手とそれに応えたサツキハピネスには拍手でしょう。
今週の私が取り上げるレースは上記の5レースでしたが、今週は特に熱いレースが多かったです。ルメール騎手と4度目の未勝利戦挑戦で初勝利を飾ったプレミアエンブレム(土曜東京5R)。ダービーへの道となった青葉賞(土曜東京11R)を掴んだ2頭の、最終局面の人馬一体のせめぎあい。ワンダフルタウンは和田竜二騎手が、キングストンボーイにはルメール騎手が一本でここまで乗ってきました。ダービーでどうなるかは分かりませんが、今まで乗り続けてきたからこそのレースだったと思います。また、8度目の挑戦でついに飾った初勝利のヤマニンデンファレ、彼の母馬は中央未勝利で地方に移籍した経緯がある馬なのでこれもまたドラマが有りました。そして5頭横並びの大激戦となった日曜阪神5Rも見逃せません。
とにかく、G1レースも熱いけど!!それに劣らないくらい平場のレースも面白いです!!私はそれを伝えたい!!!!今後ともよろしくおねがいします。
2歳馬戦が本格化するまでは、3歳馬のレースを中心に見ていきたいと思います。
ではでは。
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